京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ほっと一息

2012-08-01 23:06:04 | ギャラリー
毎夏恒例、八ヶ岳倶楽部での流郷由紀子展に行ってきました。

              
              八ヶ岳倶楽部の緑滴る林の中のギャラリー、ゆったりと
              開放的なステージが気持ちいい。

        
        流郷さんはリンゴとバラと野の花の作家、布には色美しい花たちを大胆に描くけれど、
        器には藍色しか使わない。藍色のリンゴが私は好き。

              
              展示テーブルには野の花や木が自然のままに活けられて
              藍色の器の花とよく調和している。

        
        流郷さんは、中国の奥地に原種のバラを尋ねて行ったり、青森のリンゴ園に住み込んで
        リンゴの花や実を描いたり、現在は八ヶ岳高原に住まいを定めて自然をまるごと体感。
        緻密なスケッチの上の自由さがステキなところ。

              
              ギャラリーは高原の薫風が吹きわたり、昨日までの東京の暑さが
              夢のような爽やかさ。

        
        ギャラリーの屋根の上にも草木が生い茂り、涼しさを贈ってくれる。
        (けっこう、お手入れは大変なんだそうです)

              
              ギャラリーから倶楽部に続く林の中の小道、オーナーである
              俳優の柳生博さんが自ら枕木を並べた道です。

        
        博さんのご子息の真吾さんは園芸家、NHKなどで園芸指導をしていますネ。
        珍しい花や草木も販売されていて、栽培方法なども教えてもらえます。
       
        今回求めたのはバラの角皿と野ぶどうのそば猪口、そして美味しい緑の空気でした。
        たった一日だけど深呼吸。