佐渡の清水寺（せいすいじ）は、京都の清水寺（きよみずでら）を模した舞台があるお寺としてつとに有名である。京都までお参りに行けない佐渡の人のために建立された、言わばパクリ寺であり、この舞台からの眺めは、本家本元のそこからの眺めとは比ぶべくもない。京都の清水寺は年がら年中修学旅行生や観光客で押すな押すなの混雑振りだが、佐渡のそこは、いつ訪ねても人の気配すらしないほどの静寂に包まれている。それはそれで風雅なもので、佐渡へ来たら是非一度訪ねて頂きたいお寺である。筆者は2015年の5月にこのお寺を訪ねてみた。新緑が目にまぶしかったが、春の桜、秋の紅葉、冬の雪と、四季おりおりの風情を楽しめるお寺である。
第一山門
第二山門
石垣
本殿
舞台の欄干
紅葉越しに見た救世殿
舞台
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この住宅は個人の所有物だが、茅葺の屋根の保守保全補修にはかなりの資金が必要である。更に１５～２０年程度で屋根を葺き替える必要があり、その費用は一坪当たり１２万円で屋根全体では５００万近くもすると言う。よほどの素封家でなければこのような住宅は維持できまい。北條家の祖先は医業を営んでいたそうだが、その子孫もいまだに医家かどうかは知らない。合掌造りなどの家屋の茅葺の屋根は雨漏りの恐れがあるため急勾配な造りになっているが、この北条家住宅の屋根はそれほど急勾配にはなっていない。雨漏りしにくいような内部構造になっているのだろうが、その事に付いて記載した文献を見つけた事はない。民俗歴史学者や古民家研究家ならいとも簡単に答えを出すのだろうが、筆者はその方面に明るくはないので雨漏りしにくい理由は謎としか言えない。茅葺は母屋だけではなく、その端正な姿にタウトが惚れ込んだと言う長屋門の屋根にもある。この門の壁と柱と茅葺屋根は微妙な諧調を形作っており、正に和のハーモニーと言えるかもしれない。春の桜、そして新緑の今頃、秋の紅葉、冬の雪の頃と、四季折々に訪ねたい古民家である。
つつじ？皐月？
北条家をバックに撮影
雨に濡れたツツジか皐月
北条家とのツーショット
これは何の花だろう？
長屋門
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言わずと知れた世界遺産に認定された佐渡金銀山の近代遺産の一つがトップ画像の北沢浮遊選鉱場である。筆者がこの地を初めて訪ねたのは2007年の初冬の頃であった。その当時の北沢浮遊選鉱場前は荒れ果てた草地であり、寂れた佐渡を象徴するかのような寂寥とした廃墟が広がっていた。地元の相川の住民ですら近寄らないような場所であり、吹き抜けとなった北沢発電所の地下などは、まるで幽霊でも出そうな場所だった。相川の従民ですらそっぽを向くような遺跡である、相川以外に居住する島民のほとんどが「こんな所があるなんて知らなかった」と言うくらいの忘れられた遺跡であった。その遺跡が脚光を浴びだしたのは、佐渡市が金山の世界遺産登録へ向けて本腰を入れ始めた2012年頃である。世界遺産への認定を目指した今ではこの遺跡の周辺はすっかり整備され、まるでテーマパークのような趣すらかんじられる。2007年頃は誰がこのような変貌を予想したであろうか？10年前は見向きもされなかった遺跡が今では大勢の観光客が押し寄せ、押すな押すなの大盛況である！
地に足が付かない、世界遺産効果に頼った観光戦略を続けているといつかは破綻する。はしゃがず騒がず、遺跡の保存とその歴史的価値を後世に伝える活動こそが重要である。
北沢発電所
選鉱所
発電所と選鉱所
シックナー
その近影
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午前11時46分になったところで筆者は日本人ツアー客達の撮影を終了させ、ランチを食べるためにホテルのブラッスリーへ向かった。昨日もここでランチを食べたが、バイブリーで食事が出来る場所は、ここと、鱒の養殖所近くのカフェと村で唯一のパブだけである。あまりの外の寒さに、筆者はホテルからの外出は諦め、ホテル内でランチを食べる事にした。ブラッスリーへ行くと、昨日とほとんど変わらぬ席へと案内された。そして又してもバイブリー風スモークドサーモントラウトを注文してしまった。美味しかったからそうしたのだが、さすがに二日続けて同じものを食べたら少々飽きが来た。サーモントラウトとパンだけを食べて終了とした。お代は、部屋付けにしてもらったので正確な代金は不明である。左斜め前方に、オーストラリアから来たカップルが食事を楽しんでいた。サラダと肉とパンの組み合わせを注文し、美味そうに食べていたのが印象的だった。
テーブルセッテイング
：ワインを一杯注文して飲んだ
屋外テラス席
パン
お部屋にあったティーバッグ
左端のおねーさんは前方にいる赤いコートを着たおばさんが立ち去るのを待っているようだ
おばさんがどかないので撮影を諦めた
ピンクコートのおばさんは撮影に夢中
赤いコートおばさんに焦点が合った
このおばさんも一応スマホは持っている
「早く行ってくれないかなあ～」とでも言いたげなおねーさん
おねーさんがこちらの方向を向いた
でも何だか
不満気な表情
だが、8秒後にはカメラを構えて
シャッターを押した
左隣のおばさんも撮影している
三人並んで撮影の揃い踏み
ステーキ弁当
左端の女の子はデジカメを構えてシャッターチャンスを狙っている
右から二番目のおばさんはスマホを設定中
スマホおばさんは素足に赤いパンプスを履いている
スマホおばさん、ようやく設定完了
右手に何かを見つけたのか？
おねーさんは撮影を諦め、おばさんは撮影を開始した
ビール樽をころがしている
樽の向きを変えて
持ち上げようとしている
持ちあげにかかる
腰をすえて
持ち上げた
樽の上に重ねる
もうちょい
英国人のおじさん
スワンホテルを撮影する親子連れ
フイリピンのおばさん
ビール樽をホテル内へ運び入れるスタッフ
屈強なおじさん
が二人で作業をしていた
フイリピン系のおばさん
を撮影
右手にi-phone
左手にも何か持っている
それを取り出そうとしている
二台目のi-phoneだ
誰かを見ている
後方を青い車が通り過ぎて行った
その間ほとんど表情を変えなかった
韓国系観光客
腕まくりをし、
颯爽とホテルの方へ向かいながら
歩いて行く
子供達は走っている
うれしそうに
その後を
おばさん達が付いて行く
バスがカーブを曲がって行く
おねーさんが視界から消えた
物凄い迫力のドイツ人おばさん
その後ろにもおばさん
ツアーガイドに引率されながら歩く韓国系観光客
時刻は午前11時30分頃である
この日の最高気温は11度と真冬並みだったので皆さん寒そうだ
微妙に違う一枚
後ろからバスが迫って来る
黒い帽子を被ったおばさんがこちらを見た
完全カメラ目線
なかなか可愛いおねーさんがカメラ目線でこちらを見ている
ああ、あれが
スワンホテルね
とでも言いたげに通り過ぎて行った。年恰好から見て30代後半の女性かと思う
中華弁当
さあ～行かなくちゃのおねーさん
二人共同じ土産袋を持っている
さて、御終い
ねえねえ～待ってよお～
と、後を追いかけるおねーさん
スワンホテルを撮影する二人のおねーさん
その後方には
夫婦連れがいた。
向こうには蜂蜜色の家並が見える
二人共デジカメでパチリ
右側のおねーさんが撮り終わった
さあ～バスへ行かなくちゃ
と、駆けだした
左側のおねーさんはまだ撮影している
営業用携帯を取り出し
二つの携帯を手に持つ
さあ～写すか
メールチェックをしている模様
どっちで写そうかなあ～
両手携帯
結局右手携帯で撮影した
