LH1338便は、1時51分にブダペスト空港に着陸し、1時57分にゲートに到着した。そして2時10分頃にバゲージホールに到着した。このバゲージホールの近くには、空港から市内までのバスシャトルサービス、タクシーサービス、両替所の3ブースが並んでおり、筆者はバゲージをピックアップした後、タクシーサービスのブースへ行き、アリアホテルまでのタクシー予約券を発券して貰った。そして、空港出口にあるブースでその予約券を見せると、タクシーナンバーが記載された紙と交換してくれる。タクシーナンバーは車体表面に明示されているので、そのタクシーが来るのを待って、それに乗ればいい。このシステムに寄り、ブダペストでは白タクの被害に遭わない仕組みになっていた。2時31分にタクシーに乗車し、3時04分にアリアホテルに到着した。料金は7000HF(3500円)と格安であった。
1時48分に撮影
ゲートに到着
バゲージホール
バゲージベルトは3番
空港から市内までのバスシャトルサービス、タクシーサービス、両替所の3ブースが並んであった
ターンテーブル
荷物の到着を待った
空港のオフイシャルタクシーはイエローキャブだ
タクシーに乗車した
筆者は4A席に着席した。LH1338便は、定刻から7分遅れの12時27分にプッシュバックを開始し、12時42分に離陸した。水平飛行に移った後、午後1時2分にランチが提供された。ランチの中身は、蛸のマリネ、生ハム、プリン、チョコであった。美味しくて全量を完食した。
お座席
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機内の様子
プッシュバック開始
離陸の瞬間
12時45分に撮影
ラウンジに入ったのが5時48分で、ラウンジを出たのは11時15分である。約5時間半をこのラウンジで過ごした訳だが、イヤホーンを耳に当てながら、携帯電話に向かってしゃべり続ける輩が多い、セネターラウンジと違い、このラウンジは静かであった。通常の人ならば、次の訪問地であるブダペストの観光案内本を見ながら、観光の段取りをおさらいするものだが、筆者は5時間半もの間、何も考えずに、ただボーッとして過ごした。ファーストクラスのお蔭で、全く疲労を感じる事なくここまで来れた。観光にあくせくする必要など全く無かったからだ。ゲートA38には11時21分に到着した。すると5分も経たないうちにゲートに飛行機が到着し、日本人観光客の団体が添乗員に先導されてゾロゾロと降りてきた。添乗員が「時計を1時間進めろ」と言っていたので、多分ロンドンからやって来た観光客であろう。この飛行機が約30分後にブダペスト行きのLH1338便として運航される。そして11時47分にビジネスクラスのPriority boardingが開始された。
A38ゲートを確認してからラウンジを出た
再度確認
ブダペスト行きに間違いない事を確認
搭乗開始
5時13分に降機した後、Aゲートを目指していたら、右手に入国審査場を見つけた。行列などは皆無でスムーズに一番乗りでそこを通過できた。通過後の時刻は午前5時28分だった。そしてエスカレーターに乗り、地下1階へと降りた。security checkを受けた後に、トンネルを通り抜けた。トンネルの先にはAゾーンへと向かう階段があった。この階段を登り、3階まで行くと、そこがAゾーンである。ブダペスト行きのLH1338便の出発ゲートはA38で搭乗時刻は午前11時50分であり、出発までの待ち時間は6時間近くもある。A38へ行く途中にルフトハンザのビジネスラウンジがあるのを知っていたので、階段を登って4階へと向かった。ラウンジに入ると空腹を覚えたため、ハム、ソーセージ、野菜などを皿に取り、簡単な朝食を済ませた。
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右手に入国審査場が見えた
パスポートコントロールを抜けた直後に撮影
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Security checkを抜けた直後に撮影
階段を登った
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ビジネスラウンジへと続くエスカレーター
これを食べた。露出オーバーで酷い写真になった。
オレンジジュース。ぶれぶれの写真だがご容赦を。
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機体が停止し、シートベルト着用サインが消えるや否や筆者は2K席を飛び出し、出口扉へと向かった。そして午前5時13分にドアが開くと、筆者は脱兎の如く飛び出して入国審査場へと向かった。
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OKサイン
今回もお世話になったANAのファーストクラスであった。
NH203便は、2018年5月27日、ドイツ時間の午後5時03分にフランクフルト空港の07L滑走路に着陸し、定刻よりも9分早い午前5時11分にB42ゲートに横付けした。
筆者の2K席
お隣の2G席
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間も無くフランクフルト空港に到着
着陸の瞬間
2時間39分ほど眠った後飛行ルートを見たら、機体はモスクワの北西部を飛行中で、ドイツ時間の午前1時24分に目が覚めた。フランクフルトまで4時間ほどの距離である。目覚めてからはいつものようにフルーツを食べ、そして朝食として和食セットを注文した。和食セットは、小鉢が桜海老とキャベツのお浸し、主菜がきんき一夜干し、これにご飯、味噌汁、香の物が付いて、更に、海苔、納豆、絹糸塩昆布も付いていた。食後にはコーヒーを飲んでゆったりと過ごした。
間も無くヘルシンキ上空にさしかかる
ロシアの大地
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フルーツ
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ヘルシンキ上空
バルト海だ
リラックスモードでまったりと
コーヒーを飲んだ
深夜便なのでフルコースの食事の提供はない。その代わりに、搭乗前のスイートラウンジのダイニングhでフルコースの料理が提供される訳だ。筆者は、夜は重い食事は摂らない主義なので、アミューズの後は、チーズプレート、ミックスナッツ、あられ等のつまみを肴にジントニックとウイスキーの水割りを交互に飲んだ。そして最後に、ミシュランで星付きの日本料理屋である、銀座「よねむら」とのコラボに寄る「筍のステーキ ラタトゥイユ入りキウイ酢味噌とタブナード」なる一品を注文して食べた。ファーストクラスでのみ提供されるメニューだが、味はいまいちであった。
食事の終了時刻は午前2時40分頃であり、その後はジントニックなどをちびちびやりながらビデオ、映画、ニュースなどの機内コンテンツを楽しみ、午前5時45分に就寝した。
ジントニックとあられ
あられ
ジントニック
チーズプレート
BBCニュース
ヨネムラの筍ステーキ
米朝会談中止のニュースだが、後に復活した
ウイスキーの水割り
プレミアムエコ席はちらほら
一方ビジネスクラスは満席
ビジネスクラスでサービスするCAさん
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日本酒を飲んでから就寝したように記憶している
離陸後すぐに、筆者は時計を7時間遅らせ、ドイツ時間の午後5時30分に時刻を合わせた。フランクフルト空港への着陸予定時刻は11時間30分後の午前5時頃だとCPさんから伝えられていた。機内でやる事と言えば、飲んで食べて寝て、テレビやビデオを見る事、それだけである。ファーストクラスも6回目となると、新鮮さが薄れ、これが当たり前のようになってくる。一生に一度でいいから夢のファーストクラスに乗ってみたいと思い、筆者に憧れる佐渡島民は多かろうし、ファーストクラスは究極のエンターテインメントなのだが、筆者に取ってのファーストクラスとは日常生活の延長でしかない狭くて窮屈で尚且つ退屈な空間である。
隣の2G席が空いていたので、ここにベッドを作成するようCAのチバさんに御願いしたら、離陸後シートベルト着用のサインが消えた時点で直ぐにベッドを作成してくれた。
午前1時頃に、紫色の分厚い表紙のメニューが配られた。まずはクリュッグで喉を潤しながらアミューズを食べた。アミューズは「ミックススパイス風味のチーズステイック、蟹と小海老サラダを巻いた紋甲烏賊のスモーク、ポークパテと赤ワインのジュレ、プロシュートとヨーグルトムース マンゴー添え」である。
お布団の用意
お布団を敷いて頂いた
完了
これでいつでも好きな時に寝られる
お約束のクリュッグ
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クリュッグは飽きるくらい飲んだ
NH203便は、定刻の0時10分にプッシュバックを開始し、0時29分に34R滑走路を離陸した。離陸時の機外撮影のために、機内の灯りの窓への写り込みを防ぐ目的でレフ板を持参したが、ファーストクラスの席は窓からかなり離れているため、この道具はほとんど役に立たなかった。ビジネスクラスやエコノミー席ならば窓に近いため、夜間飛行の離陸時の動画を綺麗に撮影出来たであろう。この日のファーストクラスの客は筆者を含めて6人だけ。いつもならupgradeの客で満席になるはずなのに。。。
2Gは空席だったが、2Dには客がいた
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離陸の瞬間
2018年6月17日、ようやく心の傷が癒え始めた頃、およそ１年振りに新宿へと出掛けてみた。高島屋にスマートを停めた後、まずは不要となったハンガリーフォリント、ユーロ、ポンドの紙幣をトラベレックス小田急新宿店に持ち込み日本円に両替してもらった。〆て121,900円に両替出来た。ソフイアの両替店では古い紙幣だから両替出来ないと言われ、日本に持ち帰ったハンガリーフォリントだが、日本ではいとも簡単に両替出来た。次いで、ルミネエストのハッピーソックスで果物柄の靴下を5本買った後、ビームスへ行き、ミッキーのTシャツを購入した。更に小田急百貨店でカネマツの可愛い傘（１万円）を見つけたので、それを購入した。久しぶりの買い物だった。購買意欲を満たした後に、高島屋のレストラン街の14階へ行き、いつも行列が絶えない赤坂の人気鰻店「ふきぬき」を訪ねてみた。開店15分前の10時45分頃に行ったのだが、早くも行列が出来ていて、筆者は9番目であった。行列が出来る原因は何だろう？安いからか？美味いからか？それとも安くて美味いからか？
11時の開店と同時にお店に入り、筆者は即座に「ランチうな重」（1980円）を注文した。11時25分にうな重が運ばれて来た。肝吸いと香の物付きである。鰻やご飯の量がほどほどで美味しかった。行列の絶えない理由が良く分かった、「ふきぬき」さんだった。
お店の入り口
メニュー
お席
店内の様子
うな重
銀座カネマツの傘
ハッピーソックス
ミッキーのTシャツとトゥモロウランドで購入した切り替えしの可愛いシャツ
サイズはXXSと体にぴったり
ビームスのTシャツはデザインがいい！
午後11時43分にファーストクラスの入り口に到着した筆者は、CPのオオツさんと右翼担当CAのチバさん及びファーストとビジネス担当クマモトさんのお写真を撮らせて頂いた後に、2K席に就いた。ファーストクラスならどの座席でも同じかもしれないが、窓際に拘る筆者の選択肢はAかK席しかない。1A席はトイレに近いため、ファーストクラスと言えども乗客の出入りが激しいので避けている。1K席はギャレーに近いため、食事を準備する音でうるさい。従って、2Aか2Kのどちらかなのだが、トイレから遠い方が静寂さを保てるので、いつも2Kを選択している。そして欧州域内移動時は、乗り継ぎを素早くこなす目的で出口に近い2A以後の席を選択している。1A席だと、航空会社に寄っては、安全のため「離着陸時に荷物を頭上の棚に乗せておけ」と指示される場合もあるので、1A席は避けている。
一方、国内線のプレミアムクラスに於いては、最後列のA席が一番足元が広く、かつ左足を肘掛けの上に乗せてカメラを構えられるので、離着陸の撮影に最適であると言う結論に達していた。プレミアムクラスの最前列の窓際席は、降機の際には有利だが、機首部分に近い構造上若干足元が狭くなっていて快適性に欠けるのだ。
話が横道に逸れたが、離陸までの間のウエルカムドリンクとして、オレンジジュースを頂いた。サムソナイトの化粧ポーチは青色であった。
ファーストクラスの入り口
CPのオオツさん。お世話になりました
チバさん
2Kに着席
オレンジジュース
お隣の2G席は空いていた
プッシュバック開始
午前0時10分の定刻に出発した
110番ゲートには11時17分頃に到着した。筆者は、出発予定時刻の45分前である、11時25分に、ファーストクラスのレーンに並んだ。11時35分になると、結構な数のダイヤモンド会員が筆者の後ろに並んでいたし、ビジネスクラスやエコノミーのレーンにも長蛇の列が出来ていた。待機中に、地上スタッフがパスポートを確認して回っていた。どうやらビジネスクラスはほぼ満席のようで、客達は二列で並ばされていた。
深夜のため、館内騒音を低減する目的で、一切の搭乗アナウンスがないまま、身障者の事前改札が午前11時39分から開始され、筆者は11時41分にゲートを一番で通過した。
First classのレーン
身障者の優先搭乗開始
ファーストクラスの優先搭乗開始
ANAスイートラウンジへは、スターアライアンス系の航空会社のファーストクラス客とANAのダイヤモンド会員だけしか入れない。もっとも、ダイヤモンド会員に特典の一つとして配られるスイートラウンジ利用券をヤフオクで購入すれば会員以外でも利用可能なのだが、その利用券は6000円もする。このラウンジの利用客の大半はダイヤモンド会員とそのお連れ様と思われるが、けっこうな数のダイヤ会員がいた。そして彼らは例外なく世界じゅうを飛び回るビジネスマンであった。ダイヤの会員がこれほど多いのは少々問題であるが、それほどANAを好む客が多いと言う事なのだが。。
ラウンジに入室し好みの席に座ると、スタッフの女性が飛んで来て、飲み物とお料理の注文を聞きに来た。通常のビジネスラウンジならばそれはセルフサービスなのだが、ここでは段違いな扱いを受けられる。筆者はオレンジジュース1杯と、小御握り4個、いなり寿司2個をお願いした。これっぽっちで夕飯を済ませたが、惣菜コーナーにはホテルのビュッフェ会場さながらの美味そうなお料理が、これでもかと言うくらい、たくさん並んでいてそれらを自由に好きなだけ食べる事が出来た。だが、ここで貧乏人のようにあれもこれもと食べ捲ってしまうとせっかくのファーストクラスの美味しいお料理が味わえなくなるので、筆者にはこれだけで充分であった。
ラウンジ内には完全個室ブースもあるし、壁で仕切られただけのネットカフェタイプの半個室もある。この半個室の中ではテレビを見る事も出来る。国際線のANAスイートラウンジは、時間帯にも寄るだろうが、比較的空いていて、騒々しくなく、かつお料理の質と量はビジネスラウンジのそれを遥かに凌駕していた。そして、スタッフがうるさくない程度に巡回して来て、飲み物のお代わりなどの注文を聞いてはそれを運んでくれるから正にファーストクラスに搭乗する前から殿様気分を味わえる仕組みになっている。
このラウンジには、ビジネスラウンジ同様シャワーブースがある。シャワー室内には、資生堂の「ル・モンドール」と言うブランドのシャンプー、コンデイショナー、ボデイソープのアメニテイが備えられているが。シャワーを浴びなくともそれを希望すれば、スタッフが席まで運んで来てくれる。筆者がお土産用にと所望したところ、スタッフの女性は「お一つでよろしいでしょうか？」と問うて来たので、複数貰う事も可能なようである。
筆者は、午後11時20分にラウンジを出て110番ゲートに向かった。
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ダイニングhの前を通りかかったら、スタッフから「お席が空き次第ご案内いたしますがいかがでしょう」と入店を誘われたが、丁重にお断りしておいた。この日のダイニングhは、ここでのフルコースデイナーを楽しみにしているダイヤモンド会員で満席であった。
間も無くラウンジを出る
羽田・フランクフルト間（ファーストクラス）及び、フランクフルト・ブダペスト間（ビジネスクラス）の搭乗券
