脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

数字だけで分かるのか? 7

2018年09月05日 | 経営
「ノルマを果たせば給料が上がる」という仕組みで社員を繋いでいる場合、「給料」が崩れれば社員は去っていきます。
私がいた会社でも、給料が変わった(下がったではなく、仕組みが変わった)時に大量の離職者を出しました。
会社は、そこまでを覚悟したうえで変える決断をしたのでしょう。
が、客観的にみれば「給料以外に魅力が無かった」とも言えるのです。

婚姻関係(夫婦)で考えると「離婚していないから、円満な夫婦」とは言えませんよね。
「別れるリスク」よりも「円満ではないけど、続けたほうが良い」と思っている場合もあります。
子育て環境、生活レベルの面で「夫婦の仲は妥協する」という事です。

「給料が下がった」となり、子育てや生活レベルを変えざるをえなくなったら?
「心」が繋がっていれば「一緒に頑張っていこう」となると思いますが、「給料」だけに魅力があったら、婚姻関係を続けるでしょうか?
「そんな理由で離婚するなんてオカシイ」という意見もあるかもしれませんが、そんな理由しか魅力が無ければ、続ける事のほうがオカシイかもしれません。
まぁ、現実問題として、容易に結論は出ないかもしれませんがね。

仲が悪く、つねに敵対しているような夫婦でも、婚姻関係を継続している事がありますね。
「そんなに嫌いなら、別れたほうが良いのに」と感じる事もありますが、婚姻を継続する理由があるのかもしれません。
要は「利害関係」という事です。

会社組織は、どのような形であれ「社員(従業員)」がいなければ成立しません。
心で繋ぐか、給料で繋ぐか、どちらが正解とは言えないと思いますが、経営者は「どちらで繋ぐ」と明確に考え、行動したほうが社員には伝わると感じます。
「経営者がオレたち(社員)の為に行動している」と見えれば、社員も辞めにくいかと思います。

工場経営者の行動は分かりやすかったです。
「量」を守り社員を休ませない。シンプルですね。

サラリーマン時代の上司は、、、、、理解に苦しみます。
ハッキリ言って「上司がいなくても、我々は困らない」と思っていました。
考えは分かりませんが、行動(指示、指導)がズレていたからです。
上司も悩んでいたのかもしれませんが「分からない」なら、ハッキリ「分からない」という勇気も必要だと思います。
数字を見て、分かったフリをして指示をする(本人は分かったフリとは思っていないでしょうけど)
周りには、残念ながら「無能だなぁ」としか見えません。

経営は数字だけではない。
明確な「方針」があり、行動があり、それが数字になると思います。
数字から逆算して「方針」を決める事は無いですよね。
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