カプリスィーツ Capri sweets

オーダーケーキを作っている
カプリスイーツです。
幸せ膨らむ美味しいケーキを作ってたくさんの笑顔と出会いたいなぁ~

バナナシフォンで焼き縮み検証

2010-09-27 | シフォンケーキ
17センチ型で焼いたバナナシフォンのカット断面です

chiffon先生のお教室へ通い始め、いつの頃からかとても焼き縮みが気になるシフォンを焼くようになってしまい
「おかしいなぁ~前は焼き縮みってあまり気にならなかったのに」とここ数ヶ月スランプ状態が続いていた虎子です
テスト講座を受けるちょっと前くらいからだったでしょうか
何度焼いても同じようなぶわぁ~んとイヤな膨らみをし、冷めるとその膨らみは見事なほどにぺったんこ
もちろんコシもないシフォンが完成
実は「本当にもう私シフォン作りやめたほうがいいかな」なんて思い悩んでいたのです
でもそんなネガティブな自分を奮い立たせ頑張っていた今日この頃でした

きのうの1台目
ぶわぁ~ん ではなかったのですが、妙に縦に立ち上がりパキンパキンと割れ
オーブンから出すと膨らんだ分がどんどん下がってしまい結局焼き縮みありのコシなしちゃん

そして2台目
1台目より混ぜの回数を増やし、こちらは20cm型で焼きました
これは大慌てシフォンでした

通常170°で50分~55分の所、180°で焼き始めてしまい気づいて慌てて170°に設定し直し、今度はあと何分焼いたらいいか分からなくなってしまい
(自分の家のキッチンなのに何テンパッテるんだか)
適当な所で出して瓶に挿して逆さにして置いたらなーんだか落下の気配
「やばいっ焼きが足らん
で再度オーブンでひと焼き
なので筒に張り付いたいた生地が剥げかけ、また焼いたので剥げた部分が硬い生地に焼け
型よりも生地は沈みこんな焼き具合になりました

筒から生地が離れているのが分かると思います

型出ししました

あれっ?意外に形はいいぞ

でもきっと中は大穴シフォンに決まってると諦めていたのですが
カットしてみたら

筒に張り付いていた生地は結局取れてしまいましたが
焼き縮みはまぁまぁレベル5くらいまで上がってきたでしょうか?

3台目を焼く前に
結局なぜ焼き縮みが起きてしまうのか? 
先日chiffon先生の杏仁&かぼちゃシフォンの講習に行った時の事を思い出しながら
検証してみました

普段はご一緒してる方達の製作過程など見ている余裕などないのですが
皆さんは何故焼き縮みがないのだろう? どこが違うのだろう? な思いから
自分の製作もしつつ、ちょっと気にして見させて頂きました
私より生地量が少なく一見生地が緩んだ様に見えている方の生地が 焼いてみると
なんと焼き縮みがなかった 

そうか
私の生地は混ぜが全然足りていないんだ←(やっと分かるトロ虎ちゃん やっとかぃ!!言わないでね)

先生のブログでモクモクと型に入っている生地を見て
勘違いな捉え方を勝手にし
生地がモクモク=ダレてない とそこで生地作り終了
 
じゃないんだよ 虎子さん

で、3台目
今度はかなり混ぜに集中
膨らみの感じもぶわぁ~んじゃなく、縦にぶ~んピキンピキンでもなく
いい感じな膨らみだと思い

でも冷めたらここまで下がっちゃいましたが

そしてカット~

あれっ? ちょっと焼き縮みはあるけど、このくらいは許容範囲?
しかも腰なしじゃない


そしてまた検証
3台目で足りていないもの・・・
もちろん生地はふわっとしててダレちゃいけない訳だけど
生地はふわっとしつつ・・・

そうか
ツヤが出るまで混ぜなきゃいけないんだ
キーワードは“艶”だったんだ
やっと答えが出た気がする

よ~し 今度はふわっとは忘れず“艶”に着眼して作ってみるぞ~