佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

次郎名物:赤味・中トロ・大トロの3連発  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月30日 06時58分21秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
水谷ご同様、というよりも、次郎で修行した水谷さんが次郎の真似をしているだけなんだけど、赤みの次は、中トロ・大トロと続きます。中トロは、大トロのようなさらっとした上品な脂と赤味を思わせる香りが同居しています。艶やかな色合いと深い味わいがグラデーションで楽しめるネタです。これが本日のベストワン。

大トロは、文字通り舌の上に乗せるだけでとろけそうです。脂が強い分、やや薄く切ってあります。このお店では鮪は国産の近海物の生まぐろしか使わないそうです。

コハダは、端正で美しく、特に尾をひねったところなどは色気すら感じます。酢の締め具合もよく、塩気と酸味がよく効いた味わいです。煮鮑は、「しみづ」と同じ仕込み方です。私は煮鮑の味は、しみづや次郎の方が水谷よりも上だと思います。9貫目の鰺、これも抜群に脂が乗っていて美味しい。ここでコースの半分に到達しましたが、シャリの味加減が全くだれていません。ここまで到達するのに要した時間はわずかに9分。1貫を1分で食べている計算です。超高速!!お隣のカップル様も「早いね」などと言いながら、このテンポで有無を言わさずに食べさせられています。次郎のいわゆる「客早回し営業」は回転寿司なみです。いや回転寿司の方がもっとゆったりできるかも。。。


ホテル新潟     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月30日 06時46分13秒 | 佐渡のお宿評価
6月のとある週末、ホテル日航新潟やホテルオークラは満室でしたが、ホテル新潟には空室がありました。早速ネットで予約してみたら、1泊朝食付きで8,800円という激安価格。この値段で禁煙のシングルルームを予約できました。佐渡市民ならば、室数限定とはいえ7,500円という超激安価格で宿泊できますから、正に佐渡市民にとっては強い味方!ネットで予約すると、予約確認メールが送信されてきますが、それを読むと、キャンセルポリシーの項に、「キャンセル料は頂きません」と書かれていました。何とも太っ腹なホテルです。

パソコンが全室に標準完備のホテル日航新潟と違い、このホテルでは、ロビー階に、10分100円でインターネットが利用できるブースが設置されていました。百円硬貨を入れて利用するタイプです。利用料は佐渡の両津港前にあるインターネットカフェと同額です。もっとも佐渡の場合は、最初の30分で300円という意味ですから、10分間の使用でも300円取られます。東京の地下鉄銀座駅構内にも、ヒュレットパッカードがこのようなブースを設置していますが、利用料は、30分100円と三分の一です。

ホテル新潟の客室内には韓国製の液晶テレビが設置されていました。(画像2)氷はフロントに依頼すると部屋まで持ってきてくれます。ホテル新潟は、ホテル日航新潟と違い、レストラン街が充実しているので個人的にはこちらの方が使いやすいと思います。

鮨を箸で挟んだら、シャリがネタから剥がれました   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月29日 07時44分58秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
7時5分頃にカップルが二組来店しました。小僧さんの「お飲み物は?」の問いに、「飲み物には何がありますか」と男性氏が逆質問。「お飲み物は、ビール、冷酒、お茶の3種類です」とのお答え。ビールはサッポロ(だったかな?)、冷酒は水谷同様「賀茂鶴」です。私の右隣に着席した女性の前の鮨のつけ台に置かれた握りの方向が私とは90度角度が違っているのに気づき、ふと女性の手元を見たら、彼女も二郎さん同様左利きでした。

「かれい」の握りを箸でつまもうとしたら、何とシャリがネタから半分剥がれて落ちそうになりました。息子さんが握るとこうなると、誰かが言っていましたが、人間国宝級でも同じことをしています。隣のカップルの男性氏も、「かれい」の握りを箸で挟もうとしたらネタが剥がれそうになっていました。いやあー二郎さんもさすがに寄る年波には勝てないのか?と一瞬思いましたが、どうやらこれは陽動作戦のようだったのです。つまり、第一貫目は全てわざとこのように握るようなのです。

次は「あおりいか」。新鮮で肉厚ないか、甘みとこくがあり柔らかい。これには煮切りが塗られていなかったのでお醤油をつけて食べました。3貫目は「いなだ」(画像1)です。写真撮影でもたもたしていると、「早く食べろおー」とばかりに、次の赤味を横に並べる二郎さん。まるで無言のプレッシャーをかけられているような気が。。。二郎さんはこちらの食べ具合をじーっと見つめながら、当方が鮨を口の中に入れるのを見届けるやいなや、息子さんが差し出す切り置きしたネタを手に取り、素早く次の握りにとりかかります。間髪を入れずとは正にこのこと。親子の呼吸はぴったりです。

伊勢海老料理は?鯛飯も?   投稿者:東京ハナコライフ

2008年06月29日 07時25分30秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
次に焼き八寸として、伊勢海老の黄金焼きなるものを支配人が急いで運んできました。茹でた伊勢海老の身の上に雲丹を塗って焼いたもののようです。お料理がテーブルの上に乗せられた途端、生臭いにおいがプーンと鼻をつきました。海老の茹で具合が不充分なのかあるいは、冷凍物で鮮度が不充分なためかよく分かりませんが、とにかく生臭さが先にくるので、食べようという気がおきないのです。鱒の木の芽焼きはまずまずのお味。ちまきの中身は鯖鮨。これも普通の味で取り立てて言うほどのものでもない。うーん、本家のオークラ東京の和食レストラン「山里」のレベルの高さを知る者にとっては、こんなの出してて大丈夫かなあー、オークラ新潟は、といった感じなのです。G8サミット労働相会合の晩餐会会場がホテル日航新潟に決まった理由が何となく分かったような気がしました。

煮物は飛竜頭、ワカメ、人参、青味。これはよろしい!揚げ物は、稚鮎、山菜の天麩羅。これらはいずれも美味しかった。

最後は、鯛飯!ご飯の上に乗せられた鯛は、ダシが出てしまった後のほとんどダシがらのようなパサパサした味のない鯛です。二口ほど食べてもうけっこう。デザートの葛餅を食べる気力をすっかり失くしてしまいました。これで1万円ですか?えらく高くついた新潟の夜でありました。


人間国宝は終始無言   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月28日 05時59分44秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
5月初旬のとある平日の午後7時丁度にお店に到着。お店に入ると、「らっしゃいっ!」と威勢のいいかけ声が。店内はお魚の匂いも酢の匂いもしない、清潔で落ち着いた雰囲気で、つけ場には二郎さん本人が立っていました。不思議にもお客は私一人だけ。少々拍子抜け。入り口の所には、「じろうが握る江戸前鮨」などの単行本がこれみよがしに陳列されていました。L字型のカウンターの角の席へ案内されました。すると、鮨種の名前とそれが出される順番が書かれた「本日のおまかせ」なる印刷物が渡されました。まずびっくりするほど熱々(というよりも火傷しそうなほど熱い!)のお絞りが小僧さんから渡され、「お飲み物はいかが致しましょうか?」と問われましたので、「お茶でお願いします」と答えました。

人間国宝級とも称される「小野二郎」さんは、1925年生まれで今年で満83歳。背筋が伸びていて歳よりずっと若く見えます。つけ場には、二郎さんの息子さん(親父さんそっくりです)と、ガリを追加したり、鮨のつけ台を拭いたり、会計をしたりする係りの三番手の板さんが控えています。息子さんはネタ処理係り担当のようです。

では早速、と握りが始まりました。最初は、「しみづ」同様、「かれい」です。目の前に握りが置かれたら、デジカメで撮影するが早いが同時に口の中に放りこむ。「寿司は握りたてが一番うまい」とは評論家たちがよく言う台詞だが、そのとおりです。二郎さんも、雑誌の対談で「握ってから3秒以内に食べてくれ」と言っていました。二郎さんは、全く手を休めることなく終始無言で延々と鮨を握り続けます。握りを鮨のつけ台に置く、食べる。食べ終えると間髪を入れずに次の鮨が置かれ、すかさず食べる。この繰り返し。複数の人が言っていましたが、ゆっくりとお鮨を食べたい人には全く向かないお鮨屋さんです。


「や彦」のお造りと煮椀は合格   投稿者:東京ハナコライフ

2008年06月28日 05時52分06秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
お造りと煮椀が同時に出てきました。いくらラストオーダー時間が過ぎたとは言っても、焦らせないで欲しいなあー。お造りは、旬がそろそろ終わりかけるひらめと、中トロ、甘エビの3種類。昨年の10月とほぼ同じネタ。旬からはずれていても時々いい魚が市場に入荷することはよくある。このひらめはほどよい熟成加減で美味しい。中トロも脂の乗り具合は上々。甘エビの甘さは言うに及ばずです。このお造りは合格。煮椀は、旬の鮎の女葛打ちとたたきオクラと梅ソーメン仕立て。おダシの味はさすがにオークラです。これを食べ終える頃には、客は私一人だけに。。。これみよがしにゆっくり食べていると、心なしか仲居のおねーさんの視線が冷たく感じられます。



ホテルオークラ新潟の会席料理   投稿者:東京ハナコライフ

2008年06月27日 16時46分14秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
6月のとある日、昨年の10月に訪れた時に、やけに水っぽい秋刀魚を食べさせてくれちゃった、ホテルオークラ新潟の和食レストラン「や彦」を再訪してみました。午後8時35分頃に到着。1万円の皐月会席を注文しました。お酒は菊水の辛口を注文(画像2)。

先付けは、長芋千切りと生湯葉茶巾に雲丹が申し訳程度にくっついているだけの代物(画像3)。味は大したことはなし。周りを見渡すと、お客は、既にできあがってろれつの回らないおじさん二人組みと赤ちゃん連れのご家族など。。8時50分になったら、仲居のおねーさんが、「ラストオーダータイムになりましたのでお食事とお飲み物のご追加はよろしいでしょうか?」と尋ねてきた。天麩羅カウンターのおじさんは画像1のようにゴム手袋をはめて、天麩羅鍋のお掃除に余念がありません。早くも帰り支度のようです。おじさーん、そういうのは客が全て出ていってからにして欲しいなあー。まだ食べてる客がいるのにいー。。。何だか「早く食べて出ていってよ」と言われているみたいです。。。仲居のおねーさんまで、「今急いで作っていますからね」などと言って、「早く食べ終えて下さいね。私たち残業するのは嫌ですから」と言わんばかりに煽りまくります。

すきやばし次郎本店(★★★)のお鮨   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月27日 06時23分14秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
滞在時間がわずか40分以内で済むというのでおなじみの超高速鮨屋さん、泣く子も黙るすきやばし次郎本店へ行ってきました。昼も夜もお任せ握りのみで、三万円なりという超高級なお寿司屋さんです。

このお店を絶賛する人がいればけなす人もいる。これほど毀誉褒貶の激しい鮨屋も珍しい!ミシュランで★★★を獲得後は、マスコミを始め多くの評論家が絶賛。「日本一のお寿司屋さん」、「小野二郎さんは人間国宝級」、「次郎を抜きに江戸前鮨は語れない」、とまあー、様々な雑誌や週刊誌が褒めちぎっています。約20貫で三万円の超高級なお鮨とはどんな味なのか?本当に絶賛される味なのか?それを確かめるべく、まず予約電話をかけてみました。鮨の水谷では1ヶ月ほど待たされましたが、すきやばし次郎は2週間後の午後7時に予約が取れました。「3ヶ月先まで予約でいっぱいです」などと書いている週刊誌がありますが、あれはうそですね。電話では、「お任せのみのコースで、かつクレジットカードでの支払いができない」旨を念押しされました。

店名の通り、店があるのは数寄屋橋交差点近くの塚本総業ビルの地下1階。地下鉄銀座駅のC6出口を出るとすぐのところにお店がありました。店内は、10席のL字型のカウンターに4人掛けのテーブル席が二つと3人掛けのテーブル席が一つ。夜は5時開店で8時半にはもう閉店です。銀座でこの席数・営業時間では当然客単価も高くなるわけだと納得してしまいました。


ホテルめおとのお料理は★★★     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月26日 06時08分03秒 | 佐渡のお宿評価
翌朝は、通常は「めおと岩ドライブイン」として使用される地下一階のレストランで朝食を頂きました。画像」のように海草づくしです。烏賊の一夜干しを自分で焼いて、好みの焼き加減で味わえます。自家製の烏賊の塩辛はほんのり甘みがあり、生臭さなど微塵もありません。青海苔と岩海苔をブレンドした海苔の佃煮が非常に美味!銀葉草、あらめの煮物、岩海苔のお味噌汁。全て美味しい!!玉子焼きは板前が焼いた感じで、冷凍物ではないようです。烏賊のお刺身もうんまい!ご飯を三杯おかわりしちゃいました。

支配人らしき人が、お客さんの間を廻りながら、「あらめから作った塩は全国でもここにしかないんですよ」とおっしゃっています。佐渡の塩はお土産に最適のようだ。

いやあー、それにしてもこのホテルの朝食は美味しかったなあー。調査員の評価は文句なしの★★★です。同じスタッフが、「めおと岩ドライブイン」のお料理も作っていますので、必然的に、「めおと岩ドライブイン」も★★★レストランとさせて頂きます。

一泊朝食付きで、9,000円。大満足のホテルでした。「たきもと」、「ホテルみさき」「ホテルめおと」と、七浦の宿泊施設の食及び快適度のレベルはいずれも高いですね。

ホテルめおとは正直でフレンドリー    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月25日 06時42分01秒 | 佐渡のお宿評価
お部屋は2階で海側。ごつごつした七浦海岸の岩場がまじかに見えます(画像2はロビーから見た景色です)。左手には長手岬の灯台の灯りが見えました。お部屋はかなり古いのですが、お掃除は行き届いていました。暖房用エアコンは付いていました。バストイレ付きですが、ウオシュレットは付いていません。窓枠のサッシが少しがたついていて少しの風でもわさわさ音をたてていましたので、夏は快適でも冬の快適さまでは保証しかねます。

お客さんは、家族連れが多く、皆さん陽気に佐渡の旅を楽しんでいるようです。調査員のようにバスはともかく、トイレ付きでなきゃあ嫌だと我儘を言うような客はいないようです。バストイレなど付いていなくても皆さんそれぞれ楽しんでいらっしゃいます。

大浴場に行ってみました。めおと温泉です。湯船からは日本海に浮かぶ烏賊釣り船の漁火が見えます。でもこの温泉には、「加温し、加水し、塩素消毒をし、かつ循環濾過型になっています」と明確に記載した張り紙が脱衣所に掲示されていました(画像1)。非常に正直なホテルです。正直でフレンドリー、これがこのホテルのキーワードのようです。ひた隠しにしてきた高級料理屋での料理の使いまわし、食品の産地偽装などの不祥事が最近次々と明るみに出るなか、このホテルの正直な対応は非常に好感が持てました。

渡り廊下には佐渡箪笥などが飾ってあり(画像3)、古風な情緒豊かなホテルです。地下一階のお土産売り場には佐渡の骨董品なども販売されています。佐渡の日キャンペーンの際は、このホテルで骨董の競り市と佐渡の伝統郷土料理の夕べが開催されたとのことです。

快適度の評価はです。

ホテルめおとのフロントの面白いおじさん   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月24日 06時48分23秒 | 佐渡のお宿評価
5月のとある休日、七浦海岸の夫婦岩のそばにある「ホテルめおと」に宿泊しました。午後8時丁度に到着。このホテル、地下一階がめおと岩ドライブインというレストラン兼土産物売り場になっており、1階から3階までが客室になっています。階段を上がるとそこが一階。自動ドアーを開けて中に入ると左手にフロントが。ところが午後8時の段階でフロントは既に無人!随分無用心なホテルです。代わりに「御用の方はダイヤル124をお回し下さい」との立て札が。このとおりにダイヤルすると、「はい、こちらフロントでございます」との声が。「あの、いや、フロントはこちらで、今客が着いたのですが」と言うと、「かしこまりました。ただいま伺います」とのお返事。

数秒を経ずに、おじさんが階下から上がってきました。「申し訳ありません。今丁度夕食を食べていたものですから」と言いつつ、部屋の鍵を探しています。フロント係りですから一杯ひっかけているわけではないのでしょうが、盛んに「ふー、うー、いー」とか言っています。おじさん、相当慌てていて、調査員が指摘するまで、お客さんに、宿帳を記載するよう促すのを忘れていました。

このおじさん、廊下を真っ直ぐ指差しながら、「では御案内をさせて頂きます。この廊下を真っ直ぐ行きますとのおー、新館に突き当たります。新館と言いましてものおー、別に新しいわけでもなんでもないのですが、そこを下の方に降りて頂きますとのおー、大浴場になっております。それから海側に面したお部屋、そこがのおー、明日の朝食会場です」とやたら最後に「のおー」という方言を付けます。これは讃岐言葉の名残のようですが、とても柔らかい感じで親しみが持てるのです。このおじさんのキャラはとても暖かい。

画像1は翌朝の午前6時頃のフロントです。


鮨処「しみづ」その3:一見さんにも優しいご主人     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月23日 06時31分58秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
最後は玉子焼きです。カステラのように甘い玉子焼き。全部で13貫。これでお任せのコースは終了ですが、隣の人が食べていた煮蛤が美味しそうだったので、それを一貫追加で注文しました。蛤は宮崎産とのこと。絶妙の甘ダレで頂く。一口噛んだ途端、潮の香りが口の中一杯に広がりました。お酒は飲まずに、合計で9,400円。ということは、蛤一貫の値段は900円!銀座並です。

でも、ここのご主人は、場所柄、新橋らしく、一見の客にもとても親切です。鮨の水谷のような傲慢さはそのかけらもありません。「この魚は何ですか?」というような質問にも丁寧に答えてくれます。「分からないことがあれば、恥ずかしがらずに聞くのが大事。知ったかぶりは職人さんが最も嫌うこと(山本益博談)」とはよく言われることなのですが。。。

鮨ネタは、極上ものを使用しており、築地市場が休日であることを割り引いても、鮮度は申し分がない。更にネタに対する江戸前の仕事も秀逸。本来なら、こういう鮨屋はふらりと立ち寄り、ちょいとつまんで、さっと帰る。そんな江戸っ子のいなせな食べ方がにあうお店なのだろうが(東京情緒食堂談)、やはり、これだけの人気店ともなると、銀座の高級鮨屋のように、少し緊張して食べてしまいがち。でも最後まで、シャリはご主人の心同様、人肌で温かかった。





鮨処「しみづ」その2:トロ、鰺、鮑、穴子は絶品でした   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月22日 07時43分12秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
4貫目は「大トロ」、このさしの入り具合は極上物。文字通り、口の中でトロけます。5貫目はコハダ。二つに切ったコハダを合わせながら握っています(画像2)。酢の締め加減は抜群です。6貫目は、水と酒だけで煮し蒸した鮑。このときに出る煮汁で作った煮詰めが表面に薄っすらと塗られていました。この鮑の柔らかくて美味しいこと!(画像3)

7貫目は鰺です。これは二つに切って出されますが握り方はコハダと同じ。画像1はその断面です。薄っすらと赤いシャリが一個一個立っており、更にシャリとシャリの間に空間があるのがお分かりでしょう。空気を含みながら握ったシャリだからこそ、口の中に入れた途端、はらりとほどけていくのです。赤貝(画像4)、車えび(画像5)、かすご(画像6)、ミル貝と続き(画像7)、煮穴子の登場(画像8)。これを半分に切り、一つには塩が振りかけられ、もう一つには煮詰めが塗られていました。まず塩から頂くことに。柔らかく煮てある甘い穴子です。塩と良い相性。煮詰めの方もオーソドックスな味です。煮穴子を二通りの食べ方で味わうのは珍しいと思いました。だけど、浅草の若手寿司、「久いち」さんでも同様の食べ方で穴子を出してくれます。

車えびは茹でたてを剥いて、芝海老で作ったオボロをかませてすぐに握ってくれましたし、貝類も臭みがなくて美味しい。


築地の「たけだ」さんのハンバーグ   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月21日 06時25分00秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
5月下旬のとある雨の降る早朝に、前回、「穴子のバター焼き」がまあまあだった、洋食の「たけだ」さんを再訪してみました。土曜日には行列ができるほどの人気店ですが、平日でしかも雨の降る早朝はさすがに市場関係者しかいません。午前6時にお店に到着。

この日の厨房には、店主ともう一人の男性調理人、女将さん、お手伝いの女性とおばあさんの5人がいました。ハンバーグとライスを注文しました。待つこと7分ほどでできあがり。ご覧のように、見栄えはそんなによくありません。一口食べたら、うっ、肉がパサついているし、ジューシーさのかけらもありません。恐ろしく私の口には合わないハンバーグ!デニーズの方がまだましと思えるような味です。こりゃだめだな。半分ほど食べてギブアップ!無料の福神漬けで何とかライスを完食し、退散することに。760円では止むをえないか。。。

すると客の誰かが「船場吉兆、とうとう潰れたなあー。客の残した料理の使いまわしなんてひでえーことするなあー」と言うと、店主が「客が手を付けなかった料理を従業員に食わせるって言うんだったらまだ話は分かるが」と応じていた。どちらにしても食わせられるほうはたまったもんじゃあないよ。

鮨処「しみづ」    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月21日 06時22分28秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
4月下旬のとある日曜日に、新橋にある正統派江戸前鮨のお鮨屋さん、「しみづ」にお邪魔しました。ちょび髭評論家がごひいきのお店のようです。JR新橋駅の烏森口に出て、ニュー新橋ビルの左脇に沿って北上すると、右手に烏森神社が見えます。右折してこの神社に向かって進むと、左手に飲食店が密集した裏小路を見つけました。その中に「しみづ」の看板を発見。このお店は当日予約しか受け付けておらず、当日の8時半にお電話をし、11時半の予約を取り付けておきました。

お店の中は8席のカウンターのみで、椅子は新橋ガード下の飲み屋街によくあるような古ぼけた年代ものです。お客さんは私以外に、常連らしきおじさんが一人と、これまた常連らしき3人の中年男女の5人だけ。コースはお任せ(8500円)とおきまり(5500円)の2種類ありましたが、8500円のお任せを注文しました。


ここのご主人は、名店「新橋鶴八」で11年間研鑽を積んだとか。板場ではご主人が一人でお鮨を握り、車えびを剥いたり、魚を炙ったり、ガリを作製したりの下ごしらえ係りで、板さん見習いのようなお二人がご主人を手伝っていました。まず最初は、白身のかれいです。ほどよく寝かせてあり、旨みが熟成されている感じです。シャリは人肌で、塩気は抑え目、酢はこくのある赤酢を使用している感じです。シャリは口の中に入れるとほろりとほどけていきます。2貫目は「きす」、酢で締めてあります。3貫目は「あおり烏賊」。食べやすいように包丁が入っています。全てのネタに煮きりが塗られて出てくるのでお醤油は不要です。写真を撮ろうとしたら、ご主人が、見栄えがよくなるように、お鮨の位置を微妙に変えてくれました。優しいご主人です。


i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

ブログの記事内容について

「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、宿根木の日本料理の名店「菜の花」(2013年4月に東京上野桜木で再オープン。電話番号:03-3827-3511)、小木の新保屋食堂」、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」と「洛陽」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のラーメン店「燕人」、佐和田の喫茶店「トムキャット」、佐和田のイタリアン「バール・フェリチータ」、佐和田の「石川食堂」、佐和田のラーメン屋「げんき家」、佐和田のキャバクラ「パレス」、八幡のスナック「メンソーレ」(カラオケ、ココルに変身)、二見のラーメン屋「二見食堂」、真野の「寿司正」(後継は洋風のお店になる模様)、相川の「りき寿司」、相川ののら犬カフェ、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」(佐和田へ移転)、金井のスナック「花音」(スナックyy'78に変身)とスナック「リバーサイド」(居酒屋兼食堂:クッチーナに変身)、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」、両津のファーストフードの店「マックス」、両津の「彩花停」(海結に変身)です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」、佐和田の「シルバービレッジ」(改装され、ホテル浦島東館として再スタート)、相川のホテル「さどや」、えにしの宿「新ふじ」、相川やまきホテル。廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。 2018年8月10日現在の情報に基づいています。

佐渡の翼管理人

当ブログは著作権法により保護されています。当ブログ内で提案された「アイデア」の借用、具現化、実行等には何らの制限もありませんのでどうぞご自由にご利用下さい。当ブログの記事内容を著作権者の許諾なしに「引用」することは、その必然性があれば著作権法上は合法です。しかし著作権法第32条では、「引用は、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない」と定められています。「正当な範囲内で」 とは「 引用しすぎてはいけない」という事であり、質的にも量的にも、自身の文章が「主」、引用部分が「従」という関係にある(最高裁判例)事が求められています。なお、アクセス状況は2009年2月1日からの累計です。 Copyright © 2009 Wing of Sado All Rights Reserved