2015年7月19日、東京では梅雨が明けた。だが、房総半島最南端にある野島崎灯台付近では小雨がパラついていた。野島崎灯台を見学した後、鴨川ユニバースホテルに設置されているNCS系列の充電スタンドを利用しようとホテルまで行ってみた。すると、かなりしょぼいホテルで、玄関前に車を停めたら、アロハシャツを着た支配人氏が出て来た。筆者が「充電設備を利用したいのだが」と告げると「充電をするためにはカードが必要です」と支配人氏は言った。「カードなら持ってるよ」と言うと、彼は「ただいま宿泊中のお客様がご利用中でして、その後も順番待ちで詰まっておりますので本日の御利用は難しいかもしれません」と続けた。「宿泊施設側は宿泊客を優先して充電させているのだから止むを得まい」と、諦めて東京へ戻る事とし、館山自動車道へと向かった。自動車道に入る前にコスモ石油でガソリンを補給した。8Lで満タンとなったので、燃費を計算してみたら21.25km/Lだった。フル充電の状態で自宅を出た後高速道路を時速100km前後で走行し、一般道も制限速度を守って大人しく運転した結果の燃費がこれである。同程度の電池容量のプリウスプラグインハイブリッドの燃費が30km/Lだそうだから、スーパーカーにしてはまずまずの燃費である。館山自動車道の富津インターから東京湾アクアラインの木更津ジャンクションまではオービスが全く無かったので、見通しのいい区間で数秒間追い越し車線を時速150km前後で飛ばしてみた。追い越し車線を走行する先行車両は例外なく走行車線に戻ってi8を避けた。だがいつ何時オービスが現れるかもしれないので、すぐに時速100kmに戻して走行した。
午前10時45分に渋谷東急本店の駐車場に到着したら、駐車場の係員は身障者用の広い駐車スペースに行くよう指示してくれた。東急本店の地下駐車場へと至る通路は螺旋状になっていた。そのため通路上の盛り上がったモルタル部分にバンパーの左端部分をこすってしまった。暑さでモルタルが塗装面に焼き付くと剥がれなく恐れがあったので、翌翌日に高島屋の洗車コーナーでこの汚れを落としてもらった。
話が横道に逸れたが、筆者は8階のレストラン街にあるフレンチレストラン「シェ・マツオ」を訪ねてみた。そして前菜、メイン、デザートから成るコース料理(3860円)を注文した。前菜には海の幸(帆立、サーモン、海老、)とオクラをゼリーで固めたマルブルと言う一品。その周囲にはパッションフルーツとオレンジで作成したソースとハーブで作ったソースとが置かれていた。メインにはカジキマグロのグリル、プロバンス風を選んだ。プロバンス風とは、フレッシュ野菜と黒オリーブを添えてバルサミコソースで味付けした料理を指すのだと言う。デザートには季節のフルーツタルト(マスカット、プレザ、マンゴー、スイカ)とバニラアイス。最後に紅茶を飲み干し、連休初日の楽しいランチは終了となった。
身障者用スペースに停めたi8
お店の入り口
テーブルセッテイング
お水
米粉のパン
バゲット
前菜のパンフォーカス写真
センターフォーカス写真
前菜の中身
メイン料理のセンターフォーカス写真
デザートのパンフォーカス写真
センターフォーカス写真
紅茶