自然と遊ぶ

身近な山、川、海の自然情報を発信します

南アルプス・北岳・残雪とキタダケソウを楽しむ

2009-06-27 | 日本アルプス

              6月27日(土) 2日目

Dscn3329 昨日は、疲れとアルコ-ルも入り・・部屋の隅で、ゆっくり睡眠できDscn3376 ました。夜中にトイレに起きた時は、空は、満点の星・・お天気は間違いなし・・4時を過ぎると、皆さん準備をされている。今日は、時間的に余裕があるので、御来光を拝んで朝食をとり、北岳登頂とキタダケソウの観察・・・下山は、昨日雪渓の下山の人達の情報を聞き、八本歯ノコルから雪渓下りを楽しむ予定とした。

ご来光は、4時半頃とか・・外に出ると空は、赤く色づいていました・・縦走の人は、北岳を登っています 

鳳凰三山から朝日が顔を出してきました・・少し視界が悪いのか富士山は頭だけ確認できました

Dscn3298 Dscn3305 Dscn3306

時から一番手で朝食です・・高山病なのか? 熟睡したのに頭が少し重く、食欲がないが食べなければ、動けないので何とか完食

準備をして、ゆっくりと一歩一歩、塩見岳(3047m)が遠望出来ます・・・小さいピ-クを2岩登ると目の前が頂上です・・・両俣小屋方面の標識・記憶は、薄れてますが31年前、仙丈岳から塩見岳を目指して縦走を断念して、北岳を登ってきた尾根でした

Dscn3310 Dscn3314

           白根三山・北岳(3193.2m)登頂   

Dscn3328 Dscn3332 Dscn3330

   頂上からの大パノラマ 白根三山間ノ岳(3189.3m) 農鳥岳(3025.9m)

Dscn3323

Dscn3336

ずっ-と眺めたいですが、本日の目的。キタダケソウのご対面の時間が近ずいてきました

頂上から少し下ると、八本歯ノコル分岐があり北岳山荘のトラバ-ス道に咲いていました

梅雨に入ってからの雨と夏日で一気に咲いた模様です・・昨年同じ日に来られた女性は、今年の方が満開に近いと・・・株は、小さいですが山の斜面に群生しています

Dscn3386

Dscn3396 Dscn3405

ゆっくりとキタダケソウ観察会を終え、尾根に戻って、八本歯ノコルを目指します・・このコ-スは、初めてですが梯子と残雪が魅力があります

Dscn3361 Dscn3348 Dscn3413

コルから雪渓の取り付きまでは、木の梯子の連続です・・ここでアイゼンの活躍です・・斜度は、思ったより急斜面ではなく、楽に楽しく小走りで歩けましたが、長い雪渓でした

Dscn0005 Dscn0007 Dscn0012

雪渓の下りでは、左手のバットレス、正面の鳳凰三山を眺めながら、落石に注意をしながらの少し緊張感のある、これこそ残雪歩きの醍醐味か・・シリセ-トは、少し無謀かな・・

Dscn0003 Dscn0030

今日は、土曜日だ・・続々と行列をして、登ってくる・・白馬の雪渓の様だ!

二俣を過ぎて雪渓の下部でアイゼンを外して、昨日のコ-スをゆっくりと歩きました

Dscn0032 Dscn0035 Dscn0042 Dscn0050 Dscn3164

・11時広河原に到着・・12時20分北沢峠のバスまで休憩(南アルプス市が開山祭のイベントが有り、お蕎麦と桃を頂きました・・美味しかった)北沢峠13時のバスに乗り、仙流荘14時過ぎ発・・・行きと同じル-トで無事に自宅に帰りました

・一日目は、体調悪く辛かったが、二日目にご褒美が有りました・・・お天気にも恵まれ、北岳登頂、キタダケソウ、残雪歩きと三拍子揃った、十二分に満足の出来る充実した山行でした。

・お天気と山小屋の皆さん、広島のYさん、北岳、キタダケソウに感謝です

・北岳登るならキタダケソウの季節がお勧めですよ・・雪渓歩きは、軽アイゼンでも大丈夫かな

・6月は、北沢峠は、バスの便が悪い為、芦安・夜叉神峠からバス、乗り合いタクシ-が便利がよいと思います・・7月からは、北沢峠からの始発7時25分・・確認要です(土、日)

山道で見た花・番外かな  クリックで大きくなります

Dscn3211 Dscn3408 Dscn3268 Dscn3270 Dscn3351 Dscn3182

Dscn3187 Dscn3174 Dscn3285 Dscn3302 Dscn0053 Dscn3325


南アルプス・日本第2位の高峰・北岳を歩く

2009-06-26 | 日本アルプス

Dscn3129 北岳を登るなら、梅雨の中休み 6/下~7/上旬に世界Dscn3215 で?北岳にしか咲かない花キタダケソウを見たいと思っていました。1978年から久々の北岳・ネットや雑誌で情報を見ると二俣から左俣コ-ス・八本歯ノコル間では、雪渓が多く残っており、トラバ-スは危険とか・・アイゼン、ピッケルは必携か・・・バス便も6月は少なく北沢峠~広河原までは、始発が9時45分とか・・・一日目は、時間的に無理なので二俣から右俣コ-スから尾根に出て肩ノ小屋・泊 ・・・ 二日目は、お天気と雪渓情報で下山コ-スは未定として計画をしました。

25日(木)自宅を19時頃発・・・何時もの27号線~木ノ本ICより北陸高速~名神~中央自動車道を仮眠をしながら駒ヶ根SAで待機して26日(金)朝、陽が昇ってから伊那ICで降りて6時の始発に乗る予定で、南アルプス林道バス発着所・戸台口・仙流荘を目指す・・・今日のお天気は模様、暑くなりそうだ

仙流荘の始発バス・6時5分過ぎても、来ないので確認すると平日は、8時5分とか・・アチャ- 当初は、土曜日の予定をしていたので、勘違いか・・・しかたなく2時間待ちました・・・眠気はするものの眠れず、広島から来られたYご夫妻と山の情報交換をして時間を過ごしました・・四国の山情報・有難うございました

林道バスは、途中に鋸岳、仙丈岳、甲斐駒ケ岳(地元の人は、中ア・木曽駒ケ岳を西駒、甲斐駒は、東駒と呼ぶとか)が見え隠れして、楽しめます

バスは、北沢峠まで1時間・・少し待って広河原まで25分・・・準備をして10時半過ぎ・・元気よく出発・・5分も歩いて吊橋を渡ると広河原小屋とキャンプ場です

Dscn3133 Dscn3142 Dscn3150 Dscn3171 Dscn3172_2

ここから山歩き開始です・・ゆっくり30分も歩けば、白根御池二俣コ-スの分岐があり左の沢沿いの道を二俣を目指します・・南アルプスの雪解けの水・美味しい-

Dscn3176 Dscn3180 Dscn3183 Dscn3196 Dscn3195

        二俣からは、八本歯ノコルまでの長い雪渓とバットレスは、迫力あります

Dscn3208 Dscn3220

少しうす雲が出てきました・・二俣から右俣の雪渓に入り、直ぐにジグザグの登りです・・此処までは、順調でしたが、ガクンとペ-スが落ちました・・最近は、体力不足を痛感してますが、眠気もあり、重い足を一歩一歩と・・こんな調子で小屋まで辿り着くのかと・・登山道脇には、ミヤマキンバイ、シナノキンバイも蕾が膨らんでいます。サクラも咲いていました

Dscn3230 Dscn3234 Dscn3247 Dscn3248 Dscn3275

白根御池からの道と合流して、少し登ると縦走路に飛び出した・・目の前は、展望台だ

小太郎山と甲斐駒ケ岳(2967m)       仙丈岳(3032.6m)      北岳(3193.2m)

Dscn3260 Dscn3267 Dscn3258

やっとこさ 肩の小屋(3000m)到着・・17時30分頃・・荷物を部屋に置いて、ビ-ルで乾杯

夕焼けを見るために寒い中、待っています

Dscn3281 Dscn3279 Dscn3289

・食事は、開山祭とか、茶碗に赤ワインを頂きました・・疲れもあってバタン グウ-

・今日は、一日が長かったですね・・豊富な雪解け水、残雪と山並みには満足でした。明日は、31年ぶりの北岳登頂とキタダケソウに会うのが楽しみです

山道で出合った花と植物

Dscn3251 Dscn3214 Dscn3227 Dscn3236Dscn3242

           


ようけ気になる大山・烏ケ山を歩く

2009-06-14 | 大山の四季

Dscn2681 昨日、北陸の三周ケ岳を中止した為、三年前から登りたかった山・烏ケ山へ探索に行ってきました。平成12年10月6日 鳥取県西部地震が発生・・鏡ケ成休暇村から一般登山道が頂上周辺で崩壊して、通行禁止になっていました。今でも看板が出てますが、ネットや情報収集して、ブッシュは、有るものの可能とか・・調査登山として、山仲間のユウさんに同行をお願いしました。

お天気は、の予報・・竹野4時発・・新温泉町・・9号線~大山滝周辺~鏡ケ成休暇村Pへ7時頃着・・・朝食と準備をして、7時半・元気良く出発です。

        休暇村の草広場から烏ケ山(1448m)が聳えています

Dscn2650

P~キャンプ場~直ぐに登山口があります。始めは、緩やかな樹林帯歩きです

Dscn2648 Dscn2651 Dscn2653

ブナの樹林から、登りも急になってきます・・補助ロ-プが所々あります

Dscn2655 Dscn2657 Dscn2663

南峰が見えてくると、手前に崩壊地の岩場があります・・・此処から新小屋峠への分岐道があります

Dscn2666 Dscn2665

南峰から烏ケ山の頂上が聳えています・・頂上の大岩も確認できます

Dscn2676 Dscn2710

ガスが沸いてきました・・大山は、隠れています  頂上の大岩・初登頂

Dscn2695_2 Dscn2705 Dscn2672

下山は、崩壊地点から1230.5mの三角点までは、足元の見えない笹のブッシュです。三角点からは、樹林帯の分かりやすい山道があり、車の音が聞こえたら車道に出ます。15分も歩けば、休暇村の駐車場です

山道で見た花

   ヨウラクか       ダイセンクワガタ     コイワカガミ       アカモノ         マイズルソウ

Dscn2661 Dscn2711 Dscn2691 Dscn2706Dscn2684

・登山禁止の看板突破が出来ずにいましたが、やっと足を踏み入れました・・一人では、入りにくい山域です・・ユウさん・同行頂きまして、有難うございました

・ぐるっと一周、休憩込み4時間でした・・藪コギが有りましたが、充実した山歩きが出来ました

・この山は、崩壊箇所が有り、あくまでも自己責任です。磁石、地図は、必携です


近場の白山、三開山を歩く

2009-06-13 | 但馬の山

今日は、朝から 蒸し暑い、少し動くだけでも汗をかく。昨日の夜行で北陸の夜叉ケ池と三周ケ岳の予定をしていたが南の前線、日本海に低気圧ガ有りの予報の為、中止しました。但馬北部は、の予報であるが薄日が出てきて、降りそうもないか・・・恵さんへ連絡すると来日岳へ登っているとか 直ぐに出れないので、10時半過ぎに合流した。

気比の白山へ・白山神社の鳥居を潜って往復・・約一時間かな

Dscn2624 Dscn2619_2 Dscn2622

          頂上からの展望・津居山港と盛上山が大きく見える

Dscn2623

時間が有るので豊岡へ・三開山を登る・・何時も眺めていたが、やっと登る機会が来た

幾つもコ-スが有るが、神美小学校からの ふれあいのこみち を往復です

Dscn2627_2  Dscn2629 Dscn2631

全勝寺~瑞峰寺のコ-スには、石仏が88あるとか

Dscn2633  Dscn2634 Dscn2636

三開山頂上(202m)初登頂です。展望は、法沢山、矢次山が確認出来たが、霞んでいて来日岳は見えず、残念でした

Dscn2637  Dscn2643 Dscn2642

・恵さんのお陰で、思いがけず三開山へ登る事ができました・・案内・有難うございました。他にもコ-スが有り、何時か歩きたいです

・今日は、朝から蒸し暑く、山歩きと、畑でたっぷり汗をかきました・・ビ-ルが美味しい・・


ちょっと近場・深緑の氷ノ山を歩く

2009-06-08 | 但馬の山

Dscn2481_2 昨日は、山友会例会・那岐山の山行が有りました。2年前のドウダン街道が忘れられず参加予定をしていましたが、廃品回収、地区の避難訓練、クリ-ン作戦が入り断念・・・6月からロ-テ-ションが入り、一週目は、土曜日勤務で月曜日が休日になりました、3週目は、日曜日勤務で金曜日が休日です。今日は、高島トレイルの続きと予定してましたが、ドウダンツツジに会いたくて、ちょっと近場の氷ノ山(1510m)へ・・・コ-スは、オ-ソドックスな 親水公園~氷ノ山越~甑岩~頂上~東尾根~親水公園の予定です。

お天気は、昼からは、暑くなるとか・・・神鍋~蘇武トンネル~9号線~福定~親水公園P・・・1台、京都ナンバ-のが先着有り。準備をして7時過ぎ、元気良く出発です・・・

お天気は、・・そのうちるだろう と布滝~不動滝は、木の葉で滝の全体が見えず・・ジグザグの道をブナの深緑を眺めながら、ゆっくりと歩いていると地蔵堂(但馬66地蔵・第29番)周辺で ヒュウ~ヒョロロ- ? 聞いたことのある鳥の鳴き声・・渡り鳥のアカショウビンか・・・

Dscn2482 Dscn2486 Dscn2488 Dscn2493Dscn2497

地蔵堂からも樹林帯の気持良い歩きです・・ギンリョウソウが沢山出ています

氷ノ山越は、中高年の団体さんだ(約20人)若桜から登られた様だ・・甑岩には、ツツジ、コイワカガミが咲いています・・

Dscn2515 Dscn2508_2 Dscn2517

Dscn2521 Dscn2524 Dscn2535

         甑岩からの展望は、素晴らしい・・絶景かな・・ガスが沸いてきました

Dscn2537 Dscn2539

頂上では、広島から来られたとか・・中高年の山岳会です・・最近は、平日でも多いいですね!神大ヒッテから東尾根へ下ります

Dscn2546 Dscn2550 Dscn2597

      今日の目的・少しだけ、ベニドウダン登山道です

Dscn2582 Dscn2580

Dscn2560 Dscn2587

・暑くもならず、少し雲が出てきましたがブナの深緑に囲まれて、気持の良い歩きが出来ました。

・サラサは確認出来ませんでしたが、ベニドウダンに会えて、満足な山行でした

・ぐるっと一周・約7時間かな

登山道で出合った花、植物

Dscn2496 Dscn2503 Dscn2518 Dscn2527 Dscn2530 Dscn2536 Dscn2595


台高山地・明神平~桧塚を歩く

2009-06-01 | 大峰、台高の山

Dscn2408 やっとお天気回復か・・こんな時こそ代休を取らなくてはと・・先 Dscn2400_2 週延期していた憧れの明神平の探索に決定。山仲間の皆さんは、お忙しく、今回も単独です。前日夜行発、初めての山域と林道もあるしのナビ任せです。自宅19時発・・・和田山から高速で舞鶴若狭~中国~近畿自動車道に乗り天理ICで降り、東吉野村役場周辺で泊です。

新聞配達の人声で起床・・空は、・・あれれ青空がない・・気を取り直し登山口の大又林道へ向かう・・道は、所々細いが舗装も有り、快適です。終点まで数台は入れるが少し手前の広場にP・・平日で時間も早い為1台のみ・・・準備をして6時30分・元気良く出発

林道を20分も歩くと明神谷沿いの山道となる・・3回石伝いの渡渉をすると明神滝が木々の間から見えてきた・・

Dscn2324 Dscn2326 Dscn2329 Dscn2331 Dscn2336_2

山道をジグザグと登ってゆくと先週・大山の時と同じく霧の中へ突入・・バイケイソウが群生している

Dscn2341 Dscn2342 Dscn2340

やっと陽射しが出てきた。青空も時間の問題か、風も出てきてひんやりと気持ちよい

Dscn2346_2 Dscn2350

いきなり台地へ飛び出した・・・ここが明神平(1323m)だ ガスで、あしび山荘も見え隠れ・・雰囲気の良い場所です

Dscn2354 Dscn2357

東屋で休憩と食事をとり、今日の予定の桧塚シロヤシオの探索だ・・・ブナ・樹林帯極楽尾根歩きです・いいな いいな

Dscn2361 Dscn2370 Dscn2380

  明神岳(1432m)は、尾根の一部か・・ここから池木屋山~大台ケ原へ続きます

  イナバウワア・・ちょっと古いかな

Dscn2379 Dscn2382_2 Dscn2383_2

ゆっくり1時間も歩くと桧塚奥峰(1420m)・大展望です~ここからの尾根は、広くお目当てのシロヤシオの老樹が多い・ここがヒキウス平かな・・10分で三等三角点の桧塚(1402m

Dscn2405 Dscn2415 Dscn2413

シロヤシオと紅葉かと思うようなヤマツツジも咲いています

Dscn2412

Dscn2399 Dscn2397

桧塚奥峰からは、南は、池木屋山、迷岳、西は、薊岳が近くに・・大峰・稲村ケ岳も遠望出来ます。

Dscn2425 Dscn2424

お天気も良くなり、憧れの明神平・思っていた素敵な場所でした。シロヤシオを見れて大満足な探索山行でした

・ この山域は、まだまだ未知の山々が多く有ります・・近くに水も有り、明神平をベ-スに探索したいですね・・縦走もしたいし、秋は、きっと素晴らしいと思います。紅葉の頃、訪れたいですね・・

・明神平・東西南北、山だらけ・・前山、水無山のピ-クも探索しました・・ドウダンツツジは、これから見頃かな

山道で見かけた花・番外か

Dscn2432_2 Dscn2385 Dscn2445 Dscn2404Dscn2364_2