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2016年9月25日は、午前3時頃に目が覚めた。バルセロナ市内は夜間でも明るく治安はいい。この程度の照度ならば高感度のEOS-1DXでなくとも撮影は充分可能と判断し、EOS5DS持参で街へ出た。
シャネルが防犯のために雇っている警備員であろう
シャネルのビルの中へと消えて行った
ホテルマジェステイックの1階部分にシャネルが入居している
ブルガリ
デイオール
ルイヴイトン
カルチェ
コルドベスからホテルへと戻った筆者は、ホテルの屋上(10階)にあるルーフトップバー「ドルチェ・ヴイータ」へ向かった。屋上にはプールがあり、昼間ならば、バルセロナの街を一望しながらプールサイドでカクテルが楽しめる。夜は、ライトアップされたサグラダファミリア教会などを見ながら、お酒が飲める趣向である。筆者は、サングリア(フレーバードワインの事)とサラミソーセージを注文した。お代は26.36EURだった。
メニュー
米国人グループ
窓際には一人女性客がいた
サングリア
お客さんの写真を撮るお店のスタッフ
この夜は満月だった
談笑する米国人グループ
スペインの男性は格好いいな
サラミソーセージとパン
ナプキン
筆者は午後7時54分に部屋を出て、ホテル前にいたドアマンにタクシーを呼ぶよう依頼した。ほどなくしてタクシーがやって来たが、一人の女が走り寄って来て、「このタクシーは私が呼んだのよ!」と叫んだ。だがドアマンは「いいえ、私共が無線で呼んだタクシーでございます」と言いながら筆者に乗車を促した、だが、それでもこの女はどうにも納まらないらしく、くどくどとドアマンと押し問答を繰り返したが、女の相方の男が、「もういいよ、他のタクシーを探そう」と言いながら女の抗議を制した。タクシーに乗るとインド系の運転手が「このタクシーはあの女よりホテルの方が先に呼び、俺はそれに従って車を回したのだから、女の言い分はいいがかりに過ぎない」と言った。
当方のせいではないにも関わらず、女に難癖を付けられ出鼻をくじかれた感じで少し嫌な予感がした。案の定、運転手は、フラメンコを見せる「タブラオ」の有名店であるコルドベスの場所を知らなかった。筆者が予約書に書かれた住所を示すも、なかなか辿り着けない。ショーの開始時間である、午後8時15分が迫って来るので焦った筆者は「電話してタクシー会社に場所を尋ねるべきだ」と言うと、ようやく運転手はスマホを取り出し、会社と連絡を取り行先を見つけた。ところが運転手が「ここがコルドベス」だと言って降ろした場所は、コルドベスよりワンブロック先のホテルの前であった。筆者はホテルのフロントマンにコルドベスの場所を聞き、ようやく8時13分に店の前に到着した。
すると予約をしていない客達が行列を作っていたため、筆者は予約書を係りの女性に見せ、行列の先頭に割り込ませて貰い、急いで二階へと上がった。フラメンコショーが開かれる会場内に入ると、席は9割がた埋まっており、日本人のツアー客達が最前列に座っていた。筆者は、3列目の席へと案内されたが、着席後も遅れて到着した日本人ツアー客達が次から次へと入場して来た。午後8時15分に開演となり、日本語でのアナウンスがあった。そして「写真撮影は禁止」と告げられた。場内はほの暗いため、撮影を解禁するとフラッシュが焚かれ、ダンサーの気が散るために満足な踊りが披露出来ないとの配慮かららしい。EOS-1DXならばフラッシュ無しでの撮影は可能だが、一般観光客はそんなプロ用のカメラを持っている訳ではないので撮影禁止にしたのであろう。筆者は入場料として6143円を支払済みであった。この日は昼間にグエル公園で野外フラメンコを存分に撮影しておいたので、あえてプロの踊りを撮影する必要はなくなっていた。そのため、本場のフラメンコを15分ほど観賞し、ワンステージが終了した後に会場を出た。そしてランブラス通りに出て流しのタクシーを拾いホテルへと戻った。他の客達は1時間ほどショーを楽しんだようであったが。。。。
ドアマンが
通りに出てタクシーを呼んだ
このホテルでコルドベスの場所を尋ねた
演舞場は二階にある
わずか15分で切り上げて外に出た
コルドベスの入り口
近くにはホテルランブラスがあった
ホテルに到着したのは午後7時11分であった。47分かけて、ガウデイの建築群を効率よく回ってくれた運転手さんに感謝し、筆者はチップ込みで60EURを彼に手渡した。この日は、午後8時15分から始まるフラメンコショーを見るために、ランブラス通りにある、老舗タブラオの「コルドベス」を予約してあった。コルドベスへはタクシーで5分ほどで到着するので、7時50分頃に部屋を出ればよく、それまでの30分ほどを部屋で休む事にした。2016年9月24日は、朝のサグラダファミリア教会に始まり、夜のフラメンコショーで締めくくるまで、快晴に恵まれた事もあり実に濃密な一日だった。
居間
ソファー
午後はプラダのバッグが活躍したな
デスク
寝室
ベッド
洗面台
シャワーブース
トイレとビデ
寝室から見たバルコニー
フィゲラス邸は、別名「Bellesguard(ベリェスグアルド)」と呼ばれる建築物で、ガウディの信奉者であったサゲス夫人(フィゲラス未亡人)の依頼により建築された。元々の建物は、カタルーニャ・アラゴン王国最後の国王マルティン1世が建てた宮廷で、コルセローラ山麓の非常に景色のいいところだったので、それに因んで詩人、ベルナットゥ・メッジャが宮殿を「ベリェスグアルド(「美しい眺め」の意味)」と名づけた。そして、その時代の遺構が残っていたので、ガウディはそれにあわせて建築をすることにした。地元産のスレートを使って外観を覆い、周りの環境との調和を図ったため、この建物は見た目が非常に地味である。ガウディは常に周りとの調和を考えていたので、装飾よりも素材感を重要視することが多かった。建物には、この時代ガウディの主流であったネオ・ゴシック様式を採用した。
現在もフィゲラス邸は邸宅として使われているが、数年前から中を見学することが出来るようになった。訪問時は祝日のため閉館しており、塀越しに邸宅の尖塔部分だけしか撮影できなかった。
サンタ・テレサ学院は、聖テレジア派修道会創設者、セルベリョ司祭によりガウディが制作した建築物。ガウディは、主にグエルなどの後援者が出資した私邸建築により知名度を上げてきたが、この学院は教会に属する建築物ということで、限られた予算の中で仕上げなければならなかった。そのため豪華な造りではなく、赤レンガを主な建築資材とした比較的質素な外観に仕上がっている。この建物は、前任の建築家が2階部分まで完成させていたが、途中でガウディに交代した。完成していた建物はネオ・ゴシック様式で造られていたが、ガウディは全体像を変え、ムデハル様式を採用した。低予算であるために装飾性が乏しくなったが、それでも随所にガウディらしい発想が見られる。例えば、取っ手として取り付けられた「T」の文字。これは、サンタ・テレサのイニシャルから取ったデザイン。小尖塔の塔頂部には4本枝の十字架が配置されているが、これは後にガウディが多様するデザインになる。サンタ・テレサ学院は、現在でも学校として使われている。
訪問時はバルセロナの祝日だったために内部へは入れず、その外観だけを写真に納めた。
アントニ・ガウディによってデザインされた門で、作られたのはグエル公園とほぼ同じ1901年。 塀から続く門は竜をイメージし、表面は砕石で覆われガウディらしい作品となっている。 ちなみに、ミラーリェス氏の邸宅等は現存せず、この石門と塀だけが不完全な形で 残されているのみで、門の下には近年設置されたガウディの像が立っている。
頂上部の十字架は、コローニア・グエル協会と同じデザインとなっている
午後6時24分、筆者はタクシーに乗り込むと運転手さんに、洋泉社MOOK「入門ガウデイのすごい建築」と言う本の「ガウデイ建築Map」のページを見せ、1)フィンカ・グエル→2)ミリャーレス邸の門→3)サンタ・テレサ学院→4)ベリャスグアルドの順に回った後に、ホテル・マジェステイックまで行って欲しいと依頼した。10分ほどで、最初の訪問建築である、フィンカ・グエルに到着した。
この本の最後のページが地図になっている
1883年の終わり頃に、エウセビ・グエルは、サリアとレス・コルツの旧市の外れに、既に遺産として継いでいた地所に新たな土地を加えて拡大し、それを夏の別邸に変更し始めた。この実業家は、ガウディに、旧家の改築とそれにアクセスするための館を備えた数棟の門とフェンスの建築を依頼した。グエルとの間の初めての重要なコラボレーションで、ガウディは、これを1887年に終了している。この旧家の改築は、1919~1924年の間で、建物がバルセロナの新王宮となったために、一掃されて仕舞った。同様に、この別荘地のフェンスの大部分も、バルセロナの町が徐々にグエルの旧地を占めて行くにつれて、消滅して仕舞った。しかしながら、網目に区画整備された新しい都市の部分に散々していた、三基の補足の門、一邸の門番の館、厩舎、そして馬場に隣接していた立派なメインゲートが残り、今日まで保存されている。
フィンカ・グエルの小亭の数々は、いずれもガウディが彼の初期の作品に導入した、ネオムデハル様式の美しい装飾を繰り返すスタイル。同時に 放物線のアーチや丸天井、双曲線のドームなどの成熟期を特徴付ける要素も取り入れた、小建築物の傑作である。装飾に関しては、外部にレンガ、コンクリートのプレハブのパネル及びセラミックのタイルを組み合わせた装飾を施していることに、惹き付けられる。しかし最も印象的なのは、ガウディとグエルの友人で詩人のジャシン・ベルダゲルがラ・アトランティダで語った神話の一景を造形した車輌用の門の錬鉄製の鉄格子である。この印象的な門は、ヘスペリデスの庭園の黄金のオレンジを守った神話のドラゴン、ラドンを表現していると言われ、ドラゴンの門と呼ばれている。
タクシーの運転手さんに
地図を見せたら、カーナビを操作しながら進んだ
時々、地図に目をやりながら運転する
運転手さん
何度かカーナビの操作を繰り返しながら
地図で場所を確認する運転手さん
フィンカ・グエルに到着
左手に門衛館がある
門衛館の頂上部が特徴的
画像の数々は、2018年10月7日にペニンシュラホテル東京の地下一階のペニンシュラブティックで購入したスイーツである。
無花果の入ったチョコケーキ
ケーキの全貌
マンゴープリン
抹茶味
ミルフイーユ
苺のタルト
赤いハート
フルーツケーキ
レモン味?
黒トリュフ入りチョコケーキ
モンブラン
2018年10月1日、筆者は業務終了後、i8ロードスターに乗り、首都高経由で六本木ヒルズにある、グランドハイアット東京へ向かった。i8ロードスターのETC車載器は、ルームミラーと一体化しているが、ETCカードを逆向きに入れると「ETC03」と言う表示が出る。これはカードが正しく装着されていない事を意味する。正しく装着されていれば「Access」の表示が出るからだ。今回、カードを逆向きに挿入したまま高速入り口に入ったため、バーが開かないアクシデントに見舞われた。すると料金収受係りの人が飛んできて、手動で手続きをしてくれて事なきを得た。1時間ほどでホテルに到着し、バレーパーキングに車を預け、フイオレンテイーナに併設するペストリーブテイックに向かった。筆者はこのお店で差し入れ用に、以下の4点のスイーツを買い求めた。
ジャック オ ランタン¥4,000(1個)チョコレートでできたかぼちゃのジャック オ ランタンの中に、キャンディーなどのお菓子を詰め込みました。ギフト用にソフトケースに入れてご用意します。※サイズ:14~15cm
パンプキン パリブレスト¥670 (6cm)自転車の車輪の形に作られた「パリブレスト」のハロウィン限定バージョン。パンプキンに見立てたサクサクの生地で、パンプキン、ピスタチオ、カスタードの3種のクリームを挟みました。小さなかぼちゃのプラチョコが中央に添えられた可愛らしいスイーツです。※サイズ:直径6cm
ハロウィン フィオ-レ¥1,200シーズンごとにフルーツを変えて登場する焼菓子「フィオーレ」のハロウィン限定バージョン。アーモンドクリームベースのクグロフ型の生地の中にダイス状のかぼちゃが贅沢にたっぷり入っています。中央に隠れたバニラクッキーのサクサクした食感がアクセント。トップには、抹茶のガナッシュにチョコレートでつくったかぼちゃを飾り付けた、ハロウィン気分を存分に味わえる一品です。
ハロウィンクッキー¥1200(ミニサイズ4枚入り)オバケやこうもりなど、ハロウィンをモチーフにしたものをご用意いたします。大きさは、幅10cm前後で、種類によって異なります。
ロビーのテーブルの上にあったハロウイーンの飾り物
5時52分発の列車に乗った
休日運行の時刻表ではS4の列車が5時52分に発車する。撮影時刻は午後5時39分
切符
こちらの方向から列車が来る
時刻は5時44分
バルセロナ行きのホームである事を再確認
横断禁止
バルセロナ方向
駅員さん
乗車
外の気温は23度
スペイン広場駅に到着し階段を上がる
6時22分に地上に出た