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佐渡の翼

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東北新幹線グランクラス乗車記(その1)        投稿者:佐渡の翼

2014年06月21日 04時30分37秒 | 国内旅行記

4月26日から今年のゴールデンウイークが始まったが、肝心のお天気は28日までは何とか持ちこたえてくれた。筆者は初夏のような陽気となった4月27日、東北新幹線の一関駅経由で世界遺産の街「平泉」を日帰りで訪ねるべく東京駅へと向かった。午前7時56分発の「はやぶさ」のグランクラスを予約しておいたので余裕をもたせた結果、午前7時10分頃に東京駅に着いてしまった。八重洲口にある八重洲富士屋ホテルで休憩しようと思いホテルへ向かったら、「当ホテルは3月31日をもって閉館いたしました」との張り紙があった。「安くていいホテルだったのにな」と残念に思いつつ、踵を返し駅へと戻り、八重洲北口にあるスタバへと向かった。このお店はクレジット支払いは不可だがEdyとスイカは使えたので迷わずEdyで支払った。スタバを出た後、東京駅新幹線乗り場の20番線ホームに向かい、「はやぶさ101号」の入線を待った。はやぶさはE4型の車両でグランクラスは10号車にあった。10両編成の「はやぶさ」なら先頭車両になるが、16両編成の場合はこの先に秋田新幹線の「スーパーこまち」が連結されるため、グランクラスは車両の中程に位置する事になる。

こんな感じで連結されている。

従ってグランクラスを通り抜ける事はできないが、後方にグリーン車両があるため、グリーン車利用客がグランクラスの乗車口から入り、ここを通り抜けて後方のグリーン車に行く場合が時々あった。グランクラスは、乗車券と特急券の他に9000円を余分に支払わなければならないだけあって、飲み物はアルコール、ソフトドリンクなどは全て飲み放題で、おつまみサービスも無料で、和食と洋食の軽食(どちらかを選択)まで付いている。軽食の食材には、下り便は東北地方の特産品を使用し、上り便には東京ゆかりの品を使用し、往復でグランクラスに乗車しても違った味を楽しめる趣向となっている。従って車内販売は不要なので売り子は車内へは入って来ない。ただし、車内販売用の品物を購入希望の客は、CA(Cabin Attendant、客室乗務員)さんに頼めばそれを座席まで届けてもらえる。時折グランクラスの乗客がトイレに行くため通路を往復するだけで、通り抜け客がいないので車内は非常に静かである。そして客の要望に応えるために、可愛いCAさんが通路を頻繁に往復していた。

普通車が横2-3席の配置に対し、グランクラスは横1-2席と、広さは段違いで正に列車のファーストクラスである。この配列が6列ある(東京→一関は5列)ので合計18席(15席の車両もある)で、それでほぼ1車両を占めているから実に広々としている。窓も1席に対し1窓あり、頭上の荷物棚は飛行機のような蓋付きで、これも1席に対し1個あり、中型のスーツケースなら収容可能なくらい広いスペースでかなり贅沢な造りになっている。筆者は、一関への往復共事前に駅ネットでグランクラスを予約し、一人掛け席の3Aを指定しておいた。車内の客は筆者を含めて4人だけで、盛岡行のはやぶさは定刻どおり静かに東京駅を出発した。グランクラスの座席はオフホワイトの革張りでCradle seatと呼ばれる実に快適なシートである。Seat positionは電動で細かな調整が可能だ。このシートは、日立、川崎製作所、レカロ社が共同で開発したもので、ANAのボーイング787の国内線のプレミアムクラスの座席の仕様とほぼ同じである。発車後数分でCAさんが布製のおしぼりを持って来た。早くも上等クラスのサービス開始である。その日の朝は午前4時頃にロイホであまり美味くもない「宇和島産の鯛ピラフ」とやらを食べただけだったので、サンドイッチとアップルジュースを注文して食べた。意外と言うか当然なのだろうが、このサンドイッチは非常に美味しくて完食してしまった。マイルを貯めてビジネスクラスの無料航空券を獲得し、CAさんからシャンパンのウエルカムドリンクサービスを受けたブロガー達がやるように、筆者はシャンパンならぬアップルジュース一人撮りをやるようなおふざけまでしてしまった。そして「はやぶさ」は2時間12分の所要時間で、10時8分に一関に到着した。グランクラスでは客の降車時にCAさんが客の背後から「ご乗車有難うございました」と言いながら見送ってくれる。この客一人一人への挨拶も9000円の料金の一部なのだ。

ロイホの鯛ピラフセット

はやぶさ101号に乗車

3A席を指定しておいた

荷物棚、まるで飛行機のようだ

グランクラス車内を激写するおばさんを激写

ドリンクトレー

シートコントローラー、人間型のマークはCAさんを呼び出す際のコールボタン

シートコントローラーの取扱説明書

その裏面

パソコン用の電源プラグ

食事用のトレーを開くとこうなる

飲食物のメニュー

窓のシェード

車内用のスリッパで持ち帰り可

前席との間のシートピッチは60cmもあり広々としている

一人アップルジュース撮影

注文したサンドイッチ

軽食のメニュー

完食写真

ファミリーオ佐渡相川の副支配人さんは相川高校のご出身だそうだ

その記事が掲載されていたJR EAST誌



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スーツ)
2019-12-26 18:45:04
E4ではなくE5
16両ではなく17両
こんなんも書けんやつが投稿すんなよ!
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Unknown (ブランド肉)
2020-02-05 18:10:52
途中、グランクラスは「15席の車両もある」とありますがどういうことでしょう?私の記憶が正しければグランクラスは全編成18席だと思いますが。
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