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自然と遊ぶ

身近な山、川、海の自然情報を発信します

憧れの表銀座コ-ス・喜作新道を歩く 一日目

2010-07-23 | 日本アルプス

Dscn5360 槍ケ岳へは他のコ-スで数回登っていたが、数年前から気になっていた表銀座コ-スは未踏の道でした。中房温泉から燕岳 大天井岳 東鎌尾根から登る道は、大正九年秋に猟師をしていた牧の喜作が猟の為に愛用していたル-トとか・・燕岳から常念方面は、二回歩いたが眺めていただけでした。今年の個人山行の目標として密かに計画していて、お天気が続く予報なので休日をとり出かけてきました。

7月22日(木) 自宅18時半頃発 近畿舞鶴道を小浜西  木ノ本ICで北陸高速に乗り名神 東名 中央 長野自動車道を乗り継いで途中で仮眠をしながら豊科IC下車して、大糸線 穂高駅周辺の安曇市役所の駐車場へ(職員の駐車場で一部無料)始発5時5分発のマイクロバス(1700円)に乗車して登山口の中房温泉へ

大勢の登山者でいっぱいだ 流石に人気のコ-スである。準備をして元気良く6時半頃出発

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    急坂の中に第一ベンチ  第二ベンチ 第三ベンチと良い休憩地がある

                      富士見ベンチは中間点であろうか 合戦小屋まで7分だ

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合戦小屋に到着 此処はスイカが名物だ(800円) さすがに手がでない 収穫したミニトマトで我慢

     皆さん美味しそうに食べている 単独では大き過ぎるか アベック向きだ?

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合戦小屋からは緩やかな山道になる合戦沢の頭(三角点)からお花畑を通過すると燕山荘が見えてくる

此処からが疲れも出てきて辛くなる 元気の良い学生のグル-プは大きなザックでも軽そうだ

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燕山荘は、初めての遠征で泊まった事がある ご主人が夕食後にアルプホルンの演奏が素敵な小屋です

                        高山植物の女王 コマクサも沢山咲いています

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     花崗岩の燕岳が美しい                    これから歩く尾根と槍ケ岳 

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    燕岳(2762.9m) 眺めるだけ 今回はパス  大天井ヒュッテまでを優先した

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      蛙岩(げえろいわ)  九州・佐賀から来られた中高年の五人と一緒になる

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ゴゼンタチバナよりツマトリソウが多かった!             イワギキョウも目立ちました

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此処までは順調に歩いてきたが大下りからの登り返しがキツク バテ気味のゆっくり歩きとなった

喜作のレリ-フ   大天荘との分岐 途中で一緒になった神戸の娘さんは左へ 私は右へ 

               常念岳でゆっくりするとか・・上高地か安曇野か どちらに下山したのかな?

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小屋へ途中で電話して、16時過ぎには着くと連絡したが、小屋まで後30分の長かったこと・・17時を過ぎてしまった

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・夕焼けだ 今日の最後のごほうびだ  明日もきっと晴れてくれるだろう 明日は目的の喜作新道から槍ケ岳だ

・何とかお天気に恵まれて、予定通り大天井ヒュッテまでたどり着きました。小屋のご主人に暖かく迎えられホットしました

 前に歩いた時は緩やかな尾根道で楽と思ってましたが、アップダウンも有り時間がかかりました・・約10時間半か

・スイカはパスしましたがビ-ルは即決です タマリマセン 美味しい

 


北アルプス・静かな船窪岳~烏帽子岳を歩く・2日目

2009-08-21 | 日本アルプス

Cimg1096_2 21日(金)午前3時過ぎ目覚める。小屋の中は、ランプの灯りで薄暗く、誰も起きる気配は無い。前線の南下で雨の様子なので、早立ちするべく、Cimg1200 準備をして囲炉裏端の部屋へ行くと、朝食の準備をされていた。朝食は5時からなので、おにぎり弁当を予約しました、軽く食事して、お母さんの鐘に送られ、4時半頃出発です・・・寒くは無いが、風が強そうだ・・・前線に向かって、南西の風が吹いている。星もなくの様子です

昨晩の囲炉裏端の語らいでは、烏帽子方面へ歩く人は、3人とか 針ノ木方面へ行く人、5人のグル-プは、下山とか・・ 雨が降る前にハシゴ、クサリ場の船窪岳を通過したい。しかし左側は、ガレで絶壁とか・・10日前にも学生が落ちて遭難したとか・・・

ヘッドライトの灯りで慎重に、明るくなるまでは少し緊張します・・キャンプ場から少し歩くと黒部ダム方面の下りの分岐です・先日、間違えて下まで降りて登り返された登山者がいたので、確認するようにと主人、お母さんから注意を受けた

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船窪のピ-クを通過して、岩場の鎖を登ると第二ピ-クが船窪岳(2459m)

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針葉樹林に入ると植物が目立つようになる・・・不動岳も見えてきた

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が降り出して、雨具を着けるが、小雨が降ったり止んだり、頂上手前の岩場の片隅トウヤクリンドウが蕾をつけている・・・不動岳(2601m) 野口五郎岳から船窪小屋へ向かう若娘さんに写真を撮ってもらう・・・この日のすれ違いは、男性3名、女性1名であった

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不動岳のガレ地には、小さいがコマクサの群生地だ・・・一旦、樹林帯へ下りお花畑から上り返すと南沢岳(2625.3m)三角点を通過する

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南沢岳から稜線尾根を歩いていると、突然ガスの中から烏帽子岳が顔を見せてくれた

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平坦な道を、庭園の四十八池を散策する・・池塘とチングルマのお花畑の様子・・池周辺の石でランチタイム

辺りは、日本庭園のようだ・・高山植物の咲いている最盛期に、ゆっくり散策したいものだ

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烏帽子岳分岐より岩の山・約15分で 200名山・烏帽子岳(2628m)

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    一時、止んでいた雨が降ってきた・・・急いで降りて烏帽子小屋を目指す

出発時に天候、体力、時間により泊するか検討していたが、ゆっくり物見歩きの為、下山時間は制限ぎりぎりだが、肢の疲れ、下りは好きで問題なし、明日のお天気も雨模様の様子なので、小屋でバッジ、トマトジュ-スを購入して、の中、北アルプス3大急登・ブナ立尾根を高瀬ダム・3時間で橋まで一気に下りました

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・この縦走路は、地図で見ると距離は、ないですが、アップタ゜ウンが多く、ゆっくり歩きの為、思ったより時間を要しました。梯子、鎖場も特に問題は無く、コ-スも良く整備されていて、左手の崩壊地が続きますので、注意は必要です。

・不動岳への針葉樹林帯は、北アルプスなのに、南アルプスの雰囲気があります。お花も種類が多くて、楽しめました。

・このコ-スの縦走は、あくまでも個人的な自己満足な山旅でした。お天気は、気になりましたが、縦走できて、大満足です。来年も気になっている喜作新道を槍ケ岳を目指したいです・・

山道で出合いました

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北アルプス・静かな船窪岳~烏帽子岳を歩く・1日目

2009-08-20 | 日本アルプス

今週から本格的な夏空がやってキタ-。八月上旬に予定していた北アの船窪岳~烏帽子岳を縦走して来ました。この地域の山々は、人気が無いのか、山岳雑誌でも取り上げてないです。最近、船窪山荘のお母さんが本を出されたり食事が美味しいとかで山渓に掲載されていましたが・・・2年前の7/下に針ノ木岳から蓮華岳・・・七倉岳を歩いて、烏帽子まで行く予定が、台風と歩く気力がなくなり七倉尾根を下山した苦い経験があり、今回は、リベンジです。

8/19 18時30分・自宅発・・・舞鶴・・・27号・・・敦賀より北陸高速・SAで仮眠・・・糸魚川ICで降りて148号経由大町へ・・・大町ダム・・・葛温泉・・・登山口の七倉温泉Pへ8/20・6時半頃到着・・・準備をして、登山届けを提出。お天気は、 7時10分・元気良く出発

多くの登山者は、タクシ-で人気コ-スの烏帽子岳の登山口方面へ・・七倉尾根を登る人は、いない様子だ 

登山口から、いきなりジクザグの急坂です。ブナの樹林に励まされながら、何時もながらのゆっくり歩きです。唐沢ノゾキの標識があったが、何も見えない・・・見る方向が違っていた。後で地図を見ると向かいの唐沢岳(2632m)のノゾキのようだ・・この山かな・・

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眼下に七倉ダムが見えてきた。緩やかになった尾根道には、赤い実をつけた樹木 や足元にも植物の赤い実が目に付く・・・槍の穂先も見え隠れ

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    槍ケ岳(3179.5m)ノゾキか                   唐沢岳(2632.4m)

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         展望を楽しんだら、此処から鼻突八丁の急坂・ハシゴの連続です

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ダケカンバの樹林を通過して、緩やかな台地・天狗の庭 (2300m) 此処からの展望は良いですね

ガスが沸いてきましたが、遠くには槍ケ岳、明日歩く船窪岳(2459m)の尾根が見えてきました

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天狗の庭で、ゆっくり展望を楽しみ、緩やかな尾根には、穂が出たチングルマ、ウサギギクゴゼンタチバナお花畑です

14時半頃、船窪小屋(2450m)に到着です。受付を済ますとお茶を頂きました・・美味しかった・・時間もあるので、約10分で七倉岳(2509m)、水は、テント場近くに有るとか・・

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   立山連山、剣岳                    近くには、針ノ木岳が大きく見えます

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                       高瀬ダムと槍ケ岳

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                      船窪小屋の雰囲気

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・お天気に恵まれ、急坂を展望とお花を撮りながら、ゆっくりと登れて、思ったよりきつく無かったです

・ランプの小屋・良いですね・・お母さん、ご主人、ネバ-ルから来られているシェルパの男性・若い娘さんのバイトさん、地元の山岳会のボランティアの山男・・・泊まりは、20人くらいか・・アットホ-ムな雰囲気でした

・食事は、豪勢でした・・・山小屋で揚げたてのテンプラ、マリネ、煮付け等家庭の味で、美味しかった・・・リピ-タ-が多いのもわかりますね・・・食後は、昔のユ-スの雰囲気で囲炉裏を囲んで、自己紹介から山の話・・20時の消灯まで唄ったりして、楽しみました・・部屋もワンスペ-ス貸切状態、暖かい羽毛布団・・3時まで熟睡でした・・

山道で出会いました クリックで大きくなります

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明日のお天気が心配だ・・・星が出ているが前線の南下で下り坂とか・・明日は早立ちだ

  


南アルプス・北岳・残雪とキタダケソウを楽しむ

2009-06-27 | 日本アルプス

              6月27日(土) 2日目

Dscn3329 昨日は、疲れとアルコ-ルも入り・・部屋の隅で、ゆっくり睡眠できDscn3376 ました。夜中にトイレに起きた時は、空は、満点の星・・お天気は間違いなし・・4時を過ぎると、皆さん準備をされている。今日は、時間的に余裕があるので、御来光を拝んで朝食をとり、北岳登頂とキタダケソウの観察・・・下山は、昨日雪渓の下山の人達の情報を聞き、八本歯ノコルから雪渓下りを楽しむ予定とした。

ご来光は、4時半頃とか・・外に出ると空は、赤く色づいていました・・縦走の人は、北岳を登っています 

鳳凰三山から朝日が顔を出してきました・・少し視界が悪いのか富士山は頭だけ確認できました

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時から一番手で朝食です・・高山病なのか? 熟睡したのに頭が少し重く、食欲がないが食べなければ、動けないので何とか完食

準備をして、ゆっくりと一歩一歩、塩見岳(3047m)が遠望出来ます・・・小さいピ-クを2岩登ると目の前が頂上です・・・両俣小屋方面の標識・記憶は、薄れてますが31年前、仙丈岳から塩見岳を目指して縦走を断念して、北岳を登ってきた尾根でした

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           白根三山・北岳(3193.2m)登頂   

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   頂上からの大パノラマ 白根三山間ノ岳(3189.3m) 農鳥岳(3025.9m)

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ずっ-と眺めたいですが、本日の目的。キタダケソウのご対面の時間が近ずいてきました

頂上から少し下ると、八本歯ノコル分岐があり北岳山荘のトラバ-ス道に咲いていました

梅雨に入ってからの雨と夏日で一気に咲いた模様です・・昨年同じ日に来られた女性は、今年の方が満開に近いと・・・株は、小さいですが山の斜面に群生しています

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ゆっくりとキタダケソウ観察会を終え、尾根に戻って、八本歯ノコルを目指します・・このコ-スは、初めてですが梯子と残雪が魅力があります

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コルから雪渓の取り付きまでは、木の梯子の連続です・・ここでアイゼンの活躍です・・斜度は、思ったより急斜面ではなく、楽に楽しく小走りで歩けましたが、長い雪渓でした

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雪渓の下りでは、左手のバットレス、正面の鳳凰三山を眺めながら、落石に注意をしながらの少し緊張感のある、これこそ残雪歩きの醍醐味か・・シリセ-トは、少し無謀かな・・

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今日は、土曜日だ・・続々と行列をして、登ってくる・・白馬の雪渓の様だ!

二俣を過ぎて雪渓の下部でアイゼンを外して、昨日のコ-スをゆっくりと歩きました

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・11時広河原に到着・・12時20分北沢峠のバスまで休憩(南アルプス市が開山祭のイベントが有り、お蕎麦と桃を頂きました・・美味しかった)北沢峠13時のバスに乗り、仙流荘14時過ぎ発・・・行きと同じル-トで無事に自宅に帰りました

・一日目は、体調悪く辛かったが、二日目にご褒美が有りました・・・お天気にも恵まれ、北岳登頂、キタダケソウ、残雪歩きと三拍子揃った、十二分に満足の出来る充実した山行でした。

・お天気と山小屋の皆さん、広島のYさん、北岳、キタダケソウに感謝です

・北岳登るならキタダケソウの季節がお勧めですよ・・雪渓歩きは、軽アイゼンでも大丈夫かな

・6月は、北沢峠は、バスの便が悪い為、芦安・夜叉神峠からバス、乗り合いタクシ-が便利がよいと思います・・7月からは、北沢峠からの始発7時25分・・確認要です(土、日)

山道で見た花・番外かな  クリックで大きくなります

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南アルプス・日本第2位の高峰・北岳を歩く

2009-06-26 | 日本アルプス

Dscn3129 北岳を登るなら、梅雨の中休み 6/下~7/上旬に世界Dscn3215 で?北岳にしか咲かない花キタダケソウを見たいと思っていました。1978年から久々の北岳・ネットや雑誌で情報を見ると二俣から左俣コ-ス・八本歯ノコル間では、雪渓が多く残っており、トラバ-スは危険とか・・アイゼン、ピッケルは必携か・・・バス便も6月は少なく北沢峠~広河原までは、始発が9時45分とか・・・一日目は、時間的に無理なので二俣から右俣コ-スから尾根に出て肩ノ小屋・泊 ・・・ 二日目は、お天気と雪渓情報で下山コ-スは未定として計画をしました。

25日(木)自宅を19時頃発・・・何時もの27号線~木ノ本ICより北陸高速~名神~中央自動車道を仮眠をしながら駒ヶ根SAで待機して26日(金)朝、陽が昇ってから伊那ICで降りて6時の始発に乗る予定で、南アルプス林道バス発着所・戸台口・仙流荘を目指す・・・今日のお天気は模様、暑くなりそうだ

仙流荘の始発バス・6時5分過ぎても、来ないので確認すると平日は、8時5分とか・・アチャ- 当初は、土曜日の予定をしていたので、勘違いか・・・しかたなく2時間待ちました・・・眠気はするものの眠れず、広島から来られたYご夫妻と山の情報交換をして時間を過ごしました・・四国の山情報・有難うございました

林道バスは、途中に鋸岳、仙丈岳、甲斐駒ケ岳(地元の人は、中ア・木曽駒ケ岳を西駒、甲斐駒は、東駒と呼ぶとか)が見え隠れして、楽しめます

バスは、北沢峠まで1時間・・少し待って広河原まで25分・・・準備をして10時半過ぎ・・元気よく出発・・5分も歩いて吊橋を渡ると広河原小屋とキャンプ場です

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ここから山歩き開始です・・ゆっくり30分も歩けば、白根御池二俣コ-スの分岐があり左の沢沿いの道を二俣を目指します・・南アルプスの雪解けの水・美味しい-

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        二俣からは、八本歯ノコルまでの長い雪渓とバットレスは、迫力あります

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少しうす雲が出てきました・・二俣から右俣の雪渓に入り、直ぐにジグザグの登りです・・此処までは、順調でしたが、ガクンとペ-スが落ちました・・最近は、体力不足を痛感してますが、眠気もあり、重い足を一歩一歩と・・こんな調子で小屋まで辿り着くのかと・・登山道脇には、ミヤマキンバイ、シナノキンバイも蕾が膨らんでいます。サクラも咲いていました

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白根御池からの道と合流して、少し登ると縦走路に飛び出した・・目の前は、展望台だ

小太郎山と甲斐駒ケ岳(2967m)       仙丈岳(3032.6m)      北岳(3193.2m)

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やっとこさ 肩の小屋(3000m)到着・・17時30分頃・・荷物を部屋に置いて、ビ-ルで乾杯

夕焼けを見るために寒い中、待っています

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・食事は、開山祭とか、茶碗に赤ワインを頂きました・・疲れもあってバタン グウ-

・今日は、一日が長かったですね・・豊富な雪解け水、残雪と山並みには満足でした。明日は、31年ぶりの北岳登頂とキタダケソウに会うのが楽しみです

山道で出合った花と植物

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立山・剣岳から紅葉便り

2007-10-04 | 日本アルプス

Cimg4570_2  Cimg4468 10月1日から3日まで2泊3日で一足お先に紅葉を楽しんできました。気温が下がらず、今年のナナカマドの紅葉は、これから本番の様子です。

1日目室堂から地獄谷を歩いて雷鳥平・・剣御前小屋・・剣沢キャンプ場へ 霧雨の登山・・久々にザックが重い・・テント泊

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2日目:雨音で目が覚める・・天気は回復していない・・夜明けに出発予定が六時過ぎになった。山が岩の剣岳だけに足が重い・・剣山荘から数人登られるので一緒に行動する。小雨は止んだものの霧で展望はない・・鎖、梯子は新しく数も多くなっていた・27年ぶりの剣岳(2998m)登頂・・

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ル-トは、登りと下りに矢印が有り、三点確保で鎖に頼らず一歩一歩登って行く・・頂上直下には、上り・カニのタテバイ、下り・カニのヨコバイが有り、少し緊張するが楽しい岩登りができる。下りの途中に撮影に遭遇した。再来年の公開映画・新田次郎の原作とか・・楽しみである

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日目:夜中に外を見ると満点星だ・・やっと天気回復、モルゲンロ-トと剣岳、チングルマ等クサモミジは赤く染まっていた。テント撤収して剣御前・・新室堂乗越・・雷鳥平・・室堂へ

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   久々の剣岳・霧雨ではありましたが岩登りを満喫しました。ナナカマドの紅葉は、少し早かったですが赤く色ずいたクサモミジは、秋の立山を演出しています堂は、紅葉を求めて全国から観光客で溢れてました。


針ノ木岳から七倉岳縦走・2日目

2007-08-03 | 日本アルプス

8/1 台風5号が接近している様子なので早立ち、3時に起床、小屋の外に出ると満月に近いお月さんと満天星、今日も良いお天気間違いなし、寒くはない、風強し

小屋の人、誰一人起きてない、3時30分出発。ヘッドランプ無くても月明かりで歩けそうだ。一歩一歩、ゆっくりと歩く、次第に西の空が明るくなってきた。

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御来光

4時47分

素晴らしい雲海だ 遠くに富士山、南アルプスも見える、戸隠・高妻山、焼山の  煙が確認できる。

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蓮華岳の頂上周辺には高山植物の女王・コマクサ の大群落だ、凄すぎる

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Cimg3375 白いコマクサを探すのは大変だ、偶然にも見つけました。

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コマクサを時間をかけて十分堪能しました。これほどの規模とは想定外でした!!

Cimg3343 Cimg3357 蓮華岳頂上 2796.6m   蓮華の大下り

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槍・穂高連山  針ノ木岳 2820.6m

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 水晶岳 2986m

 北葛岳から七倉岳へ登りきると10分で船窪小屋に着く。後は4時間かけて七倉尾根を降りるのみ、七倉山荘の温泉で2日間の汗を流しました。

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2泊3日で烏帽子岳まで縦走計画しましたが、台風5号の接近とお天気が下り坂の為、少し悔いは残りましたが下山しました。しかし、お天気、展望、お花に恵まれ満足出来た山行でした。ブナ立尾根の楽しみは次回へ持越しです。

     登山道で見た高山植物・・・クリック で大きくなります

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針ノ木岳から七倉岳縦走・1日目

2007-08-02 | 日本アルプス

  7/30 花火見物もそこそこにして、自宅発。敦賀までは国道27号を走り高速に乗り豊科ICで降りて黒部ダムの入口・扇沢へ7時30分着、無料駐車場有り。

1日目: 準備をして登山開始、地図にない沢沿いの林道と堰堤を1時間も歩くと大沢小屋に着く。

         百瀬慎太郎のレリ-フがある・ 山を想えば人恋し 人を想えば山恋し

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  針ノ木雪渓は白馬、剣沢と並んで日本三大雪渓 

  

 雪渓口よりスパッツ、軽アイゼンを装着して登山開始。今年は雪が少なく1時間少しで峠まで夏道となる。

                    残雪歩きを楽しみました

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針ノ木小屋はまだ新しい感じだ。1時着

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針ノ木峠からは北には白馬、鹿島槍ケ岳が南は槍、穂高岳が、向かいには、立山、剣岳の展望が素晴らしい 凄い・北アルプスの展望台だ!!

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Cimg3255 頂上からは黒部湖が真下に見える

Cimg3261 人気の日本200名山である。頂上は沢山の人で賑わっている。柏原新道から縦走するお花畑コ-スは人気が高い。20数年前に亡き○○君と五竜岳から針ノ木岳まで縦走して黒部ダムで別れた記憶が思い出された

山小屋の部屋は窓際の特等席 だった。小屋の窓から見える槍、穂高岳の見晴らしは最高でした。Cimg3272 小屋の窓からの景色をビ-ルを片手に眺めてました。見飽きない景色です

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   高山植物の定番ですが・・・名前わかるかな・・・ クリックで大きくなります

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