奪われた

こども達が楽しみにしている行事、校外学習が相次いで「見送り」となりました。
見送りというのは、中止と同じです。
実行できる見込みがありませんので、学校としても苦しい部分でしょう。

なぜ感染が拡大、いや、爆発しているのか？
正直理解できないのですね。
「感染力が強い」というのは分かるのですが「強いなら、それ相応に注意する」という事で対応できないのか、という事です。
「すれ違っただけでも感染する」という話も聞きますが、昨年の春先のように、すれ違う事すら回避する生活を心がければ、ここまでの感染増は無いですよね。
まぁ、私自身も、昨年よりは活動していますので、リスクは高くなっていると思いますが。

で、仕事の性格上、お客様宅に訪問する事が多いのですが、高齢者のマスク率は著しく低下しています。
今日の現場では、お婆さんが「マスク着けなきゃ」と気づいたのに、お爺さんは「もう要らんだろ」と制しました。
私が「感染するし、感染させるんですよ」と言っても、お爺さんは「ワクチン打ったんだから、そんな話は無いだろ」と。
（お婆さんは下を向いて、、、、おそらく私が正しいのは分かっていても、お爺さんに逆らうと面倒だったのでしょうね）

ワクチンを打ったからと、積極的に活動をする事は否定しません。
が、行き過ぎという事があります。注意して行動すべきなのですが、理解できないのですね。
また「オリンピックだってやったんだから」と、自分に都合の良い言い訳をして、自制を止めてしまう人も同じです。
「周りもやっているのだから」というのは、とても恥ずかしい考え方だと思います。

こういう方々だけに責任があるとは言いません。
もっと根本的な問題があるとは思いますが、いろいろ相まって「こども達の貴重な経験、成長の糧が奪われているんだな」と思うと、殴りコロしたくなります。