佐渡の翼

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居酒屋「伊万里」    投稿者:メシュラン覆面調査員

2009年07月12日 06時18分41秒 | 佐渡の居酒屋
5月のとある日の午後6時頃、両津の夷地区にある居酒屋「伊万里」さんにお邪魔した。ある建物の2階がお店になっていた。店内はけっこう広く、8人が座れるテーブル席が4卓もあった。店名どおり、伊万里焼きの皿や置物などが飾られているようで、更に、裂織やら駄菓子やらが売られていてレトロな雰囲気を醸し出していた。店内では一人の常連客と女将さんがカウンター席で話し込んでいる様子であった。僕は、4人がけのテーブル席に陣取った。やがて女将さんがやってきて、「何になさいますか?」と聞いてきたので、「あのお~メニューは?」と尋ねると、「あら、お食事ですか?あいにく今日はランチをやらなかったものですから、できないんですよお~」と答えた。メニューは一応あることはあったが、この大箱の店内には似つかわしくないほどちっぽけなものだった。女将さんが「では私が何か美味しい物を見繕って作りましょうか?」と言ったので、お任せで作ってもらう事にした。まず「蕪とわらびの浅漬け」が出てきた。薄い塩味を利かせ、所々に入っている生姜がほどよいアクセントになり、実に美味しい漬物だった。僕はシャーベット状の氷が入った生ビールをぐいっとやりながら、このてんこ盛りの漬物を食べた。

次に出てきたのは、高級魚「そい」の煮つけだった(画像)。「そい」は東京では高級魚だが、佐渡ではどこの家庭でも簡単に手に入るらしい。「そい」の煮つけは、とても家庭的な味がしたが、ほどよい甘さに煮つけられていてこれも美味かった!完食!お会計をとお願いしたら、「まあ~、もうお帰りになるんですか?もっとゆっくりしていけばいいのに。佐渡の方なんでしょ」と言われてしまった。確かに佐渡人と間違われるような格好をしていたのだが。。。お代は1600円だったが、美味しかった時はお釣をチップとして渡してこいと管理人氏から命じられていたので、僕は2000円札を差し出し、お釣をもらわずに足早にこの居酒屋を去った。




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1 コメント

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Unknown (mercedes121)
2021-11-14 11:29:21
うれしいね😃
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