佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

先付けとさざえと牡蠣と海老しんじょ(みなみ旅館)    投稿者:佐渡の翼

2008年12月23日 06時05分54秒 | 佐渡のお宿評価
いよいよお楽しみの夕食である。お料理は全て部屋まで運んでくれた。先付けは、小さなばいがい、烏賊の塩辛、銀杏のから揚げ。烏賊の塩辛は臭みを抑えた極上の一品。銀杏もほっこりとして美味しい!さざえは、エスカルゴ風仕立てとか。旅館の割には創意工夫を凝らしている。オリーブ油を混ぜて煮立てたさざえの上にガーリックトースト風のパン粉を乗せて焼いたような感じだ。どこの旅館でも出てくるサザエの壷焼きとは一味も二味も違うお料理だった。みなみ旅館さん、なかなかやるわい!そして、画像1が牡蠣の素焼き(もとやき)!女将さんに「素(もと)」の意味を尋ねたら、「色々な味になる素が入っとるんよ」と言った。牡蠣に椎茸とえのきを混ぜ、この素を上に塗って焼き上げた一品。みなみ旅館さんのオリジナルで名物料理だという。筆者の舌で知りえた「素」とは、マヨネーズっぽい物、胡椒、味噌であった。それ以外の素の内容は企業秘密だそうだ。とにかくこれは文句なく美味しかった。

椀物は甘海老のしんじょ。これは、甘エビを30匹使用して作ったという手間隙のかかった一品。つなぎに卵と山芋を混ぜてはいるが、通常のしんじょを作製する時に使われる白身の魚は入れていないという。そしてしんじょを一度揚げてから、鰹と昆布でとったダシ汁に入れてあった。食べてみたら、しんじょもダシ汁もミシュランで星付きの本格的な日本料理屋のレベルに達していた。筆者はみなみ旅館さんの食のレベルはかなり高いとみた!

みなみ旅館さんの快適度     投稿者:佐渡の翼

2008年12月22日 06時08分45秒 | 佐渡のお宿評価
みなみ旅館には、午後6時頃に到着。くだんの女将さんが出迎えてくれた。和室10室は全て2階にあった。1階は食事用の大広間、厨房、フロント、大浴場で構成されていた。全室、民宿並みにバストイレは共用であった。しかし、館内はほどよく暖房が効いているため、トイレが部屋の外にあってもさして不便を感じなかったし、トイレはウオシュレット完備であったので不満は感じなかった。部屋は10畳の和室で広い!暖房用エアコンが作動し部屋はほどよく暖められていた。窓からは両津湾の綺麗な夜景が見える。女将さんが、「昨日までは時化てたから、時化を避ける船が沖合いに避難して航行灯を照らすので、まるで銀座の夜景のようでしたよ」と言った。そして、灯台のように煌煌と光り輝く一点を指差しながら、「ほらご覧、海が凪いだので今日はイカ釣り船が一艘沖に出ているよ」と続けた。

食事の前に大浴場に行ってみた。ナトリウム塩化物泉の天然温泉かけ流しで、加水、加温、循環等は一切していない。かもめ荘と全く同じだ!湯に入ってみたら、肌がつるつるに成りそうなほど柔らかい温泉だった。そしてかすかに鉄分の匂いがした。住吉温泉の潤沢な源泉を利用した本物のかけ流しの温泉だ!快適度は


もっと消費を!      投稿者:街角ウオッチャー

2008年12月21日 08時48分20秒 | その他
マスメデイアが、やれ「不況だ」「景気の悪化が著しい」「解雇者続出」などと連日のように盛んに不況風を煽っている。確かに都心の繁華街を歩いていると、百貨店の客足は鈍っているようだし、来店客数が同じでも落とす金の額は減っているのかもしれない。景気と言うものは心理的な要因に左右される。景気が悪いから財布の紐を締めて節約に努めようと、皆が昭和天皇が病気を患っていた時のように一斉に自粛し始めたから、よけいに心理的な景況感が悪化した。

どこかのニュースキャスターがこう言っていた、「日本経済は米国ほど悪いわけじゃない。ただマスメデイアが騒いでいるから、その気になってしまうだけで、本当に不況なのか?」と。するとコメンテーターが「今はまだ序の口、この不況と言う大寒波は、来年の春や夏にも吹き荒れる。ソニーが正規社員の首切りに手を付けた。来年の実体経済はもっと悪くなりますよ」と答えた。佐渡市の朱鷺めき共通商品券は18日の発行当日に、用意した10,000セットのうち半分が売れたと言う。19日の段階で残りが約2,000セット。恐らく今日あたりは完売になっているであろう。このプレミアム付き商品券人気も不況のためだろうが、「お金と言うものは使わなければ貯まらないのだ」。一見逆説的のようだが、言いえて妙だと思う。金は天下の回り物。佐渡市長がホームページでこう言っていた、「あまり全国的に不景気という報道などに惑わされず、今までどおりの生活をしていただくことが重要です。消費があることによって、お店が生きていける。経済というのはお互いに循環しているものです」と。誠にもってそのとおりである。さて、筆者もこれから街に出て派手にお金を使って景気が上向くように貢献するとしようか。「巣篭もり」が年末のキーワードなどと称して、自宅でネットでの書き込みにいそしむ連中を尻目に。

佐渡にもユニクロを    投稿者:佐渡の翼

2008年12月21日 07時00分06秒 | 佐渡観光に関するアイデア
筆者は数年前に、佐渡でほかほか亭(現在はホットモットに改称)が大繁盛していると聞いて腰を抜かした事があった。都会なら、それこそ石を投げれば当たるくらいの距離の範囲内に、この手の弁当屋が密集しているので珍しくも何ともない。主に中流以下の所得層や肉体労働者などが顧客の中心のような印象を受ける。そうしたお店が佐渡で流行る理由は何かを質したら、「佐渡にはこの手のお店がないからさ」とのお返事。ふーむ、そこで考えた。両津の南埠頭ビルの最西端の南北4区画を佐渡市が借り上げ、ここにスターバックス、ケンタッキーフライドチキン、ユニクロの3店舗を誘致する構想だ。残りの1区画は佐渡限定の特産品を販売する「ほんまもん市場」の常設場所とする。この3店舗は佐渡島民の憧れの店舗ではないだろうか?新潟に渡った島民の多くが、お土産にと、ケンタのフライドチキンを持ち帰るのは、都会人が、行列してようやく手に入れた「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を持ち帰る時の気分に似ていなくもない。スターバックスができれば、佐渡のお洒落な女の子が、カフェラテを飲み、i-podで音楽を聴きながら、携帯メールをチェックする姿が目に浮かぶ。混雑してくれば当然相席になる。素敵な男の子が真向かいにでも座ろうものなら、自然に恋が芽生えたりして。。。そんな想像もしてみたくなる。ユニクロに至っては、都会ではゴミ袋にしかならない、ユニクロのロゴ入りのビニール袋に手回り品を詰め込み、それを大事そうにそして誇らしげに脇に抱えながらジェットフォイルから降りていく佐渡のおじさんを見た事がある。まるで使い込んで破れんばかりのルィヴイトンのロゴ入りの手提げ紙袋に化粧品を詰め込み、そしてそれを大事そうに膝の上に乗せて、電車で通勤する丸の内のOLのように。何ともいじましい限りだ。確かにユニクロは、ブームが去り一時期は株価も下がったが、この不況下にも関わらず、逆に株価は右肩上がりで上昇を続けているのだと言う。安くて良質な衣料品が節約傾向の強い昨今の消費者に人気をよんでいるのであろう。もしユニクロが佐渡に出現したら、しまむら、ワークマン、アメリカ屋などに飽き飽きした、お洒落さんが殺到するかもしれない。

勿論、この3店舗が採算を見越して自発的に進出してくるわけがない。彼らに採算が見込める最低売上高を提示してもらい、もし売り上げがそれを下回る場合は、市が赤字分を補填する制度を設けるのだ。商売が軌道に乗り、利益が出るようになれば、売り上げの何割かを佐渡市に支払う制度にすればよい。そうすれば佐渡市も儲かるだろう。これを市長選の公約にしたら若年層の投票率アップにつながるのではと考えるのは、気の早い初夢だ。


みなみ旅館さん(佐渡両津)    投稿者:佐渡の翼

2008年12月21日 06時03分26秒 | 佐渡のお宿評価
2008年11月下旬のとある日に、佐渡両津の住吉温泉「みなみ旅館」さんに宿泊した。全10室のこじんまりとした旅館である。相川の「道遊」さん同様、予約率が高いらしく、夏場は3ヶ月前に予約しても満室だった。しかし、さすがにオフシーズンともなると、事情は違うようで、1ヶ月前の予約でも、充分に部屋が確保できた。予約時には女将さんが電話口にお出になった。当方が、11月下旬の宿泊希望であることを告げたら、「11月下旬はねえー、海が時化ますよー」と、まるで「そんな初冬の海の荒れる頃に佐渡へ来るのはやめな、悪い事は言わない、来るんだったら10月までにしときなよ」とでも言いたげなニュアンスが伝わってきた。当方が「海が荒れようが何しようが、船が出さえすればとにかく行くんだから」と強い決意を伝えたら、女将さんは「おほほー」と笑った。筆者は一泊2食15,000円という一番高いコースを予約した。

みなみ旅館のホームページを見たら、冬の夕食のお料理の見本が掲載されていた。9品ほど出てくるようだ。見ると、お料理の写真の下方に、「この旅館は佐渡島内でも数少ない市場の仲買の権利を持つ宿であり、冷凍物や既製品を使わず地元産の旬の物を使用している。そのため、揚がる魚や仕入れ状況の変化により、料理内容が変更になることがある。その点をご了承頂きたい」という趣旨の文言が書かれてあった。この文言が本当ならば、地産地消の鑑のような立派な旅館だ!

宿泊の1週間前に、「9品では多すぎるので、天麩羅と焼き魚は不要です」と伝える電話をかけた。更に「焼き牡蠣は焼きたて、つまり熱々を出して下さいね」とお願いしたら、電話にでた当主らしきお方は、当方の依頼の意味がよく飲み込めなかったらしく、5秒ほどの沈黙が流れた後、「ええ、勿論焼きたてをお出ししますよ」と答えた。きっと、「焼き牡蠣は焼きたてを出すのが当たり前」と考える当主には、わざわざ「焼きたてを出してくれ」と依頼する電話をかけてくる客の意図が理解できなかったのであろう。次いで、「冷たい物は冷たいままに、温かいお料理は温かいうちに出して頂けますか」と、一流旅館ならば極当たり前の対応を念押ししてみたら、「ええ、常にそのように心がけてお料理をお出ししています」と、当主はすかさずお答えになった。「何故そのような当たり前の事をわざわざ電話で確認してくるのだろうか?」、そう訝る当主の顔が電話の向こうに透けて見えた。恐らく、このご当主様は、「みなみ旅館」に於いては当たり前のサービスが、佐渡の大規模ホテルや大型旅館では、きちんと行われていない現実がある事にまで思いが及ばなかったのかもしれないし、過去にその種の依頼を受けた事が無かったのかもしれない。


尖閣荘のお料理は★★★    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月20日 06時16分13秒 | 佐渡のお宿評価
朝食は午前7時に1階の食堂に用意してくれていた。昨日は7室のうち4室が埋まっていたようだ。食堂に置かれたテレビからは、昨今の世界的な株安を伝えるニュースが流れていた。これを見た宿のおばちゃんが、「株を持っているお金持ちは大変ですね。私達下々の者には関係ありませんが」とつぶやいた。

かれいの一夜干しと玉子焼きは地元のおばちゃん達が焼いたもの。勿論、焼きたてを出してくれた。素朴な味だがいずれもとても美味しかった。早助屋製のいごねり、あらめの煮物、佐渡豆腐、めかぶの味噌汁まで全て地の物だ。そして佐渡産こしひかりの新米。適度な粘り気があって極上の美味さ!定番の烏賊さしは出てこなかったが、充分に満足できる味とボリュームだった。調査員の評価は勿論★★★です。国民宿舎は1泊2食7,000円という安さだが、今回のバストイレ付きの部屋の1泊朝食付きのお値段は8,400円。主に地元のおばさん達とおねーさん達が切り盛りしている温かく素朴な宿だった。

尖閣荘の快適度  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月19日 06時48分49秒 | 佐渡のお宿評価
秋のとある日、外海府の名勝、尖閣湾の近くにある「尖閣荘」に宿泊した。この宿泊施設には、国民宿舎部門と旅館部門がある。フロントを挟む格好で、向かって右側が料金の安い国民宿舎、左側の木造モルタル2階建ての建物が旅館部門(全7室)である。旅館の1階は2部門共通の食堂になっていて、二階の7室が旅館という構造だ。このうち2室だけがバストイレ付きの部屋になっている。当日は一番端っこのバストイレ付きの部屋が用意されていた。


8畳間の和室にミニ応接セットが付属したお部屋だ。部屋の窓からは、達者の海水浴場と達者集落を見おろすことができる。なかなかの絶景だ。眺望は申し分ないのだが、建物がやや高台に位置しているため、冬には北西の季節風をまともに受けて寒そうだ!畳は新しく、壁も綺麗に塗り替えられていた。トイレにウオシュレットはなかった。お風呂のバスタブはユニットバスではなく、一昔前のタイプのものであった。シャンプーやボデイソープは備えられていたが、排水状態が少し悪く、浴室内の床にシャワー水の排液が貯留すると、そこに虫の死骸などが浮かび上がってきた。

これは改善すべきかなと思ったのは、室内排気型の石油ファンヒーターが冬の暖房用に設置されているのを見た時だった。冬に温暖な地からやってきた宿泊客は、恐らくこのファンヒーターでの暖房を止めなければならない夜間は震え上がるのではないだろうか?是非とも暖房用エアコンの設置をお願いしたいと思った。快適度は


小野見の火の見櫓      投稿者:め組(自称佐渡のよいとこ調査隊)

2008年12月18日 06時40分01秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
外海府地区の小野見と言う所で見つけた。「小野見の火の見櫓」、何だか韻を踏んだような表現だが、このようなものが、まだ佐渡には残っていたのだ。その昔、お江戸八百八町には、各長屋毎に火消し衆がいた。火事が発生すると、火の見櫓に登り、鐘を叩いて火事の存在を知らせ、火勢を見極めながら、住民に避難を促した。恐らく、江戸時代の佐渡でも同様な光景が繰り広げられていたのではないだろうか。

この火の見櫓の真向かいには相川の消防団の分署があった。現在では消防車が一斉にサイレンを鳴らして火事の現場にかけつけて放水し、手際よく消火活動を行う。昔のように、め組の法被を身に付け、纏を振りかざしながら、類焼や延焼を防ぐために火元に隣接する家々を破壊して周るなどという原始的な方法ではないのは言うまでもない。この火の見櫓、佐渡の珍風景候補の一つであろう。

アスパラ、めごち、穴子に驚嘆(天麩羅山の上)     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月18日 06時37分29秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
次の茄子の天麩羅は、秋茄子独特の甘みとやや渋目のハーモニーが抜群の一品。中までよく火が通っているが、野菜の繊維の筋はしっかりと保たれていた。ホテル日航東京の天麩羅「吉野」で食べた茄子はやや水っぽかったが、このお店の茄子はからりと揚がっていた。揚げ手の年季が違うのであろう。めごちは歯ごたえがよく、天麩羅でしか味わえない身の旨さだった。野菜の4品目はレンコンだ。硬いレンコンも「山の上」の料理長の手にかかれば、ほくほくとした天麩羅に仕上がるから不思議だ。極めつけはアスパラである(画像1)!衣はやや薄く、アスパラの旨みを最大限に生かしきる揚げ方である。とにかく頻繁に油を変えていたのが印象的であった。この料理長さんは、油の温度を確かめるために、衣を油の中に落とすようなことはしなかった。長年の経験と勘で、ネタに合った油の至適温度を瞬時に割り出せるのであろう!正に名人芸というしかない。佐渡で人気のある某定食屋さんで、ご主人が、天麩羅を調理する際に、鍋油の温度の上がり具合を探るために、素手を、小麦粉を溶かしたボールの中に突っ込んだ後、指をはじく感じでそれらを2-3滴、鍋の中に入れていたのを目撃したことがあった。なんだか小麦粉で手を洗っているようで。。。それを見た途端、以後そのお店で天麩羅を食べる気がしなくなった。

穴子は、身が左右に寄っていて、中央が薄い皮だけになったようなネタの仕込み方である。この皮はさながらせんべいを食べているような感覚であった。勿論身は柔らかくて、ほっこりしていた。穴子を最後に全12種類の天麩羅コースは終了に近づいた。お食事は、白いご飯としじみの味噌汁、香の物。何故か一流の天麩羅店では味噌汁はしじみ汁が多い!最後のデザートは抹茶のアイスクリーム。これでお代はサービス料を含めて8,662円。ホテルの天麩羅店としては、このお店が都内の最高峰ではないだろうか。六本木の東京ミッドタウンに、「山の上」の支店があるが、ここでは同じような味で少し洒落た天麩羅が味わえるようだ。

片野尾の八十八ヶ所霊場巡り    投稿者:歌舞伎座

2008年12月17日 08時13分14秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
南佐渡の片野尾(旧両津市)と言う所に、四国八十八ヶ所の霊場をわずか30分ほどで巡れる場所がある。と言ってもお寺が八十八ヶ所あるわけではなく、ミニ地蔵が八十八体あるだけなのだが。両津方面から向かう場合は、案内看板のある所で右折し、小道を歩いて民家の納屋をくぐり抜け、石段を登ると、小さな地蔵がほぼ等間隔で並ぶ山の斜面に到達する。そこには、四国八十八ヶ所の霊場と同じ名前の付いた地蔵が八十八体祀られていた。

讃岐を旅した、佐渡出身のさる尼僧が各霊場の砂を持ち帰り、この地にミニ四国八十八ヶ所霊場を作ったのだそうだ。一つ一つの地蔵は全て作りが違う!それに山の斜面である。大雨の時にがけ崩れなどはなかったのだろうか?これらの地蔵を手入れして保存するのには相当な手間隙がかかると思うが、信仰深い地元の人達が、暑い中、せっせと階段の所を掃除していた。

佐渡の方言は讃岐言葉の影響を強く受けているというが、この霊場もルーツは同じなのであろうか。


「山の上」の天麩羅はいくら食べても胃にもたれない  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月17日 07時12分41秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
料理長さんは寡黙だが、仕事ぶりは丁寧かつ正確である。天ネタによって微妙に揚げる油の温度を調節しているようだし、ネタにかぶせる衣の厚さの加減の仕方にも一切の手抜きがなく絶妙なる仕上げぶり。しかも真剣な表情で仕事をしている風ではなく、リラックスした極普通のお顔で何気なく揚げているのだから、プロ中のプロと言うしかない!それゆえ、こちらも構えずに、気軽に食べる事ができる。さすがは「山の上」出身の御三家と呼ばれる、銀座の「近藤」、京橋の「深町」、赤坂の「楽亭」の本家本元のお店である!

新銀杏の天麩羅は、甘くて少し渋みのある銀杏の味をうまく閉じ込めてある。次に出てきた小玉葱は、やや高めの温度で揚げてあるため、料理長は「中が熱いのでお気をつけ下さい」とおっしゃった。野菜が2種類続いた後は、きすの天麩羅(画像1)である。天つゆに浸けると、身がはらりとほぐれるほどの柔らかさだ。ここまでのところ、いくら天麩羅を食べ続けても油が軽いため不思議と胃がもたれないのだ。上質な油と薄力粉、厳選した極上天ネタ、抜群の揚げテクニック、薄い衣、これらに加えて、揚げたてをすぐに食べられると言うカウンターの利点が生かされているためなのだろうと思った。


愛車の洗車     投稿者:佐渡の翼

2008年12月16日 12時10分23秒 | 佐渡の翼の独り言

画像は、伊勢丹の駐車場の地下5階にある洗車コーナーの洗車料金表である。佐渡の人が見たら(別に佐渡の人でなくても普通の人が見たら)、目の玉が飛び出るような料金表示だ。筆者の車はBMWの7シリーズゆえ、料金表の乗用車Cに該当する。いつもラジアントポリマーのデラックスでお願いしている。一体に、車一台洗うのに万単位の金がかかるとはどういう洗車なのか?セルフ洗車場なら、ワンコインで洗車できるであろうに。。。この不況下に何とも贅沢な話だ。「贅沢は許さん!」そんな人達のシュプレヒコールが聞こえてきそうだ。伊勢丹で買い物をしている間に愛車の洗車を済ませ、同時にデパート周辺を歩いている買い物客からの羨望の眼差しを受けながらピカピカの車で帰途につく、その快感を味わうための金額設定なのだ。勿論ただの洗車ではない。ボデイに付着した水垢を落とした後に、ボデイに丁寧なコーテイングを施し、汚れでボデイの塗装が傷つかないように丁寧に仕上げてくれる。希望すれば、視界を良好にするためのリアとフロントガラスの撥水処理も施してくれる。これらを含めた総額は17,850円だ。筆者は3か月に一回の頻度でこの馬鹿高い洗車作業をこの洗車コーナーのお兄さんに依頼している。

佐渡観光とは何の関係もない話題ですが、ま、たまにはいいかなと。


寄れっ茶屋(茶屋四分一)   投稿者:とある旅人

2008年12月16日 06時37分29秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
夏のとある日、国府川のたもとにある、寄れっ茶屋、「茶屋四分一」さんに休憩がてら立ち寄ってみた。入り口はどこぞの料亭かとみまごうような門構えである。階段を降りていくような感じで少し低くなった裏庭のような所に茶屋があった。

中には店主らしき人と二人のおばさんがいた。エアコンは取り付けてあるものの、旧式で作動しそうもないような古いもの!代わりに扇風機が回っていた。訪問当日の佐渡は、これでも何とか凌げるほどの暑さだった。店内には古い民芸品、古布、水彩画、骨董品などが多数飾られていて、冬用の薪ストーブが置いてあった。店主は「寄れっ茶屋ののぼりを立てても、なかなか人が寄ってくれないんですよ」とこぼし、のぼりの名前を「どうしても寄れっ茶屋にしようか」などと言う冗談を飛ばした。店主は、本職は造園業で、骨董品の収集が趣味だとも言っていた。

当方が観光客である旨を告げたら、「今日はどちらにお泊りですか?」と尋ねられた。佐渡人が観光客に必ず尋ねる常套質問項目であった。当方が今夜宿泊する予定のホテル名を告げたら、「ああ、あそこはねえー、八幡館よりも接客態度は上ですよ」とのこと。350円のアイスコーヒーで束の間の涼を取る事ができた。茶屋四分一の人達は皆さんフレンドリーだったので、実に楽しいひと時を過ごせたし、佐渡人の人情に触れた思いがした。

車海老の天麩羅(天麩羅山の上)    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月16日 06時31分01秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
メニューを見たら、一番高いのは、てんぷら定食(ハ)10,500と言うやつだが、かき揚げは不要だったので、それを除いたコース内容のてんぷら定食(ロ)7,875 を注文した。コースの内容は、三匹の活海老、三種類の魚、五種類の野菜、赤出し、御飯、香の物、抹茶アイスクリームである。このお店では、他のお店によくありがちな、揚げたての天麩羅を乗せる皿に油切りのための紙を敷く方式ではなく、底がざる状になった容器を使用する方式を採用していた。それゆえ、天麩羅の衣に付いた余分な油分を完全に拭い去ることができる仕掛けになっていた。

ホテル日航東京の天麩羅「吉野」同様、最初に海老の足をから揚げにしたものが出てきた。これはお塩で頂いた。次に、活車海老(大きさから言うと才巻き海老と呼ばれるものである)が3匹立て続けに出てきた。この天麩羅「山の上」の特徴は、揚げる直前に天ネタの下ごしらえをすることだ。魚は全て天然物しか使用しないし、野菜も極上の品だけを選んでいる。使用する油は、本太白ごま油である。以前は、二つの鍋を交互に使いながら揚げていたとの事だが、今回の訪問時には、使用する鍋は一つだけであった。「島貫」と書かれた名札を胸に付けた料理長さんがじきじきに天麩羅を揚げてくれた。このお店の天麩羅の衣は薄めで、しかも油が軽い!衣の色は「天一」のような黄金色ではなく、白色に近い!佐渡の割烹「石山」さんと同じだ。

佐渡の人気店である定食屋さん(和奏、多花野、菜花村(既に閉店))を3軒ほど食べ歩き、いずれも天麩羅定食を注文したことは既に記事にして投稿した。いずれのお店の海老天麩羅もブラックタイガーを使用している感じで、ぶ厚い衣を掻き分けた後にようやく海老の本体が現れるという代物だった。ところが、この天麩羅の本格派名店の「山の上」に置いては、そのような海老とは天と地ほども違う極上の天然車海老の天麩羅が供される。揚げたての海老はまだ中まで火がとおらない7割程度のレアー状態になっている。従って、余熱で中までどんどん火が通っていくので、すぐさま口の中に入れるのがツウの食べ方である。


姫津大橋    投稿者:とある旅人

2008年12月15日 06時14分58秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット
夏休みに外海府の姫津漁港を訪ねてみた。漁港周辺を回り込むような道路をしばらく走ると、その終点近くに、干物を売るお店(寄れっ茶屋になっている、姫津大橋屋)があり、その向こうに、防波堤と漁港の岸壁を結ぶ、弧を描くような形の大橋が伸びていた。生活に必要な橋ではなく、単なる観光立橋に過ぎない橋のようだ。こんな橋、作る必要があったのかなあー?と思ったが、この橋の中央付近に立つと、海からの風が実に心地よく、夏でもけっこう涼しいのだ。この橋のたもとには「環境保全費用として200円頂きます」という注意書きが掲示されていたが、徴収員が常駐すべき管理事務所内は無人のままであった。得られる保全費用の総額よりも徴収員の人件費の方が高くつくから常駐させないのだと、元佐渡市議が言っていた。聞くところによると、この橋は、故近藤もとじ代議士がその政治力で建設を誘導した政治立橋なのだという。橋のたもとの漁港の岸壁では、何人かの地元の人達が釣りに興じていた。

達者の岸壁から出発した揚げ島遊園行きの海中透視船が、この橋の下を通過して行った。島の若い男女数人が、橋の防護柵を乗り越えて(この行為は禁止されているが。。。)、対岸の防波堤に辿り着き、そこで車座になって話しこんでいた。この橋の上に立つと、海上から外海府海岸を眺めるような感じになるので、姫津大橋はけっこう面白い観光スポットだ。風の強い真冬には誰も訪れそうもない橋だが、夏場は楽しい場所である。




i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

ブログの記事内容について

「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、宿根木の日本料理の名店「菜の花」(2013年4月に東京上野桜木で再オープン。電話番号:03-3827-3511)、小木の新保屋食堂」、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」と「洛陽」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のラーメン店「燕人」、佐和田の喫茶店「トムキャット」、佐和田のイタリアン「バール・フェリチータ」、佐和田の「石川食堂」、佐和田のラーメン屋「げんき家」、佐和田のキャバクラ「パレス」、八幡のスナック「メンソーレ」(カラオケ、ココルに変身)、二見のラーメン屋「二見食堂」、真野の「寿司正」(後継は洋風のお店になる模様)、相川の「りき寿司」、相川ののら犬カフェ、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」(佐和田へ移転)、金井のスナック「花音」(スナックyy'78に変身)とスナック「リバーサイド」(居酒屋兼食堂:クッチーナに変身)、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」、両津のファーストフードの店「マックス」、両津の「彩花停」(海結に変身)です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」、佐和田の「シルバービレッジ」(改装され、ホテル浦島東館として再スタート)、相川のホテル「さどや」、えにしの宿「新ふじ」、相川やまきホテル。廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。 2018年8月10日現在の情報に基づいています。

佐渡の翼管理人

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