佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

ファーストクラスの無料特典航空券の取得の難しさ      投稿者:佐渡の翼

2017年01月06日 04時57分49秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年
以下の記事は2016年8月7日に掲載された記事に2016年の2回目のファーストクラス搭乗の際の写真を加えて焼き直したものである。

2015年のファーストクラス搭乗の際のビジネスクラスのギャレー

2016年6月8日、NH223便(羽田発フランクフルト行き)の搭乗前のグラウンドスタッフを4K動画で撮影した画像を切り取った一枚

2016年6月8日、NH223便のビジネスクラスのギャレーにいた可愛いCAさん。4K動画で撮影した画像を切り取った一枚

2016年6月8日、NH223便のファーストクラスの担当CAさん

2016年6月8日、NH223便のファーストクラスの座席は2Kであった。

2016年6月12日、プラハからウイーンに向かった際のOS706便(オーストリア航空)のCAさん。

ANAのマイレージクラブ会員には、飛行機にはほとんど乗らずに買い物でのカードマイルやポイントサイトから得たポイントのマイル変換でマイルを蓄積する所謂陸マイラーと呼ばれる平会員が多い。平会員がマイルを溜め込んで、欧州路線のANAのファーストクラスの無料特典航空券を手に入れようとしてもまず無理である。ANAのマイレージクラブでは、2015年4月からの制度改正で無料特典航空券の片道発券を禁止したため、益々その取得は困難を極めている。大型連休や盆暮れなどの観光繁忙期などでの取得は100%不可能であるし、1月(正月を除く)、6月、11月などの観光閑散期でも平会員にファーストの座席が開放される事はまずない。マイレージクラブ会員のHP画面から「全機能を見る」タブをクリックし、「カレンダーから空席を探す」の機能から希望日の空席検索を行うと、ほとんどの場合、「空席待ち」表示となる。運良く「空席」があったとしても、スタアラ系の外国航空会社(ルフトハンザや中華国際航空など)の便しか空いていない事が多い。外国航空会社のファーストクラスのサービスはANAとは比べ物にはならないほどの低レベルだし、直行便ではなく経由便を割り当てられるため所要時間が長くなる欠点があり、外国系の無料ファーストクラスはお勧め出来ない。スタアラ系ならルフトハンザやユナイテッド、スカイチーム系ならエールフランスやKLM、ワンワールド系なら英国航空などのファーストクラスなら自腹でも購入出来るくらいの低料金(往復130万円程度)である。この程度の航空会社のファーストクラスに搭乗したと言って、その搭乗記をブログに得々と書き込むグーブロガーもおられるが、そんな事は犬にも出来るので自慢にはなるまい。かつてのルフトハンザなどは、ビジネスクラスの座席二人分を一人で占有させ、それでファーストクラスと称し、実質ビジネスクラスをファーストクラスに転用していた有様である。JAL(日本航空)やAF(エールフランス)では座席配列こそ、横1-2-1とANAと同じだが、ANAほどの個室感はなくやや開放的である。JALのフアーストクラスはANAと同料金だが、機内食はファミレスのロイヤルホストを経営する会社のグループケータリング会社が製造している。つまり、日系の航空会社のファーストクラスの最高峰はANAであり、その無料特典航空券を入手するのは至難の業と言えよう。

更に、非常に運良く往復ANAのファーストクラスに空席があったとしても出発から帰国までの期間が2週間とか逆に4日間といった、旅行には不向きな日程でしかチケットを獲得できない仕組みになっている。それでも良ければ平会員でもファーストに乗ったとブログで自慢は出来るが、それにどれほどの意味があろうか。平会員でも時期さえ選ばなければ、ファーストクラスには一生に一度は乗れるかもしれない。だからファーストクラスには犬でも乗れると言えなくもない。だが、平会員が5年連続、いやたとえ2年連続でもファーストに乗ろうとしたら確実に破産するだろう。

確実に、ANA便のみでの往復ファーストクラスの無料特典航空券を取得するためには、ANAならばプラチナ以上のステータスを維持する必要があるし、UAなどのスタアラ系ではプレミアム会員の資格取得が絶対条件である。プラチナ以上の上級会員ならば初期設定で必ず1席は確保されているからだ。上級会員になるためには頻繁に飛行機に搭乗してプレミアムポイントを稼がねばならぬ。そのための資金と暇が必要なので、おいそれと毎年ANA便の往復ファーストクラス利用での欧州旅行など出来るわけがない。

いかに連続ファーストクラスが難しいかはこれでお分かり頂けたかと思う。それだけの事がやれる人間は、知力も財力も兼ね備えた人物だけであり、一般庶民にはこんな芸当は到底真似できないであろう。

筆者の2016年8月2日の預金通帳の明細。今年度からは、申告した所得税はクレジットカード払いができるので、口座引き落としは昨年まで。


ANAファーストクラス搭乗記その12(フイナーレ)     投稿者:佐渡の翼

2016年08月06日 04時16分25秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

そして午後8時48分に目覚めたので1時間17分程度の昼寝をした感じであった。目覚めた筆者の元にやって来たCAさんが、「フルーツなどはいかがでしょうか?」と言ったのでそれを頂く事にした。フルーツを食べ終えトイレで歯磨きをしている間にCAさんがお布団を片付けてくれていた。ビジならばそれはセルフサービス作業なのに。。。二度目の眠りから目覚めて約2時間20分が経過したところで機長からアナウンスがあり、ヒースロー空港上空の混雑のため到着予定時刻が日本時間の午後11時10分(ロンドン時間で午後3時10分)から20分程度遅れるとの事であった。たとえ20分遅れたところで、離陸からの飛行時間は11時間35分であり、Time tableに記載されている到着予定時刻(ロンドン時間の午後4時10分)よりも40分早目の到着になるのだから大した問題ではなかった。

ANA211便は、ロンドン時間の午後3時20分に滑るようにヒースロー空港の27R滑走路に着陸した。着陸時には全く衝撃を感じなかったので非常に上手いlandingであった。着陸後機体は10分ほどタキシングをした後に、午後3時30分丁度にゲートに横付けした。筆者は機体が停止した瞬間を撮影した後、すぐさま出口へと向かった。CPの高橋さんからログ帳を受け取り、ドアが開くのを今や遅しと待ち構えた。午後3時36分にドアが開くや否や、筆者はお世話になったチーフパーサーの高橋さんに別れを告げ、ファーストクラスのおじさん客達を尻目に脱兎の如く搭乗橋を駆け抜けた。佐渡の翼教の教祖様は、First classに乗る時は搭乗もfirst(一番)ならば降機も firstでなければいけないのだ。それは教祖様に課せられた使命でもある。

二週間近くに渡って掲載して来たANAファーストクラス搭乗記、お楽しみ頂けたでしょうか?まるで実際にファーストクラスに搭乗しているかのような気分にさせてくれる臨場感溢れる記事の連続に酔いしれて頂けたら幸いである。食べられなかった洋食コースや小腹が空いた時のメニューなどが未体験のまま残されており、これらは次回の搭乗記で詳しく紹介する予定である。既に二・三回目のファーストクラス搭乗記(2016年6月8日と16日)は書き上げてあり、掲載は2019年の11月頃の予定である。それまで楽しみにお待ち頂ければと思う。

国際線の欧州路線のファーストクラスはおろか、東南アジアやハワイなどへの路線のエコノミー席ですら数年に一回程度しか搭乗しない一般的な佐渡島民達はこれまでのファーストクラス体験記事を貪るように読んだかもしれない。ファーストクラスは、普通の人はまず乗らない。ヨーロッパ往復で280万近くもするからだ(期間限定でのファーストクラス割引運賃の設定はあるものの)。ファーストクラスで行けば早く目的地に着くというのならともかく、ビジネスクラスでもエコノミーでも所要時間は同じ。ならば、多少座席が狭くても寝ていけばいいと、たいていの人は考えるだろう。だからファーストクラスというのは謎の空間になる。「きっとすごいご馳走が出てくるのだろう。ふかふかのフラットになるシートなのだろう。CAの人も、とびきり美人にきまっている」と、ついつい妄想を膨らませる。

ところが現実はどうだろう。食事は確かに豪華だが、その美味さは地上のレストランや日本料理屋で出て来るお料理には敵いっこない。シートは確かにふかふかでフラットになるが、精々が畳一畳分の広さでしかないし、その個室感はまるでネットカフェにいるかのよう。CAさんは経験を積み特別な訓練を受けた人だけが選ばれるので、容姿は無関係。しかも30代40代50代のCAさんが各一人ずついるが、20代は皆無である。20代の可愛いCAさんにサービスしてもらいたければビジネスクラスに乗るしかない。ビジネスクラスとてフルフラットシートになるし、食事もコース料理を楽しめる。ファーストとの違いは、シートの幅がファーストの半分ほどで、食事や飲み物の質と量が若干劣り、CAさんの接客密度が薄いくらいのものでしかない。ただそれだけの違いに差額の200万を自腹で払う気になるだろうか?筆者の答えは否である。

昨今のファーストクラスは、会社のお金で購入してもらったビジネスクラス席を自身が貯めたマイルでアップグレードしたような客ばかりだし、普通の人でもコツコツマイルを貯めればファーストクラスには乗れる。しかし多くの人は、そんなことを望まず、貯めたマイルを香港家族旅行に替えてしまったりする。そしていまでもファーストクラスは謎の空間になっている。だから前都知事のような、公費でファーストクラスに乗る人には腹が立って仕方がないのだ。

目覚めのフルーツ

2A席のおじさんが何やらCAさんに注文している

どうやらビールと

軽食を頼んだようだ

食後にコーヒーも注文

ロンドン時間の午後2時10分に撮影

同じく午後2時44分に撮影した、オットマンの下にある物入れ。ここには忘れものが多いそうだ

液晶画面には到着までの所要時間は13分と表示されているが、実際は23分を要した

着陸直後の午後3時30分に撮影した機内

チーフパーサーの高橋さんが

ドアの外の安全を確認し

降機準備が完了した

参考引用週刊誌:週刊文春:林 真理子のエッセー「夜更けの縄跳び」



ANAファーストクラス搭乗記その11     投稿者:佐渡の翼

2016年08月05日 04時01分58秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

ファーストクラスのベッドでまどろむ事3時間20分、心地よい眠りから目が覚めた。日本時間では午後6時30分であり、ロンドンへの到着予定時刻までまだ5時間ほどある。航路の約半分ほどを飛行した計算になる。もう一眠りするためには更なる酒が必要である。筆者はCAさんを呼び出すコールボタンを押した。すると絹川さんが飛んで来て筆者の席の前に跪いた。筆者が「洋食コースの前菜は余っているかね?」と問うと、「本日のお客様は全員和食をお召し上がりでございましたので洋食はそっくりそのまま残っております」と答え、すぐさま「ソフトスモークの帆立とキャビア、カリフラワーのピューレとサワークリーム」を持って来てくれた。これがまた、一流ホテルのフレンチレストランの前菜かとみまごうような美しさで実に美味いのだ。これを食べながらウイスキーの水割りを一杯やった後、あられの盛り合わせを注文し、更にジントニックを立て続けに二杯ほど煽った。だがまだ眠たくならないので、後方のプレエコとエコ席の様子を見に出かけた。ビジネスクラスは満席なのに、プレエコやエコ席には若干の空席があった。プレエコの前方にギャレーがあり、そこには雑誌などが置いてあったが、これらはファーストの客からの御下がりである。自席に戻り、午後7時31分頃になってからようやく眠くなり二度目の眠りに付いた。

ウイスキーの水割り

あられ盛り合わせ

一杯目のジントニック

24分後に更にもう一杯注文して飲んだ

エコノミー席。前席の背もたれに設置された液晶画面の大きさはタブレット端末サイズでけっこう大きい!

ギャレーにあった雑誌類

プレミアムエコノミー席にも空席がちらりほらり

だが、ビジネスクラスは

満席のご盛況。航空会社の収入の根源はビジネスクラスとファーストクラスに正規運賃で乗る乗客である。この二クラスが満席状態ならば採算が取れる。プレミアムエコノミーやエコノミー客からの収入などは、空気を運ぶよりはましだと言う程度であり、全然儲けにはならない。だから経済席の客などは、言葉を選ばずに言うならば貨物扱いなのだ。外資系の航空会社のCAさんなどは、あからさまに乗客を貨物同然のように扱う。彼女らは、食事が乗せられたトレーを、座席のテーブルの上にどさっと置いていく。要するに配膳作業をこなすだけで、にこりともしない。それに比べれば日系の航空会社などは愛想がいいだけまだましである。

ファーストクラスの空席である1G席を撮影

自席に戻ると

前席のおじさんが座席で背伸びをしていた


ANAファーストクラス搭乗記その10     投稿者:佐渡の翼

2016年08月04日 05時06分11秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

食事後にトイレに行った。CAの絹川さんに「トイレは綺麗になっておるか?」と問うたらば、彼女はトイレ内部を確認した後、「お客様、どうぞお入り下さい」と言った。「一度でいいからこんな事を言ってみたいなあ~」と、経済席にしか乗れない佐渡島民の多くの人は思うだろう。このブログを読めば読むほど己の貧乏さが惨めに思えてくるので、もうこのブログは二度と見るまいと心に誓うのだが、翌日はまたぞろ「佐渡の翼」をクリックしてしまう自分がいるのだよ。午後2時37分にジントニックを一杯御願いした。クリュッグ、じょっぱり、ジントニックとかなり飲んだのに、気持ちがテンパッているせいか全く酔わない。一応酔い覚ましにと機内探検に出掛ける事にした。ファーストの後方にあるビジネスクラス席を通過してギャレーに行ってみた。非常口ドアにある右翼側の窓から機外を見たら一面の雲間に大地らしきものが見えた。「今どの辺りを飛行中だろうか?」そう思い、たまたまギャレーに応援に来ていた、ファースト担当の武田さんに尋ねてみた。すると彼女は「機長に聞いちゃいますね」と言いながら機内電話の受話器を取った。機長に寄ればどうやらハバロフスクの北西200~300kmの辺りを航行中との事だった。丁度、離陸から2時間46分後の事である。エコやプレエコには空席があるものの、さすがにビジネスクラスは満席らしく、CAさん達は忙しく立ち働いていた。午後3時04分頃に、ビジネスクラスの最後端にあるバーコーナーへ行ってみた。ビジネスクラスの客達は既に食事を終えて寝る態勢に入っていたため、誰もバーコーナーにはいなかった。午後3時10分に自席へ戻り、高橋さんにベッド作りを依頼したら、西川製のベッドパッドとコンフォーターの上にふかふかのカシミア毛布を敷いてくれた。以下はANAの公式HPより引用した。

ベッドパッドは多くのアスリートが海外遠征などで愛用する東京西川「AiR®」。身体にかかる圧力を分散させる特殊立体構造のコンディショニングマットレスで、良好な寝姿勢を維持し、質の高い眠りを提供する。優れたデザイン性も国内外で高い評価を受け、世界各国のさまざまなデザイン賞を受賞している。

コンフォーターは、寝具向け素材としては世界一細いテイジンのポリエステルナノファイバー「ナノフロント®」や、特殊ポリエステル断熱保温わたなどの高機能繊維を駆使し、東京西川の技術で創りあげた次世代型超軽量タイプです。やわらかく、薄くても暖かいので、心地よくおやすみいただけます。

枕は、とろけるような柔らかさでありながら、さまざまな寝姿勢を独自のリラクゼーションフォームでしっかり支える東京西川「エンジェルフロート®」。放熱性と吸放湿性にもすぐれ、温度による硬度変化もほとんどなく、快適にお使いいただけます。※羽毛枕もご用意しています。

ブランケットは、「テネリータ」製で、世界で最も厳しい国際基準をクリアした、安全・高品質のオーガニックコットンを使用。おもてには高級カシミアを使い、コットンの通気性とカシミアの保温性を兼ね備えました。上質な素材から生まれる心地よさに包まれる、軽くてやわらかなブランケットです。

とまあ、これだけの寝具で熟睡出来ない人はおるまい。筆者はこのベッドのお蔭で3時間20分ほどを熟睡してしまった。これだからファーストクラスは止められないのだよ。

トイレの手拭きは紙ではなくて布製だ!

足りない備品があればこのボタンを押せばよい。CAさんがすぐに飛んで来る

たまたま居合わせたビジネスクラス担当のCAさんのお写真を撮らせて頂いた

ジントニックを注文

日本時間の午後2時41分に撮影した機外の景色

ハバロフスクの北西200~300kmの辺りだそうだ

機長に現在位置を尋ねるCAの武田さん

ビジネスクラス後方にあるバーコーナー。CAさんの時計はロンドン時間を示しているが、時刻はロンドン時間の午前7時4分であり、ロンドン到着までは、あと8時間26分ほどかかる。

ビジネスクラスは満席であった

出来上がったベッド!


ANAファーストクラス搭乗記その9     投稿者:佐渡の翼

2016年08月03日 05時50分03秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

お料理は和洋いずれかから選べるが筆者は和食をお願いした。ファーストクラスでは和食は日本発の方が欧州発よりも美味しい。欧州発では、現地の食材を利用して現地で調理したものが提供されるため、味は日本発より落ちる感じがする。三回ファーストクラスに搭乗して分かった筆者なりの経験則に基づけば、日本発は和食にして帰国便は洋食を選ぶのが正解である。帰国便では長期間和食から遠ざかっていたため和食を選びがちなのだが。。。

和食のコース料理が始まる前に筆者は秋田の大吟醸「じょっぱり」を注文した。フルーティなお酒なので口の中が甘ったるくなるためお水も一緒に出してくれた。まず先付は、甚大豆腐、蒲鉾、敷胡桃しょうゆ、前菜は、小芋肉味噌田楽、車海老、銀杏塩煮である。う~ん、都心の高級ホテルの日本料理屋で食べるのと寸分違わぬお味である。次が椀物で、鱧と松茸のお椀である。これも関西風のいいダシの効いた美味しい椀だった。とにかく、客の食べる速度に合わせてギャレーで調理しているので実にいいタイミングでお料理が運ばれて来る。ビジのように客を待たせると言う事を一切しないのだ。一人でたった3人の客の給仕をするのだからそんなの当たり前だろうと言ってしまえばそれまでだが、これこそがファーストクラスサービスの真髄である。そうこうするうちにお造りが運ばれて来た。平目の薄造り、あおり烏賊、汐雲丹の三種。機上で食すお刺身の味は格別であり、ビジでは間違ってもお刺身なんぞは出て来ない。次いで、煮物(湯葉、松茸、煎り唐墨)、小鉢(焼き穴子、クレソン浸し)と主菜の銀鰈幽庵焼朴葉焼きが同時にお盆に入れられて運ばれて来た。まるで日本料理屋の板場で調理仕立てのお料理を運んで来たような感じで非常に美味しい!最後のお食事は白米、香の物、味噌汁である。

メニューには「お食事のご飯は、佐渡産こしひかりの特別栽培米を使用しています」と書かれていた。意外な所で佐渡産のこしひかりが高評価を受けていた。佐渡市長や佐渡市観光課の職員はANAのファーストクラスで佐渡産のこしひかりが採用されている事を知っているのだろうか?多分ご存じだろう。無論ANAはそんな事を佐渡市宛に通告したりはしないので、恐らく佐渡市長や観光課の職員はこの記事を読んでにんまりとした事だろう。舌の肥えた乗客が多いファーストクラスの機内食として提供されることは佐渡産食品の地位向上を意味するからだ。佐渡に関わる事をブログ上に掲載している身としては何だか誇らしい気がした。機上で炊いた佐渡産こしひかりのお味はやや堅めだったものの、佐渡で食べた朱鷺の認証米と同じで大変に美味しかった。最後のデザートである虎屋の羊羹はカロリー過多に付きいらないと断っておいた。

和食のコース料理の原価だけで10,000円はすると言うから、ファーストクラスは正に空飛ぶ天空の料亭である。「じょっぱり」はグラスで二杯飲んだように記憶している。食事が終了したのは午後2時18分だったから、離陸から2時間23分が経過していた。

じょっぱり

前菜

前菜の皿の縁に焦点が合ってしまったが、向こうにあるのが先付け

椀物

御造り

小鉢と煮物と主菜の銀鰈の朴葉焼き

朴葉を剥がして撮ってみた

お食事

佐渡産こしひかり

味噌汁

漬物

お水は南アルプスの天然水

食事の終了後に空席の1G席を撮ってみた



ANAファーストクラス搭乗記その8     投稿者:佐渡の翼

2016年08月02日 08時26分10秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

ファーストクラスでは、一本25,000円也のクリュッグを1人で1本空けてしまう人もいるくらいなので、常時2~3本は積んでいるそうだ。クリュッグのお味は、すっきりとしているが、それでいて濃厚芳醇で青リンゴのような味である。和洋のフルコース料理は、客がどちらを選ぶかは搭乗後でないと分からないし、人によっては両方注文する場合もあり得るので和洋2セット分を予約した人数分積み込むため必ず無駄が出る。そうした無駄なコストも含めた料金が片道182万円なのだ。ビジやエコ席では乗客が通路を頻繁に往来し、絶えずわさわさしている。ビジの場合は客席が少ない分、そうした騒音は減ってはいるが、それでも周囲の客の動作は嫌でも目に入る。だが、全8席しかないファーストのような特別な空間では、通路を往来するのはCAさんだけだし、隣席の客の姿は全く見えないので、他人の煩わしい目からは完全に解放される。一度ファーストに乗ってしまうと二度とビジネスクラスには乗れない。筆者はパリからの帰国便ではファーストクラスの設定のない便に搭乗せざるを得なかったため(予約時はファーストの設定があったが、2015年1月にビジネスとエコ席の2クラス設定だけの機材への変更を知らせる電話がかかって来た)、フルフラットシートとは言えかなりきつかった。ファーストではCAさん一人当たりの接客数は3名に対し、ビジネスのそれは9名であり、両者の接客速度には雲泥の差があったからだ。

一杯目のクリュッグを飲み終えたところでCPの高橋さんがやって来て、両手を組んで腰のベルトの辺りに置き、百貨店の店員が開店時に客を迎える時と同様な45度の角度でお辞儀をした。そして「お食事の準備をさせて頂きます」と言いながら、糊の効いた白いナプキンをピシーっと音を立てながら広げた後にテーブルの上にそれを静かに敷いた、そして二枚目のナプキンを三角形状にこれまたピシーっと音を立てながら伸ばした後に両手でそれを持ちながら筆者に手渡した。何だか一連の儀式を見ているようで、厳かな雰囲気さえ漂って来た。これがビジならば、ふにゃふにゃした布を広げてふわっとテーブルの上に乗せるだけだから、食事前の準備からして格段の違いである。そして一皿目のアミューズを運んで来た。このアミューズはファーストでは通年で提供され、お料理の組合せに変化はないが、季節に寄って細かく食材を変える工夫はしている。洋食コースを選んだ場合は、ビジ席ならば、ナイフやフォークなどのカトラリー類はまとめて布にくるまれて配布され、客がいちいちそれをほどいて自分でそれらをセットせねばならぬが、ファーストならば全てCAさんがやってくれる。

アミューズは画像の一番奥から反時計回りに柚子風味のチーズバー、穴子の八幡巻き、スモークサーモントラウトのムースブロッコリー風味、そしてソフトドライビーフと紅芯大根のロール巻きであり、お味は最高であった。

クリュッグを飲み、リラックスしながらアミューズを頂いた

これが1本25,000円なりのクリュッグ

それを注いでもらう

この瞬間が

たまらんのだよ

クリュッグ様

昨日のお弁当。この写真はEOSkissX3と言う安物デジイチで撮影した。ファーストクラス体験記の画像は全て5000万画素のEOS5DSで撮影したが、パット見は、ほとんど安物デジイチの画像と大差はない。だが、十分の一程度のトリミングを施した際に、5000万画素の真価が現れる。


ANAファーストクラス搭乗記その7     投稿者:佐渡の翼

2016年07月31日 07時21分50秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

座席に座るとまずメニューが配られる。ビジネスクラスのそれはペラペラな紙製のものだが、ファーストクラスでは、高級レストランに出て来るような、布張りの厚い紙製の紫色のカバーで覆われた高級そうなメニューが配られる。ファーストクラスの機内食は機内で調理できる状態に下ごしらえをしてから、機内に積み込む。調理の下ごしらえが終了してから6時間後辺りに客に提供されるのだと言う。CAさんの仕事は基本的に盛り付け業務+一部の調理である。例えばステーキなら、焼き加減がレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンとチョイスが可能なため、上空で火を使わない状態、つまりオーブン等を使って焼き加減を調整しながら調理する。白米などは、一人分ずつギャレーで炊いている。上空では水の沸点が低く、80℃くらいまでしか達しないため、当然普通の釜では炊けないので、圧力釜で炊く。上空では人間の味覚が変わるので、それに合わせた調理法で下ごしらえをする。例えば、上空では味が薄いと感じ易いので、日本料理では濃い味付けにするために、ダシを効かせる工夫をしている。とはいっても、所詮は上空で温めて食べる程度の物ばかりだ。普段、都心の高級ホテルのフレンチや懐石料理を食べなれている筆者の舌の尺度からすれば、素晴らしく美味しいと言うレベルではなく、まずまず美味しい程度のレベルでしかない。これは本当においしい!!!なんていうレベルの食べ物は出て来なかった。どちらかと言うと、上空でこの味を出せるのなら素晴らしい!!!と言う感じである。

2014年にフランクフルトからの帰途に利用したルフトハンザのビジネスクラスで出て来た和食を更にブラッシュアップしたものがファーストの和食である。筆者は、2015年9月20日のロンドン行きのANA便のファーストクラス搭乗の際は、和洋いずれのコース料理も選べたが、和食をチョイスした。後でCAさんに尋ねたらば、英国人を含む7人全員が和食をチョイスしたそうである。

ファーストクラスでは和洋のコース料理の他に、お酒のおつまみ、小腹が空いた時のメニュー、そして、煮物・主菜・ご飯・漬物から成る和食セットとメイン・フルーツ・パンから成る洋食セットの両方まで用意されている。人生で一度だけ、これが最初で最後などと言う無料特典航空券でファーストに搭乗した一般人ならば、メニューに記載されている食べ物全てを注文するかもしれないし、普段質素な生活を送っている人ならばそれらを全部食べてしまうだろう。そして飲み放題のシャンパン、ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、カクテルなども全て頼んで飲むかもしれない。

だが、筆者のようにファーストに乗り慣れている人間は食事が楽しみで搭乗して居る訳ではない。その快適な空間に身を委ね疲れを癒すために乗っているのだ。だから食事や酒などはどうでもいい。快適に11時間35分の飛行時間を過ごせればそれでいい。だから、貧乏人みたいにガツガツ飲んだり食べたりなどはしない。腹さえ満たされれば後は眠りに付くだけだからだ。

メニューの表紙は御覧のような豪華さだ!

洋食のフルコースメニュー

お酒のお共のおつまみと、お好きな時に注文出来る小腹満たしのメニュー

和食と洋食の簡単セットメニュー(主に目覚めた後の食事用)

飲み物メニュー

シャンパン

赤ワイン

白ワイン

日本酒

焼酎、ビール、カクテル類

ソフトドリンク




ANAファーストクラス搭乗記その6 投稿者:佐渡の翼

2016年07月30日 04時57分42秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

2015年9月20日羽田発ロンドン行きのANA211便は、午前11時30分に全乗客の搭乗が完了したため、定刻5分前の11時35分にプッシュバックを開始し、20分のタキシング後に34R滑走路から離陸した。離陸時に、オットマン上に置いたリラキシングウエアがどどっと前に落ちて来た。離陸後35分を経過した所で飲み物サービスが始まった。CAさん達には、アップグレード客と有償客との区別が付くらしく、心なしか、その接客態度には有償客優先の雰囲気を感じたが気のせいかもしれない。だが、有償客と無料特典航空券での搭乗客との区別は付かないそうなので、2016年6月の羽田・フランクフルト往復ファーストクラスでは有償客のような顔をして搭乗してやった。そしてフランクフルト行きの便でサービスに不備があったので、それを指摘した上で、その改善策を提案しておいた。すると、帰国便では、ちゃあ~んとその情報は担当CAさんに伝わっており、見事にサービスが改善され、行きの便の失敗を挽回するサービス振りを見せてくれたのはさすがのANAであった。

CAさん達はしつこくない頻度で客の席を訪ねては用件を聞いてくれる。ビジネスクラスのようにコールボタンを押すまでほったらかしと言う訳では決してない。お料理は一皿を食べ終えると間髪を入れずに次の皿が出てくる手際のよさで、接客してくれたCPの高橋さんは料亭の女将のように客を持て成してくれたが、この辺のサービスぶりはさすがのANAである。とあるJALのCAさんがこのサービスぶりを、軽蔑を込めて「まるで日本旅館のサービスのよう」と評したそうだが、筆者はそれで結構だと思う。ファーストクラスでは公序良俗に反する事以外はどんな無理難題でも出来る限り対応してもらえる。例えば乗り継ぎ便の変更依頼や、空港に送迎用のハイヤーを手配してもらう事などは、ANAの現地係員を通じて代行してもらえるかもしれない。とにかく至れり尽くせりなのがファーストクラスであり、一度このクラスに搭乗するとはっきり言って、二度とビジネスクラスには乗れなくなる。従って帰国便のパリ・羽田はファーストクラスの設定のない便だったためビジネスクラスを利用せざるを得なかったが、フルフラットシートでもかなりきついフライトだった。ましてや往復エコノミーなどと言う旅では筆者は死んでしまうだろう。

CAさんには初めてファーストクラスに乗る客とそれに乗り慣れてている客との区別はすぐ付くそうで、前者はとにかく舞い上がってはしゃぎまくるが、後者は、静かに読書をしながら寛いでいる人がほとんどだそうだ。広い座席に豪華な食事、そして世界最高級のシャンパンの飲み放題とくればはしゃぐ気持ちは分からんでもないが、たかがファーストクラスではないか、筆者にはいつでも何回でも乗れるので、さほどの感動はなかった。事前にウエブで学習した通りの展開で進んでいったし、「ああ、これがファーストのサービスなのね」が良く分かった。

筆者は、今後東京オリンピックが開催される2020年までの六年間、毎年ヨーロッパをANAのファーストクラスで往復する予定になっているが、2015年はその序曲であった。

トップ画像は離陸後17分を経過した時点での液晶画面である。筆者はヘッドホンを耳に当てながらNHKニュースを見る事にした。


ANAファーストクラス搭乗記その5     投稿者:佐渡の翼

2016年07月29日 04時14分53秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

座席の真正面には23インチの大型液晶画面がどお~んと鎮座ましましており、ビジネスクラスの二倍の大きさである。そして画面の前の物置台の右手にデジタルノイズキャンセリング機能付きで耳への圧迫感のない高性能ヘッドホン(ソニー製)(ビジやエコ席ではファーストクラスのそれよりも安価な、デジタルではない、単なるノイズキャンセリングヘッドホンしか付属していない)があり、左手にサムソナイトのポーチが置かれてあった。ヘッドホンはノイズキャンセラーが良く効いていて、飛行機のエンジン音を気にせずに音楽や映画を楽しむことができる高性能品である。ヘッドホンケースに入ってはいるが、持ち帰りは不可である。ヘッドホンジャックはANAの長距離国際線機内専用の仕様になっているため国内線では使用出来ない。

席に着くと、CAさんが「リラキシングウエアにお着換え下さいませ」と言ったが、筆者はそれを断った。するとCAさんは「まあ~お客様お着換えなさらないのですか。ならばお客様、これはお持ち帰りも出来ますが」と続けたが、「荷物になるからそんなものいらないよ」と答えた。CAさんは「変な子」とでも言いたげな表情をしたが、筆者は構わず写真撮影に没頭した。他の乗客は全員着替えていたと言うのに。。

このリラックスウェア、ぱっと見はただのスウェットに見える。筆者はロンドン到着の2時間前に機内が寒くなったので試しに羽織ってみたら、着心地が軽く肌触りが優しい感じがした。そして薄手の記事にもかかわらず暖かいから旅先で重宝すると思うので、荷物になるのを厭わない人は是非持ち帰るといいだろう。このウエアは先染め糸を二重編みにした両面ニット使いの上下で、しなやかな肌ざわりと軽い着心地が特徴で、持ち運びに便利な収納ケース付きだ。ただしパンツ部分は隣のおじさんが穿いているのを見たが、細い筆者には紐で締め付けてもダボダボになるような感じだった。

ファーストクラスには乗客8人に対しトイレが二つもある。ギャレーに向かって左手と中央部の二か所にあり、中央部のそれには着替え用の衣服を置く台(赤ちゃんのオムツ替え台と同じもの)が付属している。客がトイレに行く素ぶりを見せると、すぐさまCAさんが先導し、「お客様少々お待ち下さい」と言い、まずトイレに汚れがないかを確認する。汚れがあれば綺麗に清掃した後に客に入室を促す仕組みで、しばし殿様気分を味わえる、そしてファーストクラスのトイレには実年齢よりも10歳若く見える鏡が置いてあるのに対し、ビジネスクラスには年齢相応かあるいは照度の関係で実年齢よりも老けて見える鏡が置いてある。鏡一つ取ってもそれだけの差を付けているのだ。ファーストのトイレの手拭きは布製だが、ビジネスのそれはペーパーだし、便座や手洗い台もビジネスよりも上等な質感のものを使用していた。ただ、使用後の手拭きタオルの捨て場所がないため、台の上に置き去りにせざるを得ないのだが、使用後はすぐさまCAさんがトイレに入りそれらを回収していた。筆者は、今年6月の羽田・フランクフルト往復ファーストクラスの旅では、担当CAさんに対し「トイレ内に手拭きタオルの捨て場所スペースを設置して欲しい」と改善提案をしておいた。さすれば、乗客も便利だし、ANA側もタオルの回収再生作業がし易くなる上、CAさんの業務軽減効果にも繋がるのではないだろうか?

機内Amenityの豊富さ、トイレの快適さ、広々とした個室空間と新幹線のグランクラスのように、電動で自由なpositionを設定出来る革張り座席、豪華な食事の質と量、きめ細かなCAさんの接遇、子供の姿が皆無の完全大人の世界、クラス毎に機内放送が出来るため、機内安全に関するアナウンスと機長挨拶以外のアナウンスが一切流れないため、機内放送がうるさ過ぎるビジやエコ席とは別世界の静寂さ、寝心地のいい西川製の暖かい羽毛布団と枕、高性能なヘッドホンと大画面で楽しめる様々なコンテンツ、高級シャンパン、ワイン、大吟醸が飲み放題!CAさんは乗客全員の名前を憶えていて、話しかける時は必ず客の名前で呼び、跪いてから客の要望を聞く。そのように接遇マニュアルに定められているのを実行しているだけなのだが、客の立場からすれば誠に心地よいサービスだ。それらのサービス料は全て片道運賃の182万の中に含まれている。

高性能ヘッドホン

リラキシングウエア上下とその収納ケース及びスリッパ

テーブルは収納式で引き出すとこうなる

様々な収納ケースと電源プラグ及び、座席の位置を自在に変えるためのコントローラー。電動椅子用コントローラーはタッチパネル式になっており、手元での操作が可能なように取り外しできる構造になっている。

椅子の座席部分はファブリックだが、手置き台は革張りの豪華さ!

スーツの収納ケースとハンガーは壁の外部に付いている

液晶画面のメニューをコントロールするリモコン、これは衛星電話としても使えるので機内から日本へ電話をかけられる。ただし、通話料は有料であり、コントローラーの側面にカードリーダーが付いており、ここへクレジットカードを通してからダイアルする仕組みになっている。

足元はこんなに広くて、オットマンまで足が届かないくらいだ

2A席の窓

まぶしいためおじさんシェードを下ろしてしまった。意地悪ちゅるなあ~

CAさんはかくの如く跪いて客の要望を聞く

これが座席位置をコントロールするタッチパネル。これは取り外して手元で操作できる

靴を脱いでリラックス


ANAファーストクラス搭乗記その4     投稿者:佐渡の翼

2016年07月27日 07時36分32秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

ファーストクラスに一回だけ乗ることは犬でも出来る。だが、いつもファーストに乗る人には、独特のこだわりがある。そのこだわりが、「もったいない」を常に口癖にしている貧乏人メンタリティを持つ人とは決定的に異なるのだ。 

ファーストクラスに乗る乗客には5種類の人がいる。

1. 会社の「オーナー社長」で自腹でファーストの航空券を買っている人。
2. 誰かにフアーストの航空券を買ってもらっている人。一般的に大企業の幹部、大臣クラスの政治家もしくは、スーパーリッチの愛人。
3. 自分でビジネスクラスの航空券を購入し有償又はマイルでアップグレードをしている人。
4. サラリーマンが出張時に会社からビジネスクラスの航空券を買ってもらい、自分のマイルでアップグレードをする人。
5. マイルを使って無料特典航空券を手に入れた人。

いつもファーストクラスに乗る人にはこだわりがある。例外は、4番の、サラリーマンが会社の金でビジネスクラスの航空券を買ってもらい、自分のマイルでファーストクラスにアップグレードをする場合だけだ。アテンダントの対応もビジネスとファーストとでは全く異なる。ファーストクラスでは8人の乗客に対し、3人のCAがスタンバイしているので、Cabin Attendants versus Passengers Ratio は1:2.6で、ビジネスクラスの比ではない。ビジネスのそれは1:9だからだ。いつもファーストに乗る人はリッツやマンダリンやペニンシュラといったホテルにしか泊らない。一流のサービスや待遇に慣れているファーストクラスの乗客を満足させるには、一筋縄では行かない。 一流のファーストクラス用のトレーニングをしっかりと積んだアテンダントだけがその担当を許される。 

エコノミークラスしか知らない人には、ビジネスクラスのサービスはわからない。ビジネスクラスしか乗ったことのない人には、ファーストクラスのカーテンの向こうで何が行われているかは想像できない。ファーストクラスに乗る人は過去にエコノミーやビジネスクラスに必ず乗っている。だから全てのクラスのサービスの違いがわかる。リッチな企業家は、サラリーマンとは一緒の空間では過ごしたくないから、ファーストクラスに乗り、高級ホテルに宿泊し、公共交通機関は使わないのだ。筆者が、列車はグリーン車かグランクラス、船は特等、飛行機はファーストクラスにしか乗らなくて、移動は全てタクシーなのは同じ理由からだ。新宿の百貨店への買い物も雨の日以外はi8でさっそうと乗り付けるし、空港への移動もi8を使用し、羽田の第二ターミナルの第4駐車場の個室駐車場に、通常料金の二倍を支払って車を停めている。筆者は貧乏人が行くような安っぽい食堂などへは行かずに都心の高級ホテルで食事をするし、惣菜は高級デパ地下でしか購入しない。唯一の例外が、昼食を購入するセブンと、牛乳とトマトとビタミン剤を購入するファミマである。そこへ行く理由は、何かを購入すればマイルを貯められるからに過ぎない。筆者は佐渡の貧乏人を徹底的に小馬鹿にする。だから彼らから嫌われ、彼らは筆者の事を「金を使うしか能のない人は見ていて可愛そう」などとぬかして虚勢を張りたがる。だが、悔しかったら金を貯めて豪遊し見返せばばいいだけの話だ。筆者の事を低所得の放射線技師だの退職者だのと長年誤認し続けても何ら恥じる事のないような低知能レベルの輩である、金儲けなどする能力は皆無であろうに。

引用参考ブログ:ファーストクラスの乗り方

この個室感を際立たせる壁の高さが半端じゃない

Display画面は筆者使用のパソコン画面と同じサイズの23インチの大型液晶

前方に1Aと1D席がある

左隣の2A席

2A席にはおじさんが座ったが、11時16分の時点ではまだ到着していない


ANAファーストクラス搭乗記その3     投稿者:佐渡の翼

2016年07月26日 06時42分45秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

欧州路線のファーストクラスは有償では片道約182万円、往復なら280万円もする。ビジネスクラスならば繁忙期の片道運賃は46万円で、往復は80万円である。ファーストとビジネスの片道差額は136万円だが、筆者は45,000マイルでアップグレードをした。ファーストクラスの往復無料特典航空券の発券に必要なマイル数はレギュラーシーズンで165,000マイル(2015年 4月からマイル制度が改悪され、それまでの140,000マイルから値上げされた)だから、単純計算では、1マイル=17円(2015年3月までは20円)の価値になる。今回のアップグレード料金は45,000X17=765,000円であり、これにビジの片道料金を足せば1,225,000円となり、有償で購入するよりも遥かに安く上がった計算になる。「ANAVISAプラチナプレミアムカード」の記事でも述べたが、平均的な佐渡島民でも、一年間に10,000マイルを貯める事は可能だが、3年間の有効期間内に45,000マイルを貯めるのは不可能に近い。よしんばそれだけ貯められたとしても、今度はビジネスクラスの片道運賃分の46万円の調達が必要になるので、ファーストクラスへの道は相当にハードルが高い。言わずもがなだが、エコノミーからビジネスへのアップグレードは可能だがエコノミーからファーストへの二段階飛び越しアップグレードは出来ない。トップ画像に写っている、青の小テーブル上にある紙片は、英国入国時に必要な入国カードと入国審査時の優先レーン(ファストトラック)の通過券である。

Fast track(優先レーン)通過券

かように、一般庶民に取っては高嶺の花のファーストクラスだが、筆者のようにファーストクラスに乗り慣れた人からすれば、「あ~、又アミューズが同じメニューじゃん、芸がねえ~なあ~」と言う話になってくるのだ。一度でいいからこんな事を言ってみたいとお思いだろうが、誰でもマイルさえ貯めれば一生に一度だけならファーストクラスには乗れる。だが、二年連続のファースト搭乗などは絶対に不可能で、せいぜいが、そんな事をいとも簡単にやってのける佐渡の翼君をウエブ上で中傷して羨望視するのが関の山であろう。

羽田発ロンドン行きのANA211便のファーストクラスの搭乗券。撮影時の時刻が液晶画面に表示されている。

昨日の喜多山の洋食弁当、ここのお弁当は本当に美味い!


ANAファーストクラス搭乗記その2     投稿者:佐渡の翼

2016年07月25日 04時04分35秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

筆者の搭乗から7分が経過したが、まだファーストの有償客達は搭乗してこない。座席に付くとまず布製の暖かいおしぼりが配られ、次いで絹川さんが筆者注文のウエルカムドリンクである、ヘンリオットのシャンパン(ビジネスクラスで提供されている安いシャンパンである)のビンを携えてやって来た。朝食を食べ終えたのが午前7時半頃だから、それから4時間近くが経過している。そろそろ空腹を感じ始めていたので、そこへシャンパンを流し込んだら、途端にいい心持ちになってしまった。

座席の外壁部分に埋め込まれたスーツ収納用の扉を開けて写真撮影を終了した頃に、ビジネスクラスの1列目と2列目の座席を指定した8人の乗客たちがファーストクラス専用の搭乗口から入って来た。この区画は、ファーストクラスの後方で、かつギャレーとトイレの前方にあり、35セクションと呼ばれる部分である。筆者は2014年の11月にビジネスクラスの航空券を購入した際は、このセクションの中で、トイレから離れた位置にある5Aを指定したかったのだが、生憎そこは既に埋まっており、已む無く同じ窓際の6Kを指定しておいた。6K席はその真後ろにトイレがあるため、本来ならば指定したくなかったが、出来るだけ前方席で窓際の条件を満たす席はここだけだったので止むを得なかった。ファーストクラスへのアップグレードのお陰でトイレから離れた席に座る事が可能となりやれやれの思いだった。

恋人へのお土産用に、「資生堂ザ・ギンザ」の乳液、化粧水、洗顔剤などの基礎化粧品が入った、サムソナイトのスーツケースを模った可愛い化粧ポーチ(これはANAのファーストクラスオリジナルで非売品)を持ち帰りたいとCAさんに申し出たら、それと、それに入り切らない化粧品を、購入した免税品を入れるビニール製の手提げバッグの中に入れて持たせてくれた。このANAオリジナルサムソナイトポーチには、30mlの基礎化粧品がどさっと詰め込まれており、二週間の海外旅行でも充分使い続けられる仕様になっている。

「資生堂ザ・ギンザ コスメティックス」ベーシックケアセットの基礎化粧品の中身は以下の通り。
  
  -エナジャイジングローション(化粧水)
  -モイスチャーライジングエマルジョン(乳液)
  -クリーミークレンジングフォーム(洗顔剤)
  
ポーチの中には、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、スーペリアコットン4枚なども入っている。この化粧ポーチはANAのファーストクラスに搭乗した客しか手に入れる事が出来ないため、レア物としてのプレミアムが付き、ヤフオクでは7000円~8000円で入札されていた。資生堂ザ・ギンザのネット通販のページで値段を確認し、基礎化粧品三本の原価を推測したら、それは15,000円程度と思われたので、その半額の値段でヤフオクに出品しても売れる訳だ。つまり、これを貰った人はヤフオクに出品すれば7000円余りを稼げるという話なのだ。今回は黒に近いネービー色のポーチを貰ったが、ポーチにはブルー、オレンジ、レッド、シルバーを含め全5色があり、季節毎に違った色のポーチが提供される。

今年の6月の羽田・フランクフルト線のファーストクラスに搭乗する前に、筆者はANAのブロンズデスクに電話をして、「事前に好みの色をリクエストできるのか」を問い合わせたところ、「それはお受けいたしかねる」との返事だった。筆者は羽田・フランクフルト路線を往復でファーストクラスに搭乗した際に、行きはシルバーで帰りが赤のサムソナイトポーチを貰ってある。ポーチの形は日本発便がサムソナイトで、海外発便がリモワだったが、リモワ型は既に廃盤となっているそうだ。行きは一色しか選べなかったが、「全5色からとは言わないまでも、せめて複数の色から選べるシステムにせよ、ファーストクラスなのだから」と、フランクフルト行きの便に担当してくれたCAさんにクレームを付けておいたら、帰国便では二色から選べるシステムに早速変更してくれていたのはさすがのANAで、学習効果はバッチリであった。

筆者は二年連続で合計3回ファーストクラスに乗った訳だが、ファーストクラスに搭乗する事自体は自慢にもならない。何故なら、そんなブロガーはこの世に幾らでもいるからだ。マイルを貯めてファーストクラスの無料特典航空券を獲得する事はそれほど難しい事ではない。それはやろうと思えば誰にでも出来る。だが、毎年ファースト、海外へ行く際はファーストクラスの設定のある路線ならば必ずファーストに搭乗出来る人はほんの一握りだ。無論平均的な佐渡島民にそんな芸当は逆立ちしても無理なのだが。

ヘンリオットの

シャンパンを

なみなみと

注いでくれる

この瞬間がたまらんのだよ

ANAオリジナルサムソナイトポーチ

恋人がスマホで撮影したサムソナイトポーチの中身

今年の6月の中欧旅行の際の往復ファーストクラス搭乗で頂いたサムソナイトの化粧ポーチ



ANAファーストクラス搭乗記その1     投稿者:佐渡の翼

2016年07月19日 04時29分02秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

2015年9月20日午前11時8分、筆者は勝利の美酒に酔いしれながら、グラウンドスタッフから、燦然と輝くファーストクラスの搭乗券を受け取った。座席は2列目のD席がアサインされていた。窓際席ではないが、ファーストならばどこでも同じである。筆者は、搭乗を待ちきれずに並び始めたビジネスクラスの客達を尻目に、喜び勇んでファーストクラスのラインへ向った。ラインの先頭で待つ事2分ほどで搭乗開始のアナウンスがあった。その際に何気なく後方を見たら、いつの間にか、よれよれの青木のスーツを着たおじさん二人組みが筆者の後ろに並んだのに気付いた。ファーストクラスの客で搭乗レースに参加するようなせっかちな人はいないので、彼らがエコ席利用のダイヤモンド会員である事はすぐに分かった。筆者はトップでゲートを通過すると、エスカレーターを小走りに下った。下り終えたところで後方を振り返ると、彼等の姿は視界から完全に消えており、追撃される気配すら感じなかった。完璧な勝利を不動のものとした筆者は、「左手ファースト、右手ビジ及びエコ」の案内標柱をゆっくりと睥睨した後、悠然とファーストクラス客専用の搭乗橋へと歩を進めた。すると前方の搭乗口前に、にこやかな表情で出迎える二人のCAさんの姿が見えた。向かって右手に中央席担当のパーサー絹川さん、そして左手に右翼席担当のパーサー武田さんが最敬礼で出迎えてくれた。筆者は2D席に座ると、ハンティングワールドのバックパックからコンピューターを入れたステファノマノのバッグを取り出し、それらをオットマンの下に置いた。そして赤のマッキントッシュのレインコートを脱ごうとしたら、すかさず絹川さんが飛んで来て、「お客様、そのコートをお預かりさせて頂きます」と言った。座席の上の荷物入れはそれぞれの客専用のスペースになっているので、そこへコートを伸ばした状態で置いておけばいいのだが、それでは離着陸時にコートが折れ曲がる。ファーストクラスでは、お高いコートをしわくちゃにさせてはいけないとの配慮から、ハンガーに吊るすためにそれを預かってくれるのだ。ビジネスクラスでは一々CAさんにその事を頼まないとコートを預かってはもらえない。こんな素早くさり気ないサービスから早くもファーストクラスによる極上の旅は始まっている。

筆者は、可愛い表紙のFlight log bookを絹川さんに渡しながらログ帳の記入を御願いした。そして記念写真を撮るからポーズを取るようにと彼女に命じたら、「ただいまチーフパーサーを呼んで参りますので少々お待ち下さい」と言いつつ。「チーフ、チーフ」と言いながらCPさんを手招きした。そしてチーフの高橋さんを真中にして右翼担当の武田さんも加わり、ファースト担当のCAさん三人全員をまとめて撮影した。EOS5DSは一番若いCAさんの表情を感知してそこに焦点を合わせるらしく、そのような仕上がり具合の写真となった。そして絹川さんが「このようなログ帳はどこで手に入れられたのでしょうか?」と問うて来たので「それはネットで注文できるんだよ」と答えてあげた。飛行機のログ帳はこのサイトで購入出来る。このサイトでは定期的に可愛い表紙のログ帳の新作を発表するので、筆者はその都度それを買い求め、欧州路線国際線用、アジア路線国際線用、国内線専用と三者三様に使い分けている。いずれも一冊740円程度と安いので、筆者は毎回新作を購入している。

エスカレーターを降りるとその先に

夢のファーストへの入り口が

あった

お出迎えのCAさん

3人の担当CAさんをまとめて撮影した。撮影機材は5000万画素を誇るEOS-5DSである。今回の旅ではEOS-5DSとEOS-1DXの両機を持参した。

Flight log book


まさかの大逆転の結末    投稿者:佐渡の翼

2016年07月18日 04時56分28秒 | ANAファーストクラス搭乗記2015年

2015年9月20日、午前10時50分にANAラウンジを出た筆者は、その5分後に109番ゲートに到着した。ゲート前の並びレーンは、「ダイヤモンド会員並びにファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3列に分けられており、向かって左手にビジネス、中央にファースト、そして右手にエコノミーラインが配置されていた。筆者は、カウンターの前でコンピューターのキーボードを叩くおねーさんの真向いの席に座り、搭乗開始のアナウンスを待った。

すると午前11時丁度に筆者の名前が読み上げられた。まさかの大逆転勝利である。「やったあ~!!」と、小躍りしながら筆者はおねーさんの元に走った。そしてビジネスクラスの搭乗券とパスポートを差し出し、両手でダブルブイサインをしながら「イエ~イ、イエ~イ、ファーストっす!!」と歌いながら踊ってやった。それを見た背後のエコのおばさん達がくすくす笑っていたが、筆者は嬉しくてしょうがない。まるで盆暮れが一緒にやって来たような、そして9回裏に逆転満塁サヨナラホームランを放った打者のような気分になった。天にも昇る気持ちとは正にこの事である。この1年、毎日のようにメールが届くたびに「ANAからかなあ~」と期待しながら開いては落胆していたので尚更である。何年もの間求愛し続けた恋人からついに結婚の約束を取り付けるのに成功した時のような嬉しさであった。そしてこのファーストクラスで過ごした11時間23分が、今回のロンドン・バルセロナ・パリ旅行の全てとなり、ファーストクラス以外の欧州での滞在経験は全て付録と化してしまった。そのくらいこのANAのファーストクラスは凄かったのだ。

ANAのアップグレード割り振り担当者(イールドマネージメント担当者)は、アップグレード申し込み客の会員ステータスや直近のANA便の利用状況並びにマイルの獲得方法などを細かく分析している。その分析結果を基にしてアップグレードの有無を決め、マイルを償還しているのだ。筆者が10倍の競争率を勝ち抜き、繁忙期の欧州路線のビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードに成功した要因を筆者なりに分析してみた。その結果、ブロンズのステータス、2015年前半の国内便の利用頻度の高さ、並びに利用座席等級の高さが最終的な決め手になったのではないかと推測した。勿論、ブロンズデスクに頻繁に電話をし、アップグレード要望のプッシュを欠かさなかったのも功を奏したのかもしれない。

今回のトルコのクーデター未遂事件は、実はトルコ政府自身が仕組んだマッチポンプだったと言う説がもっぱらである。つまり、政府関係者の誰かが秘密裏に、政府に不満を持つ軍関係者(ギュレン師一派ら)と接触し、トルコ軍に対し反政府の反乱クーデターを起こすように焚き付け煽り立てた。そうやってマッチで火付けをして騒ぎを起こしておいた後、頃あいを見計らい、今度はツイッターやスマホなどのメデイアを駆使して政府擁護と反乱軍鎮圧の方向へと国民を扇動し、何食わぬ顔で、火付け役自身が鎮火と消火の役回り(消火ポンプ役)を演じ、政府への賞賛と言う利益を得るのに成功したのだ。これぞ正しく絵に描いたようなマッチポンプである。マッチポンプと言う手法は、国際社会では相手を葬り去るための手段として頻繁に使われて来た。今回のトルコのクーデター未遂事件も政府自身が権力の基盤強化のために自らが仕組んだマッチポンプ芝居と言うのは最早常識になりつつある。マッチポンプの手法を最も得意とするのは米国である。9.11テロやロシアのウクライナ暴動なども米国が仕組んだマッチポンプだという説は今なおくすぶり続けている。国際社会の外交専門家ですらマッチポンプ手法に容易に騙されるのだから、愚鈍な佐渡島民が翼の仕組んだマッチポンプにいとも簡単に騙されるのは当然と言えよう。


i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

ブログの記事内容について

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佐渡の翼管理人

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