佐渡の翼

佐渡の観光名所紹介、佐渡の宿泊施設の宿泊記、佐渡の全飲食店と東京都内高級レストランの食べ歩記、ヨーロッパ及び国内旅行記事

i8ロードスターのPR動画を記事の最後尾に貼り付けました

動画に登場するi8ロードスターと全く同じ車体カラー、ホイール、内装、の右ハンドル車が、8月6日に千葉港へ到着し、通関手続きが完了いたしました。そして、新車整備、車両登録も完了し、9月2日に無事納車されました。従いまして、日本上陸第一号となったi8ロードスターの全貌を、9月6日に当ブログ上で公開いたしました。9月18日には、Keiyo BMW千葉北支店のフェイスブック(https://www.facebook.com/keiyo.bmw.chibakita/)でも紹介されました。このフェイスブックには、スマートキーをリモコン代わりに使用して、i8ロードスターの屋根を開閉する動画も掲載されています。更に、7月6日に発売されたホンダS660のcomplete modelである、ModuloXは、9月23日に無事納車となりました。 2018年9月24日現在

i8ロードスターPR動画

https://twitter.com/i/status/988688999794409472

帝国ホテルの鉄板焼きハンバーグ  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月20日 13時22分33秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
6月のとある週末、帝国ホテルの1階にある、「パークサイドダイナー」というカジュアルレストランを訪問しました。5月から6月末までハンバーグフェアーというのを企画していたので、これを味わうことに。

改装後にこのレストランを訪ねたのは初めてです。みゆき通りに面する窓からは柔らかな陽射しが差し込む明るいレストランです。11時半に予約なしで訪ねてみました。それほど混雑していません。案内された席に着き周囲を見渡すと、上品そうなおばさまのグループがほとんどを占めていました。

250gramの鉄板焼きハンバーグ(3150円)とライスを注文「焼きあがるまでに15分間ほどお時間を頂きますがよろしいでしょうか?」と言われました。ぴったり15分後に画像のようなハンバーグがご到着。エストラゴンの香るソースをかけた後に、テーブルの上に運ばれてきました。ナイフでハンバーグをいくつかに切り分けた後、一口食べてみました。うー?うーーん?国産牛肉100%で作ったハンバーグとのことですが、お肉の旨みやジューシーさというものがまるで感じられないのです。あまりにもお上品過ぎて、さすがの私でも少々物足りない。築地の「たけだ」ほど、中身がぱさついてはいないものの、焼き加減はウエルダン状態で、中から肉汁というものが全く滲み出てこないのです。ある食べ物雑誌には、「ナイフを入れると、中から金色の肉汁が滲み出てきます」などと書いてありましたが、あれは嘘っぱちですね。悪い夢でも見ているのか?そう思って何度か味わい直してみましたが、やはり同じです。牛肉100%だと、脂肪分が少ないため、ジューシーさに欠ける場合があります。しかし、牛肉100%を謳うハンバーグ屋さんでジューシーなハンバーグを出すお店は他にいくらでもある。

これが本当に帝国ホテルのハンバーグかあー?おかしいなあー。両津の彩花亭さんの煮込みハンバーグの方が断然美味しいと思いました。帝国ホテルが彩花亭に負けた?彩花亭の場合は、煮込んであるので、中までソースが染み込んでいましたが、帝国ホテルのそれは、表面を鉄板で焼き、上からソースをかけただけ。その違いかしら?付け合せのポテトサラダはいまいちの味でしたが、人参とインゲンは美味しかった。

これでサービス料込みで3,811円。お値段は彩花亭さんの4倍近く支払ったのに、味の満足度は彩花亭さんの方が遥かに高かった。

赤泊のバスラーメン   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月20日 11時48分15秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
5月のとある日、赤泊港近くの海岸で見つけました。赤泊名産のべにずわい蟹をふんだんに使用した蟹ラーメンを食べさせるバス屋台でしょうか?小綺麗なバスです。廃車寸前の真野のバスカレーとは雲泥の差。バスの内部を覘いてみたら、二人がけの座席と絨毯を敷いた小上がりのような部分がしつらえてありました。きちんと手洗い場まで設置されています。窓をダンボールの紙で覆い隠した、いかがわしい雰囲気の真野のバスカレーに比較すると、断然清潔感に溢れています。

車体には、「民話の里 赤泊」「佐渡ラーメン 来いっちゃ屋」「カニのスープに佐渡の幸」などと書かれています。

海岸線に駐車しているので塩害が心配ですが、佐渡では鎌倉や湘南のような塩害の心配は無用なのでしょうか?どうやら夜だけの営業のようです。ここのラーメンを食べてみたいような気がしますが、でもちょっと恐いような。。。かに漁は5月いっぱいでシーズンが終了。6月からは冷凍蟹を使っての営業でしょうか?やっぱり行くのはやめておこう。

東京と佐渡と新潟のタクシー     投稿者:世田谷区民

2008年06月20日 06時37分10秒 | その他
先日、都内の移動にタクシーを利用しました。画像は、お財布携帯で支払う時の端末です。運転手さんに聞いたところ、「若い人は面白がって、携帯で払いますけど、電話料金の請求時に同時に請求されるので、少し抵抗があるみたいですよ」とのこと。「お財布携帯で払う人は多いんですか?」と私が尋ねたら、「そうねえー、この端末を設置してから半年たつけど、利用したのは4-5人くらいかな」とのこと。更にこの運転手さん続けて、「本当にこんなもの要るのかなあー?」と。お財布携帯で支払われた料金の5%は手数料として携帯電話会社に支払わなければいけませんが、導入当初は、この手数料を運転手さん自身が支払っていたそうです。さすがに、運転手達の不満が高まったため、現在ではタクシー会社が支払っているとのこと。東京では2007年の12月に運賃が値上がりし、2008年の1月からタクシー車内は全面禁煙となりました。この運転手さん「運賃は上がるは、禁煙になるはで、益々お客が減るよ」とため息をついた。更に今年の6月1日からは、後席のシートベルト着用が義務付けられた。益々客とのトラブルが増えるのではないだろうか。

佐渡のタクシーは、お財布携帯はおろか、クレジットカードも利用できないところがほとんどではないでしょうか?それになんといっても運賃が高い。両津から二見まで往復すると軽く1万円を突破します。一人旅ならレンタカーを借りたほうがはるかに安上がりです。

ところで、佐渡汽船の新潟港ターミナルのタクシー乗り場で客待ちをしているタクシーには、原則、お客が自由にタクシー会社を選んで乗車していいのだそうです(あるタクシー会社の運転手さん談)。つまりタクシー乗り場の所であえて順番待ちをする必要はなく、好みのタクシーを捕まえて乗車していいのだとか。タクシー会社により、運賃が微妙に異なるので、利用者にタクシー会社の選択権を与え、利便性を高めてもらうのが狙いだが、サービスの質の低いタクシー会社が乗り入れているため、それらを排除する目的もあるのだそうです。真偽のほどは分かりませんが、「新潟で気をつけて乗るべきタクシー会社は、数社あると仲間内では話しています」と、どこかのタクシー会社の運転手さんが言っておりました。。。

佐渡汽船から新潟駅まで行く程度なら、どのタクシー会社を利用してもさほど運賃は変わりませんが、中には怖い人が運転手をしている会社もあるそうですから、気をつけるに越したことはなさそうです。



飲酒運転の常態化と白タクの横行  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月19日 07時07分43秒 | その他
「佐渡中央運転代行社」のドライバー氏は、当社は運転代行専門で、白タクはやっていませんと胸を張った。調査員が「飲酒運転の厳罰化で、運転代行の需要が高まっているのに、法令遵守が徹底されていないようではいけませんね」と言うと、「お客さんもお客さんですよ。居酒屋やスナックから出てくるお客さんのほとんどが飲酒運転で帰っています」とおっしゃる。そう言えば、金井のおけさ観光タクシーのある運転手さんも、「佐渡ではけっこう飲酒運転が多いんですよ」と言っていました。世間では居酒屋タクシーなるものが新聞紙面を賑わせているが、ここ佐渡においては、居酒屋から出てきた客を違法に乗っける、白タクが繁盛しているようなのだ。飲酒運転の常態化と白タクの横行が佐渡の裏社会の実情なのだろうか?

ちなみに、タクシー会社が行う代行サービスの場合は、随伴車に代わりタクシーに2人乗車で向い、目的地までは顧客はタクシーに乗せ、顧客車に運転者が一人で乗車して目的地に向う。料金は通常のタクシー料金に代行サービス分の料金が加算される。代行サービス料自体は代行専門業者よりも割安だが、基本がタクシー料金であるために総額では割高となる傾向が強い(以上はウキペデイアから引用)。ある人が、金井・小木間の運転代行の金額が12,000円と言ったら、「そんなにするのか?」と書き込んだ人がいた理由はこれなのであろう。

佐渡の道路にはオービス(自動速度違反取り締まり装置)などというものはないようだ。従って、罰金刑となる30km以上の速度超過で飛ばしまくるドライバーも少なくない。特に真野から小木に向かう国道の直線道路では、法定速度を守って走行していると、後方から煽りまくり、追い越し禁止が解除になった途端、猛スピードで追い越していく車を目撃することがたびたびある。飲酒運転の常態化、白タクの横行、スピード違反、佐渡で夜間に国道を走行すると、非常に危ない裏社会の実情が垣間見えるのかもしれない。

画像は羽茂の運転代行社の車です。

佐渡の運転代行事情   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月18日 06時14分40秒 | その他
調査員が運転代行を依頼した時に、その女性従業員が発した驚愕の文言とは、「車有りの代行ですかそれとも車なしの代行ですか?」と尋ねるものであった。調査員は「え?車は有るけど、お酒を飲んで運転ができないから、運転代行を頼むのではありませんか?車がなければ、タクシーに乗って帰ればいいだけの話。わざわざ運転代行を頼む必要などないのではありませんか?」、そう思いましたが、反射的に「車有りです」と答えました。だけど、よく考えてみたら変です。「車なしの運転代行なんて妙な話ではないか、そもそも運転代行をすべき車がないのにどうやって運転を代行するのか?」、そう思った調査員は、「車なしで来た人のための運転代行ってあるんですかあー?」と聞き返しました。すると女性従業員は「ええー、あるんですよおー、メーターのないやつね」とにこやかにおっしゃる。「それってもしかして白タクのことですか?」と尋ねると、「ええ、まあーそうですねえー」と事も無げにおっしゃる。「それは普通のタクシーよりも安いのですか?」と再度尋ねたら、「ええ安いのですよ」と真顔でお答えになった。

ほどなくして「佐渡中央運転代行社」からドライバーが派遣されてきました。女性従業員が出口に立ってお見送り。帰り際、この従業員が当方のボストンバッグを見て、「ご旅行でいらしたんですか?」と尋ねたので、「ええ、私も「るるぶ」を見てきたんですよ」と答えました。

車中でこのドライバー氏に「車に乗らずにきて、運転代行社の白ナンバーの車をタクシー代わりに利用することは違法ですよねえー?」と尋ねてみた。するとドライバー氏は、「確かに違法です。でも当社を除く佐渡の運転代行社のほとんど(全てとは言わないが)が本来の運転代行業務と白タク稼業を兼業しているのが実態なんですよ」とおっしゃった。

へんじんもっこのソーセージ盛り合わせ   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月17日 06時48分49秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
メニューを見たら、パスタを始め洋風のメニューもいくつかありました。ここはシンプルにへんじんもっこのソーセージ盛り合わせを注文してみることに。ソーセージを、さあーっと温めて、洋風辛しと共に供されました。盛り付け方が秀逸。表参道あたりのカフェにでもいるような感じ。ついカルーアミルクなどのカクテルを注文したくなっちゃいました。画像のように本当に「もっこり」した感じでちょっぴり卑猥感を漂わせるソーセージ。思わず「クス~」。

3品目は、定番の佐渡産まいかの一夜干し。自家製かな?七味が振られたマヨネーズを付けて食べるのですが、佐渡で食べると、都内の居酒屋で食べるのとは一味違います。気分的にね。食事中、何度かお店に電話がかかってきました。応対した女性従業員が「るるぶで見たので今から来たいんだってえー」と店主に言っています。観光雑誌に紹介された威力は大きい。

これでもうお腹一杯。この「侍」、穴場ですね。雰囲気といい、お料理といい。女性同士で行くのに丁度よいお店です。この種のお店は佐渡にはなかなかありません。お代は3,800円。調査員のお料理に対する最終評価は文句なしの★★★です。

ブランドもののバッグを抱えた女性二人連れが来店したところでお店を出ることにし、運転代行を依頼しました。ところが、この依頼を聞いた女性従業員が発した言葉は久しぶりの驚愕の文言だったのです。


佐渡の女性のための隠れ家     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月16日 07時00分17秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
お飲み物は、真野鶴の辛口大吟醸を注文。カクテル類も豊富です。お通しは「なまこの酢の物」。酢の利かせ加減は絶妙でやや甘口。旨い!菜の花さん同様、お通しを食べることにより、以後に出されるお料理のレベルはおおよそ見当がつきます。このお店ははずれじゃないなと思いました。


そうこうするうちに、奥のテーブル席に予約客らしき女性の4人組がやってきました。ほどなくして、カウンター側のテーブル席にも、小学生の女児を含む女性の6人連れがご来店。調査員を含め、店内は全員が女性。どうやらこのお店は、佐渡の女性のための知る人ぞ知る隠れ家のようなのだ。

お通しの後は、旬の桜鱒の焼き霜造を注文しました。この佐渡産の桜鱒、新潟で開催されたG8サミット労働相会合の夕食会でも出されたそうですね。表面をガスバーナーで炙り、焦げ目を付けてあります。魚の旨みが凝縮されていてとても美味しい。山葵は本山葵。この侍、一部の隙も見せません。剣客商売包丁ごよみか。

料理人と剣術家には相通ずるものがある   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月15日 07時45分07秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
真の料理人とは、開店日は日々客と真剣勝負をするものなのです。料理人は刀を包丁に持ち替え、客は箸を武器にして、お料理を挟んで互いに相まみえる。料理人は、客の舌を喜ばせることに全身全霊を傾けるし、客はいかに自分の好みに合わせた料理を作ってくれたかの評価に神経をとぎすます。料理人が命をかけて、食材を選び、下ごしらえをし、調理を行うからには、食べ手の側も生半可な気持ちで食べていては失礼であろう。料理人というものは、客に出す前の料理の皿よりも、客が食べ終えた後の皿により強い関心を示す。料理人が丹精込めて作った料理が食べ残されていたり、ほとんど箸がつけられていなかったとしたら、その理由が料理人の側にあるのかそれとも客の体調不良や食材の好き嫌いなどによるものなのか、それらを見極めた上で次に出す料理は客が満足できるような料理にすべく思考をめぐらす。言わば客との間の駆け引きを演ずるのである。

剣術家とて、常に対戦相手の研究を怠らない。真剣勝負ゆえ、負けたら傷つき、場合によっては死ぬかもしれない。そんな「侍」精神と料理人の真剣さに相通ずるものを感じ取った店主が、バガボンドが趣味であることも相まって、このような店名の居酒屋をオープンさせたのであろうか?

小窓から覗いた店主は、佐々木小次郎ばりの長髪であった。うーん、お主なかなかやりそうじゃのおー。そんな表情で店主がこちらを見つめていた。


佐渡の隠れ家「侍」   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月14日 07時11分04秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
5月のとある休日の午後6時、佐高通りを佐和田海水浴場に向かって進むと左手に、ビルいやマンションいやアパートの地下入口に目立たぬように「侍」の一文字が。店主は漫画のバガボンドが大好き。店内は侍グッズで溢れていました。予約せずに訪れてみました。にじり口のような格子戸ならぬ板戸をくぐりぬけると、そこには「侍」ワールドの世界が待っていました。


本日のお勧めが黒板に書かれていました。何となく「菜の花」流を感じます。カウンター席に案内されました。目の前には宮元武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決戦もどき、ではなく、二刀流の宮元武蔵と長槍を持った坊主の対戦もどきのフイギュアが飾られており、侍モード全開です。

店内はテーブル席が4卓とカウンターに4席。店内はほの暗く、あちこちにテレビの液晶画面が据え付けてありました。全ての画面が違うチャンネルの映像を流しています。このお店には灰皿というものがありません。禁煙マークが貼られていないところを見ると、喫煙客が希望すれば灰皿を出すのかもしれませんが、佐渡にしては珍しい居酒屋です。

何と、トイレの中にまでテレビの液晶画面があり、トイレの中は気象チャンネルの映像が流されていました。手洗い場で二度目のびっくり。水道の蛇口がセンサータイプのハイテク仕様。蛇口の下に手をかざすと自然に水が出てきます。しかしペーパータオルは吊り下げ式ではなく、テイッシュボックスのように引っ張り上げるタイプです。「侍」のささやかな弱点を発見。


皇室がロオジェを選んだ理由    投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月14日 05時55分04秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
デイナーの時はたいてい残すデザートですが、ランチの場合は別です。こってりしたお肉料理の後に、口直しの意味で「アバンデセール」というものが出てきました(画像2)。フルーツを刻んだ物にかけられたシロップ状の液体にはかすかに和の香りが。そう、お抹茶の味と何かの和風のスパイスの味が。。。スタッフが説明してくれましたが、その内容は忘れてしまいました。一番上のペパーミントのシャーベットがさっぱりとして口の中を洗うのにぴったりでした。


デザートは2種類(ガトーショコラ、あるいはバニラアイスクリームのパブロバ仕立て)から選べます。調査員は「ガトーショコラ」を選択しましたがこれが正解でした。色々な味のショコラが味わえます。ショコラアイス、ホンダンショコラ、ショコラミルクなど。そしてメレンゲと洋梨のクーリ。こんな美味しいショコラはさすがに初めてでした。

紅茶にもプチフールが添えられていました。お代は15,120円。★★★のランチにしてはお得なお値段です。カップルのお客さんの女性にはパンのお土産を持たせてくれるという、うれしいサービスがあります。勝負デート用のお店ですね。テーブルで会計を済ませた後、外にでようとしましたが、担当スタッフの機敏なお見送りがありません。調査員がエレベーターのボタンに手をかけたところでようやくスタッフが追いついてくる始末です。ロオジェのお出迎えからエレベーター前のお見送りまで、そつのないサービスぶりが好印象だっただけに、このお店の接客ぶりがちょっと気になりました。やはり皇室のスタッフはこの辺をよく見極めているなあーと思いました。



慇懃だが威圧的なソムリエ氏   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月13日 09時03分56秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
メインの肉料理は「熊本産の特選和牛ロース肉のグリエ 旬野菜のエチュベと共に」である。焼き加減はミデイアムレアー。肉の真ん中はほんのりピンク色。肉の脂の旨みが一噛みごとに口の中に広がります。いやもう本当に美味しい。周りに添えられたプチ野菜も可愛らしくて食べるのが何だか勿体ないようです。何と言っても色取りが抜群ですよね。これは素人には真似できません。お野菜の味もしっかりしていて、付け合わせとしては最高です。本日のベストの一皿。佐渡の焼肉屋さんで食べるロース肉の焼肉を美味しいと思っている方は、このお店のお肉料理を味わってみて下さい。お肉観、いや世界観が180度変わりますから。


そうこうするうちに、お隣におのぼりさんらしき男女4人組がやってきました。「お食事の前にお飲み物は?」というソムリエの問いに、「ボトルのシャンパンのお勧めは何でしょうか?」と尋ねる声が。すると、この高ビー調のソムリエさんは「お客様のお好みに合わせて、お勧めするシャンパンも違ってきます。まずはお客様のお好みを伺ってからでないとお勧めのしようがありません」と冷笑気味に言った後、「なにしろ当店にはシャンパンのボトルは100種類ございますので」と誇らしげに続けた。4人の間にやや白けた空気が漂いました。すると誰かが「ではグラスでは何がありますか?」と尋ねると、ソムリエ氏は「グラスですと1種類のみです。クリュグ(イギリス王室御用達の高級シャンパン)になりますが」、と一言上目使いで言い放つと、数秒の沈黙が続いた。了解と受け取ったソムリエ氏は「それでよろしゅうございますね」と念押しするが早いが踵を返し、ワインセラーへと足を向けた。4人組のリーダー格らしきおじさんが「とまあーそういうことだ」と諦めともつかない溜息を漏らした。ソムリエ氏の物腰は終始慇懃でしたが明らかに客への威圧感が漂っていました。ロオジェのソムリエ氏がフレンドリーでどんなプリミテイブな客の質問にも丁寧に答えていたのとは実に対照的な光景でした。

しかし、このソムリエ氏の対応は正しいのです。漠然と「オススメは?」と聞かれても、ソムリエはお客が何に重きを置きたいかが分からないので、選びようがなく困るだけです。お任せ下手な頼み方の典型なのです。シャンパンはグラスでまず食前酒として頼んでおき、お料理を選んでから、「このお料理に合うワインをお願いします」、あるいは「このお料理を邪魔しないワインをお願いします」という頼み方がお任せ上手な頼み方と言えよう。


天然真鯛のポアレは絶品でした       投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月12日 06時44分25秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
メインデイッシュにさしかかる頃になるとギャルソンがパンを満載したワゴンを引っ張ってきて、「パンのお代わりはいかがでししょうか」と尋ねます。美味しそうなパンがたくさん並んでいましたが、「ミルクパン」一個をチョイス。これを暖めて出してくれました。この「ミルクパン」が美味しかったなあー。

メインのお魚料理は「長崎産天然真鯛のポアレ ポロ葱のエチュベとシトロネルの香りのクレームを添えて」。エチュベとは、野菜の持つ水分だけで煮し蒸す調理法のこと。カプチーノ仕立てのソースはぴりからのお味がしました。この真鯛のポアレ、表面の香りはシトロネル、つまりレモンの風味がします。これがもの凄く繊細かつ濃厚な味わいを醸し出しています。真鯛の旨さは天下一品!ポーションは小さいが、お味は本日のセカンドベスト!鯛の旨さがギュ~ッと凝縮されています。この一品には、ホテル日航新潟もアングランパさんも及びません。ま、一度食べてみて下さい、その旨さに腰を抜かしますから。ガス入りのミネラルウオーターは何だかアルコール分の抜けたスパークリングワインみたいな感じで、濃厚なお料理の合間に飲むのに丁度いい具合です。

美味しそうに食べる調査員を見たギャルソン氏が近寄ってきて、「お料理はお口に合いましたでしょうか?」とお尋ねになったので、「とても美味しいです」と正直に答えました。


前菜はオーソドックス     投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月11日 07時04分16秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
まずはアミューズブーシュです。オレンジの果肉ゼリーの上にカシスのグラニテが乗せてあります。左手のミカンは単なる飾りだそうです。ロオジェのようなサプライズ感はありません。ま、普通の先付けといったところでしょうか。パンは天然酵母のライ麦パンが運ばれてきました。オリーブオイルが添えられていましたが、バターは有塩の一種類のみ。

前菜の一品目は(画像2)、「特選生雲丹 オマール海老のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム」という例によって長い名前の一品。ロオジェ同様、ウエイターやウエイトレスがお料理を乗せた大きなトレーを高々と差し上げながら運び歩き、客のテーブルに到着すると、そのトレーをテーブルの高さにまで降ろします。そして担当のギャルソンが、恭しくお料理をトレーから取り出して、客のテーブルの上に乗せます。

前菜の一品目は、一番下に北海道産の雲丹が隠れていました。オマール海老のジュレは旨みとコクと香りが凝縮されていてとっても美味しい。このジュレの酸味をカリフラワーのクレームがうまく中和させて、後味のいい一品に仕上がっています。

前菜の二品目(画像1)は、「地鶏卵 香味パン粉を付けカリッと揚げ、季節の茸にのせ サレール、ビゴールハムを散らして」という非常に長い名前の一品。ギャルソンに地鶏卵の産地を尋ねたら、「赤目卵というのですが、産地はいま厨房に確認してまいります」と言いながら、取って返し、「岩手産とのことです」というお返事。卵の中央に突き刺さっているスポイトの中にはスペイン産の辛味のイベリコソースが入っているのでこれを卵の中に押し出してから食べるようにとのご指示。卵を割ってみたら半熟状態。ピリッとした辛味がよく効いていて何とも言いようのない美味しさ。B級グルメのラーメン屋の味付け半熟煮卵など、足下にも及びません。添えられた、きのこや山羊のチーズ、生ハムなども非常に美味。


すかさずお持ち帰り用のメニューを差し出したスタッフ  投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月10日 06時32分25秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
調査員の予約席は、一番奥まった上席。これは予約時期が早かったためと思われます(2ヶ月前に予約しました)。着席すると、ソムリエが「お飲み物はいかがいたしましょう?」と尋ねてきました。車なので、ミネラルウオーターを注文しました。例によって「ガス抜きとガス有りのいずれを?」という問いかけに、今回は「ガス有りをお願いします」と答えてみました。すると「ガス有りにもいくつか銘柄がございますが」という答えが返ってくるかと思いきや、意外にも「承知いたしました」の一声で終わり。ガス有りはロオジェと違い1種類しかないようです。

レストランの内部はロオジェの3倍ほどの広さ。でもスタッフの数はロオジェよりも少ない感じです。内部の壁はシャンパンゴールドの色調で統一され、テーブルクロスや椅子の色は黒。天井にはバカラのシャンデリアが輝き、スタッフの服装は全員黒で男性はネクタイを締めています。高級感といい、スタッフの高ビー感といい、パークハイアット東京も負けそうです。ドレスコードはジャケット着用と、これはロオジェと同じです。ただし、客層は、ロオジェほどお上品な感じはしません。電車を乗り継いで来ましたという感じのカップルや上京したてという感じの男性4人組などがいて、そこはそれ、恵比寿と銀座の違いでしょうか。

ミネラルウオーターが運ばれてきた後、担当のホールスタッフがメニューを持ってきました。12,400円と8,500円の2種類のコース料理の他にアラカルトのメニューもありました。12,400円のコースメニューには苦手食材が全く含まれていなかったので、このコースを注文しました。メニューをデジカメでパチリと撮影したら、その様子を目ざとく見つけたスタッフがすかさず、お持ち帰り用のメニューをテーブルに持参しました。さすがは★★★、手回しのいいこと。。。

画像2はアミューズブッシュです


シャトーレストラン・ジョエルロブション(★★★)   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年06月09日 07時01分09秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
恵比寿ガーデンプレース内に聳え立つ「シャトーレストラン・ジョエルロブション」。名前のとおりまるでお城のようなレストランです。調査員は「タイユバンロブション」の時代に一度訪問したことがあります。今回★★★を獲得したレストランは2階の「ガストロノミー・ジョエルロブション」です。1階の「ラ・ターブル・ドゥ・ジョエルロブション」も★を獲得しました。

4月のとある休日のランチを予約してから訪問しました。当日はあいにくの雨。地下の駐車場に車を停め、地下一階のエレベーターを利用して1階へ。すると予約客らしき女性が一人乗り込んできました。レストランは2階にありますが、まず1階の受付で予約を確認してから、スタッフの案内で2階へと誘導されるシステムです。調査員が1階で降りようとしたところ、この女性、しきりに2階行きのボタンを押すのですがエレベーターは一向に動きません。調査員が、「まず1階に行き、それから2階へ」と教えて差し上げたら、この女性は、「あ、どうもすみません。有難うございます」とはにかみながらも、軽く会釈をしてお礼を言った。どうやらこの女性、ジョエルロブションは初めてのようです。

予約時間は11時半ですが、11時25分に到着しました。受付のやや尻高の美人スタッフに名前を告げると、にこやかに階段を誘導しつつ、2階の「ルージュバー」へと案内してくれました。中には既に6名の先客がいました。レストラン内は禁煙ですが、このウエイテイングバーではタバコが吸えるようです。内部は目も眩むような真っ赤&ゴージャスな空間です。ここで5分ほど待たされてからレストラン内の予約席へ案内される段取りです。待ち時間の長い時などは飲み物のサービスもあるとのことです。

i8ロードスター動画1

i8ロードスター動画2

i8ロードスター動画その3

ブログの記事内容について

「佐渡の翼」の記事内容は、調査スタッフ個人の、お店や宿泊施設に対する感想や意見を記述したものです。これらは、すべての読者が感じる内容とは必ずしも一致しません。「佐渡の翼」に掲載された記事を参照した後、読者ご自身の判断で行動した結果、生じた損害・損失について、当ブログは一切責任を負いかねますのでご注意下さい。更に、お店の外観写真やメニューはあくまでも取材時点でのものであり、最新情報とは必ずしも合致しておりません、重ねてご注意下さい。佐渡島内の焼肉屋と焼き鳥屋は調査の対象外です。これらのお店に関する情報をお求めの方は「佐渡なび」(http://www.sadonavi.net/)にアクセスしてお調べ下さい。なお、当ブログで紹介後に営業を休止したり廃業した飲食店は、宿根木の日本料理の名店「菜の花」(2013年4月に東京上野桜木で再オープン。電話番号:03-3827-3511)、小木の新保屋食堂」、佐和田の居酒屋「侍」、佐和田の中華料理「潤采」と「洛陽」、佐和田のラーメン大学「かねふく」、佐和田のラーメン店「燕人」、佐和田の喫茶店「トムキャット」、佐和田のイタリアン「バール・フェリチータ」、佐和田の「石川食堂」、佐和田のラーメン屋「げんき家」、佐和田のキャバクラ「パレス」、八幡のスナック「メンソーレ」(カラオケ、ココルに変身)、二見のラーメン屋「二見食堂」、真野の「寿司正」(後継は洋風のお店になる模様)、相川の「りき寿司」、相川ののら犬カフェ、金井の蟹料理専門店「かにっこ」、金井の食堂「ランチ@さとにわ」(佐和田へ移転)、金井のスナック「花音」(スナックyy'78に変身)とスナック「リバーサイド」(居酒屋兼食堂:クッチーナに変身)、畑野の食堂「菜花村」、両津の喫茶&レストラン「アン」、両津のファーストフードの店「マックス」、両津の「彩花停」(海結に変身)です。なお、紹介後に閉館したホテルは小木の「ニュー喜八屋」、佐和田の「シルバービレッジ」(改装され、ホテル浦島東館として再スタート)、相川のホテル「さどや」、えにしの宿「新ふじ」、相川やまきホテル。廃業した旅館は、小木の「ごんざや旅館」と相川の「中山旅館」です。 2018年8月10日現在の情報に基づいています。

佐渡の翼管理人

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