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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

箱根

2008-04-04 22:07:03 | 小さな旅
昨日の遠出。目的は箱根。

            
            「箱根ガラスの森」でベニスの雰囲気を味わう
            

        
        ガラスの木。写真には写らないけれど、小さな
        ガラス玉が日に照らされてキラキラ
        (ホンモノの木ではないですよ)

        
        山のホテルの「つつじの茶屋」でランチ。
        山のホテルは芦ノ湖畔、岩崎男爵の別邸でした。
        4万5千坪の庭には30種3000株のツツジが
        植えられ、5月の花の時期はそれは見事です。







箱根はまだ春のはじまり。フレッシュな空気を吸って
美しい花を見たらやっぱり美味しいものが食べたくなります。

        

        
        オナカも満足したら湖畔の庭を散策。
        芦ノ湖を渡る風は確かな優しい春でした。
        箱根の桜の蕾も紅色、桜のベールに包まれるのも
        そんなに遠いことではないでしょう。


誕生日の鎌倉

2008-01-21 22:38:12 | 小さな旅
せっかく鎌倉まで出かけたのですから少し見物も。

        
        鎌倉五山の筆頭・建長寺の三門。
        さすが大きなお寺、でも何度も焼失し、
        大部分が今はないのだそうです。

        
        方丈の庭園。寒々としていますが、花の
        季節は美しいそうです。


長谷の力餅家。昔のままの風格ある店。


鎌倉権五郎景政とい武士の武勇伝を伝え偲んで
力餅を作り土産としていると由緒に書いてありました。

        
        力餅家から一挙に時代が飛んで
        ここはニースかカンヌ

        
        葉山の高台に建つ、「葉山ホテル音羽の森」
        お天気が良ければ夕日が美しいそうです
        海を眺めながらお茶 オナカいっぱいで
        ケーキは目だけでいただきました。
        さすがに寒くてデッキには出られません…毛布に
        包まってデッキで粋がっている若者が
        おしゃれは我慢

        
        ご近所の友人からハッピーブーケ
        
        私、ン十年前の1月21日、大寒の日に産声をあげました


軽井沢の秋

2007-11-17 22:33:14 | 小さな旅
赤い葉、赤い実、軽井沢の秋は鮮やか




ソヨゴでしょうか。
ソヨゴはモチノキ科、アカマツの林の中に多く
見られるという。雌雄異株で、実の数が少ない
ので、目立たないそうです。見~付けた

        
        
        
        ニシキギ
        まさに、真っ赤な糸で織った錦の衣を纏う。
        葉が枯れ落ちても小さな実が頑張っていること
        自然のドライフラワーアート




イチイ
イチイ科、別名はアララギ。北海道ではオンコと教えて
貰いました。オンコはアイヌ語だそうです。
懐かしい、可愛い実

        
        ドウダンツツジは朱色の輝きが
        目に沁みるようでした。


山道ではススキのほんわりほけた穂が山の秋風に
身震いしているかのよう、寄る辺なさげにうな垂れて…

        
        でも、軽井沢の街はメイン道路のグリーンベルトに
        クリスマス・ツリーが並んで、営業している店は
        華やかに飾りつけられていました。


コテッジ415

2007-11-16 21:58:51 | 小さな旅
からまつの林の中のカフェ「コテッジ415」でランチ

        
        「コテッジ415」は中軽井沢の静かな別荘地に
        ある生活雑貨を扱うショップとおしゃれなカフェ

           
           11月25日から春までクローズ
           長い冬休みです。

        
        朝晩はもうストーブをたくのでしょうね。
        薪の火がパチパチとはぜる優しいさに暖まってみたい。


ふわふわオムレツ              ニース風サラダ&パン


デザートはオーナー手作りのケーキ。キャラメルアップルタルトとマロントライフル
甘さ控えめでさっぱり。パクパクっと食べられてしまいます。

        
        高原の秋の陽を浴び枯野色の世界を眺めながら
        のんびりランチ。琥珀色した紅茶が心を温めて
        くれるから話すことばも穏やかになる

        何かに追われているような日々の暮らし
        時には必要です、こういう静かに流れる時が
                       

からまつの林を過ぎて

2007-11-15 22:30:16 | 小さな旅
からまつを しみじみと見き
からまつは さびしかりけり
旅ゆくは さびしかりけり    北原白秋

        
        軽井沢に行ってきました。
        落葉松の葉が陽を浴びてキラキラ散るところが
        見たかったのに…ちょっと遅かったようです


軽井沢南インターを降りて、浅間プリンスのそばから眺めた
浅間山。もう雪をかぶっています。

        
        とある別荘の庭の紅葉。
        ひろっ ふう~


雲場の池のまわりをゆっくり散策
ドウダンツツジが真っ赤に紅葉して、鏡のような池の表を
赤く染めていました。

        
        山の木々は黄色の葉を舞い散らせていましたが、
        里のモミジは今が紅葉真っ盛りです


夏はティールームの席を待って長蛇の列だった万平ホテルも
今はひっそり。ゆっくりお茶を飲んで売店を見て、
特製ドレッシングをお買い上げ

        
        からまつの 林をいでて
        からまつの 林にいりぬ
        からまつの 林にいりて
        また細く 道はつづけり    

        青い空に突き刺さるようなからまつが好き
        人がいなくなった軽井沢はのんびり静か。
        ピンとする秋の日差しの中で深呼吸をしてきました。 


秩父の秋

2007-10-30 22:19:18 | 小さな旅
秩父に出かけました。
山の木々は黄色やオレンジ色に色づき始め、稲刈りの済んだ田んぼの
あぜではススキの穂がホワホワほけて、確かな秋を感じてきました。
  
        
        くさぎが藍色の実を結んでいました。


赤紫の花びらのように見えるのはガク。
薄ピンクの花がしぼむとガクが星型に開いて赤くなっていきます。

        
        クサギは葉をもむと臭いので付けられた名で、
        その名ゆえ嫌われがちですが、花は甘い香りがします。
        染料としても使われます。

        クサギの赤紫と黒青の実が山道を覆っていました。
        花の時期なら甘い香りに包まれることでしょう。



秩父はそばの名所、昼食は勿論そばです。
(なんちゃって、ほんとは日本家屋のフレンチレストランでランチ
のはずだったのですが、予約を入れた段階で本日貸切でアウト
だったのですがっくり、ショボンです)

 
そば定食だって美味しかったもんネ

 
そば粉で作ったケーキのデザートつき。
チーズケーキと森の木の実のケーキ。ちょっと重たいスポンジでした。

        
        コスモス揺れて、山里の秋はやっぱりいいですね。
       

はんだ山車まつり

2007-10-06 23:51:22 | 小さな旅
愛知県半田市の山車まつりに行ってきました。

朝5時に家を出発 家に帰り着いたのは午前0時
ただ今、日付が変わってしまいました。

         
         5年に一度、31台の山車が勢揃い。壮観


各地区から集合会場まで、市中を引いて行きます。
この山車は「福神車」といい弘化3年(1846年)に作られたもの。
大正時代に改修されていますが、七福神などの彫刻が見事。
脇に垂らした赤い幕(大幕)の上の部分を水引というみたいですが
この山車の水引は松に鷹の刺繍です。
追幕は緋羅紗に花鳥の刺繍

         
         ここが、山車が続々と終結する「さくら会場」
         一席6000円の桟敷席が正面に作られています。


亀崎地区の「青龍車」
獏の彫刻も彫られているとか。水引は朱雀。
紺地の大幕はめずらしい。重厚な感じ。

         
         「旭車」
         大幕は緋羅紗地に豪華に刺繍されているのは
         当地出身の新見南吉の童話のイメージ。

         山車の上段の後にかけられた幕を追幕という。
         この山車の追幕は奥という文字に波の刺繍
 

「花王車」
水引は鶴の刺繍、追幕は緋羅紗地に大湯組の文字。
本子車とこの花王車は昭和の作。

         
         「護王車」
         「護王の夢物語」の彫刻にちなんで「護王車」と名づけられて
         いるが、その他にも多数の彫刻が施されている。
         水引は鶴の群舞の刺繍。追幕は五色の几帳。


31台が勢揃い。これから、立ち入り禁止の縄がはずされます。
そばまで近づい見ることができます。

         
         パンフレットを片手に一台一台確認…
         なんて余裕はありません。
         何万人の人が集まったのでしょうか、
         カメラを構えるだけでも大変。


圧巻です。水引や大幕、追幕の刺繍も豪華ながら
前棚に飾られた人形やからくりも素晴らしいものです。


         
         間近でよくよく見たかったのがこの南吉の童話の刺繍
         牛は「牛をつないだ椿の木」かな。「おじいさんのランプ」
         勿論「ごんぎつね」もあります。
         華麗ながらかわいい


勢揃いした山車が2回に分かれてからくりが披露されます。
その後解散、山車は夜の集合場所2箇所に分かれて移動します。

         
         名鉄知多半田駅前。6台の山車が集まり
         またからくりを披露します。


その後、提灯の取り付け。中はろうそくでした。
脚立に乗って差し出される提灯を一本づつ取り
付ける作業も大変そう。
      
         
         ろうそくの灯が風にゆらゆら、
         幻想的な山車となりました。
       

彼岸花再会

2007-09-28 22:16:03 | 小さな旅
今年も彼岸花を見に行ってきました

           
           埼玉県高麗の巾着田。
           地を紅に覆う彼岸花の群れは圧巻
           この看板は去年はなかったと思うけど…

        
        ヒガンバナ:ヒガンバナ科中国原産。
        日本には有史以前に渡来していたらしい。


別名は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。梵語で「天上に咲く赤い花」と
いう意味。英語でRed spider lily(赤い蜘蛛の百合)というのが面白い。

        
        白い彼岸花はショウキズイセンとの交雑種ということだ。
        赤い絨毯の中に白い一点はスパイスのように一味添える。


彼岸花は秋の彼岸の頃に咲くのでつけられた名ですが、
地方によって多くの名前を持っています。
多くはあまりいいイメージの名ではありません。

        
        複雑に見える花ですが、花茎の上には通常6個の
        花が付きます。リボン状の花弁は6枚。雌しべが
        1本、雄しべが6本、ともに睫毛のように同じ
        方向に反り返っています。


花が咲いている時は葉はありません。
花が終わると細い水仙と同じような葉が出てきます。
葉と花はお互いを見ることはないので、
「葉見ず花見ず」と言われています。

        
        今年は暑かったので、開花が少し遅れたようです。
        人気が出てきているのか、誰の陰謀か、年々見物の
        人出が多くなっています。
        今年は駐車場がひろ~くなって、食べ物やお土産の
        売店がものすご~く多くなっているのにびっくり
        8時30分には巾着田に着いたのにもう結構な人が
        出ていました。観光バスも続々…

        田んぼのあぜ道を鮮やかに赤く染めながら、
        誰に媚びることなくひっそりとある彼岸花の
        イメージがホントの彼岸花の姿かなあと思いつつ
        巾着田を後にしました。

        時間のある方→去年の巾着田の彼岸花も見てネ
                

熱暑の東京を脱出

2007-08-24 23:18:19 | 小さな旅
明日も猛暑という予報を聞いて、夜中に突然高原に行こうということに

        
        蓼科から車山へ。
        日差しは強かったけれど、風の涼しいこと。
        高原では秋が始まっていました。


車山から霧が峰へ、ビーナスラインは360°のパノラマ。
繚乱の秋草が目を楽しませてくれました

        
        大好きなヤナギランが群生。
        抜けるような青空とぽっかり浮かんだ雲との
        コントラストが絵葉書のよう


ヤナギラン:アカバナ科
葉が柳に似て、花が蘭に似ているから名づけられた。

高原に群生する赤紫の花畑は華やかで壮観。

        
        八島湿原で一休み。広々と風が渡って気持ちいいこと。


花や草をカメラに収めながら、木道を歩いてきました。

        
        「風立ちぬ」の舞台、富士見高原を抜けて清里へ。
        また、清泉寮でソフトクリームを食べて日が沈んでから帰路へ。
        八ヶ岳高原大橋を渡って長坂ICから中央高速道に乗りました。

2週間前とは違っていました。確かな秋が来ています。
  空も空気も益々澄んで、熱中症になるかと思われた身も心も
  クールダウンしました。この風、持って帰りたかった…

  明日も東京は35度を越えるそうです


紫陽花ハイキング

2007-06-27 21:57:09 | 小さな旅
高幡不動の紫陽花を見に行ってきました。

蛇足ながら高幡不動は高幡山金剛寺というのだそうですね。
初めて知りました。
    
        
        今日はカンカン照り
        紫陽花はぐったりかもと思いつつ
        出かけてみれば…


なんの、なんの
裏山の斜面一体に植えられた紫陽花は高い木々が
陽を程よくさえぎってくれ、湿気ムンムン、紫陽花イキイキ

        
        散策路(ハイキングコースというべき)が
        つけられ、紫陽花を掻き分け、潜り抜け、色とりどりの花が
        堪能できます。





        
        アジサイ:ユキノシタ科
        原産は日本です
        七変化と呼ばれるが、「四葩(よひら)」という
        やさしい名前も持っている。


学名のハイドランジアは水の容器という意味。
雨の季節にイキイキと美しく咲くから。

        
        山アジサイの「美方八重」
        アジサイとは思えない素朴で可憐





        
        花びらのように見えるのはガク。
        真ん中のポツンと付いているのが花。
        大きな藍=愛にガードされた花なのですね。


真ん中のプチプチさいているのも花。
ガクアジサイは城壁に守られた村といったところでしょうか。

        
        幕末から明治にかけて日本に来た西洋人に好まれた
        紫陽花は欧米に渡り、改良されました。
        華やかに変身して日本に逆輸入され、こんなにも
        たくさんの兄弟ができたのです。

        こ一時間ほどアップダウンの紫陽花道を歩いて
        紫陽花につつまれてきたので、どれも捨てがたく
        こんなに沢山UPしてしまいました。
        これでも選んだのです