この地蔵は、相川の紙屋町にある。場所は、県道から相川金山へと向かう登り坂に入り、相川高校へと向かう道の手前の右手にある。北向き地蔵尊(画像の左端に筆者の首から下が写りこんでいる)について書く時、筆者は、まず、「通常、地蔵と言う物は、東西南北どちらの方向に向けて祀るものなのか?」と言う考証学的な話から始める。そこが、「ケンパブログ」との格調の高さの違いである。答えは、「別に決まりはなく、どの方向でもいい」のだが、南に向けて祀ると、参拝客は北の方角に向いてしまう。北は、北枕の言葉があるように、忌み嫌われる方角ゆえ、北に向けて祀られる地蔵は参拝方向が南向きになるので有難がられるし、佐渡では北に霊峰金北山があり、北向きは、金北山信仰にもかなう。それゆえ北向き地蔵は貴重なのかもしれない。
以上は、佐渡市のHPでの解説を基に筆者の独自解釈を加えて纏めた一文である。この地蔵堂の中には8体の地蔵があるだけで、格別、佐渡の他の地蔵堂と比べ際立った違いはない。北向き地蔵などはそれこそ佐渡には幾らでもあるのに、何故、ここだけ「北向き地蔵尊」と言う名称になっているのか?その疑問だけが残った。
10月31日の日記:最近、大手レストランやホテルで提供される料理の食材の偽装表示あるいは不適切表示が次々と明るみに出ている。その火付け役の阪急阪神ホテルズグループの組織的な偽装工作が白日の下に晒されたのは、内部告発によるものであったろう。社長の引責辞任にまで発展したのだから、その告発にはかなりのインパクトがあった。だが、そうした大手による偽装表示は氷山の一角であり、「冷凍魚を鮮魚」と表示する程度は中小の飲食店ならどこでもやっている。かつて、佐和田の旅館「入海」の記事を掲載した時に、朝食に提供された寒鰤が冷凍物かその日に水揚げされた新鮮なものかを巡って、読者とひと悶着あった。だが、そんな論争が実に馬鹿げたものだったかに当時の読者は気付いていただろうか?何故なら現在の冷凍技術を持ってすれば、冷凍寒鰤も新鮮寒鰤も味はほとんど変わらないからだ。「せっかく仕入れた寒鰤を冷凍物」だと言われたところで、寒鰤提供店は痛くもかゆくもない。味はほとんど同等だし、そもそもJAS法では、冷凍魚は生鮮魚類に分類されているほどだからだ。だが、脂肪分が規定より多いのに低脂肪乳と言ったり、大正海老を車海老と偽ったり、石川県産の魚を佐渡産と偽れば、景品表示法違反に該当する恐れがあるので、メニューに偽装表示をしている飲食店主がもし佐渡にいるとすれば、彼らは良心の呵責に苛まれているかもしれない。
本日の午前3時半から3時間以上を経過しても佐渡なびに接続できない状態が続いている。アクセス増加が続いたためウエブサイト側に何らかの問題が生じている可能性がある。
地蔵堂の内部、APC-Sサイズの安物キャノンで撮影したが低感度です!ちなみにAPC-Sサイズ(メーカーに寄り多少の違いはあるが、おおよそ23.4mm×16.7mm程度のサイズ)とは初級・中級タイプの一眼レフに採用されている撮像素子のサイズを意味する用語で、多くの人はこのサイズのカメラをお持ちである。ソニーα99やキャノンEOS 1-DXなどの高級一眼レフカメラに採用されている広い撮像素子サイズ(36mmX24mmサイズ)をフルサイズと言う。フルサイズになると画角が広がり、ボケ感効果が増すし、人物の顔がより立体的に写るが、受光量が増すため、被写界深度は浅くなりがちで、近景・遠景共にピントを合わせたい時にはAPC-Sサイズの方が有利である。フルサイズを搭載するカメラは本体価格だけで10万から20万はするので、佐渡島関連ブロガーでこの種のカメラを所有する人は筆者の知る限り、筆者を含めたったの3人しかいない。なお、以前、ソニーα99をミラーレスと記載した事があったが、それは誤りで、「世界初の透過光ミラー機」が正しいので訂正しておきたい。
炙りキハダマグロとトマトのサラダ、ソニーα99で撮影
今日はハロウィンですね。ソニーα99で撮影
米国で購入したハロウィンの人形!キャノンの安物デジイチで撮影
レブレのハロウィンのキッシュ、かぼちゃ、栗、サツマイモ、チーズで出来ている。ソニーα99で撮影