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商売

2018年06月28日 | 経営
近所のラーメン屋さん。
と言っても、「ラーメン屋」という共通項があるだけで、オーナーは入れ替わっています。
数年前まで老夫婦が経営していたのですが、経営不振なのか、年齢的な引退なのかは分かりませんが、今はジャンク系のラーメン屋になっています。

近くに飲食店が多く、同じ通り沿い(1.5㎞圏内)にラーメン屋含め8店舗あります。
大型の公園があるので、休日はそれなりに人が増えますが、平日はこれだけの店舗すべてが満足な売り上げを確保できるとは到底思えません。

さて、数年前まで老夫婦が経営していたラーメン屋さんですが、いつも2~3組のお客様しかおらず、それも、おそらく常連客だけでした。
が、ジャンク系のラーメン屋になってから、昼時は並び客が出るほどの人気になっています。
立地条件からすれば、わざわざ食べにくる客が多いとは思えず、おそらく他の店に行っていたお客様を奪った形ではないかと思われます。

客数には絶対数がありますから、どこかが増えて儲かれば、どこかが減って経営不振になります。
常に奪い合いをするという事になります。
だから、他店には無いメリット、リピートしたいと思う工夫を「やり続けなければ」なりません。

ジャンク系のラーメン屋は、大盛無料、ニンニクトッピング無制限、アブラ増しも無制限と、これだけでも胃もたれしそうなメニューです。
さすがに毎日食べたいと思えないかもしれませんし、ニンニクがキツイので、仕事中は避けられると思っていました。
が、平日の昼はスーツ姿のサラリーマン、若い女性と、「ニンニク食べて大丈夫なのか?」と心配するようなお客様が多いのに驚きました。
(ニンニクの無いメニューはありません。サッパリしたものもありません)
流行なのかもしれませんが、並ぶほどの人気なので、それだけの魅力があるのでしょう。
繰り返しますが、老夫婦が経営していた時は、2~3組しか入っていない店(立地)ですから、内容が変われば客も変わるという証明だと思います。

で、そうなると、どこかがキビシイ経営を強いられていると考えます。
気になったので、日替わりで近所の店に回ってみると、、、、、

どこもガラガラと言う事は無く、ソコソコ入っています。
数日だけなので正確な比較はできませんが、記憶の範囲では「それほど客の入りに差は感じない」状態でした。

ジャンク系のラーメン屋から徒歩数分にある、台湾料理(まぁ、ラーメン屋ですよね)も、客が減ったようには感じません。
一番あおりを食うかと思ったのですが、「ラーメン屋のライバルはラーメン屋」という安直な事では無いみたいです。

と、、、、

知人に聞いたら、ジャンク系のラーメン屋がある通りと並行している道があるのですが、そちらにあるカレーショップが閑古鳥になっているそうです。
カレーショップの客がごっそりジャンク系のラーメン屋に動いたのか???
そんな単純な話では無いと思いますが、とにかくカレーショップが開店休業状態という程、ガラガラになってしまったようです。

数ヵ月単位で考えねば動向は分かりませんが、カレーショップが起死回生の一手を打つのか?
ちょっと楽しみです。

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