脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

リスク管理 ②

2021年08月10日 | 経営
次に、毎月の維持経費と「仕入れの平均」を計算しておきます。
これは、数年経営しているからこそできる計算になります。
(計算上、維持費として括ります)

売上口座から(維持費+家計費)を引いていくと、仮に売上がゼロだとして「あと何ヶ月」というタイムリミットが見えてきます。
まぁ、売上がゼロなら仕入れもありませんから正確な数字ではありませんけど、簡単な計算として考えるという事です。

私は、この「あと何ヶ月」を、1年と決めています。
1年を切ったら、何かしらの売上向上策を打ち出すという事。
そして、策が無ければ「廃業する」と決めています。

策があった(思いついた)として、結果が出るまでタイムラグがあると思います。
で、結果が出るまでの期間を「残り6ヶ月」と決めていて、これを切ったら廃業です。
早く決断する事で、早く改善(転職)も可能だという考えです。
事業をする以上は、事業が継続できないという可能性も考えるべきだと。
(だから、政府のコロナ対策は楽観的に見えます。基準が無い方策など、結果が出ない責任を取らないに等しいのです)

で、この計算で言うリミットは、来年の3月です(本日現在)
それまで売上がゼロという事は無いと思いますが、今年の初頭では、来年いっぱい維持できる計算でしたので、急激なペースで悪化している事が分かります。
(病床使用率みたいですね)

続きます。
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リスク管理

2021年08月10日 | 経営
当店の売上は最低を更新しそうですが、今、慌てて動く事はありません。
10月、ここを一つの区切りとしていますが、これはコロナ渦の変化を見越したものです。
当初は5月と思っていましたが、目論見が外れてしまいました。
さすがにウイルスの事は、私の努力でどうにかできるものではありませんからね。

さて、売上が無い事で、一番問題になってくるのは「お金」です。当たり前ですね。
貯金がありますから、2~3年無収入でも問題はありませんが、ゼロになってから慌てたのでは遅いですよね。
で、一つの基準を設けていますが、これは「運転資金の残高」になります。

自営業だと、運転資金と自分の貯金をセットで考えてしまいますが、これは大きな問題です。
事業が順調なら問題ありませんが、苦戦してくると、自身の生活に影響が出てしまいますからね。
また、大儲けした時に使い過ぎてしまえば、苦戦した時の蓄えも無くなってしまいます。

そこで、私が作っているルールですが、まず「売上口座から、毎月一定額を家計口座に移す」というところから始めます。
重要なのは「一定額」です。
売上が高くても低くても、ここは一定で変えません。

そうすると、自動的に「売上口座の残高=運転資金」となりますね。

続きます。
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2021年08月10日 | 経営
オリンピックが無事(?)終わりました。
感染対策云々は置いておくとして、外国人観光客を期待していた事業は苦境に立たされた格好になっています。
終わってしまった、、、、何も残らなかった、、、、と嘆くのは簡単ですが、少しでもプラスになる方策を採るべきではないかと考えます。

日本に住んでいると麻痺してしまいますが、治安の良さは特筆すべきです。
オリンピックでも暴動は起きていません。
おそらく、外国で同じ状況下でオリンピックを強行すれば、反対派が暴動を起こし、人命に関わる事件も起きるでしょう。
こういう「分かっているけど」という部分を、さらに大きく訴求する事で、それこそ「安心、安全な旅行」を打ち出せると考えるべきです。
確かにオリンピックは巨大なビジネスですが、所詮1ヶ月足らずですから、オリンピック後にどこまで観光産業を維持できるかという課題もあったハズです。
「来てもらって、良さをアピールして」という目論見もあったのかもしれませんが、来れなかった、呼べなかったからこそ訴求できる部分もあるのです。

ちょっと話が逸れるかもしれませんが、「交番」がブラジルの治安改善に役立ったという話がありました。
遡れば「警察」ですが、これは明治の偉人である川路利良がフランスの警察制度を参考にしたものです。
「民衆の為の警察」です。
こうやって外国に学び、導入したものが、今では日本独自の進化を遂げ、外国に参考にされるものとなっています。

日本独自の文化、風景だけではなく「治安」という商品を含めてパッケージ化する事で、違った顧客獲得手段となるのではないでしょうか。
「コロナ渦のオリンピックを成功させた国」という事です。
国民の過半数は反対していたのに、「反対だけど邪魔はしない国」なのです。

正否ではなく、オリンピックは行い、そして終わったのですから、これからは「武器」に変えてしまうべきです。
内政として検討、検証、反省は重要ですが、外交としては「成功したという武器」で良いのです。

マイナスも工夫次第でプラスになる。
こうやって自身を励ましながら経営していくしかありませんからね。
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温暖化

2021年08月10日 | 経営以外の話
今の環境対策をしていても、この先20年で気温が1.5℃上がるそうです。
1.5℃。庶民的感覚では「大した事無い」です。
だから、1.5℃上がるというメッセージは、それほど大きな抑止効果にならないという事になります。
海面が上昇するとか、氷河が減ると言われても同じです。

極端ですが「人口の〇パーセントが死滅する」というほうが危機感がありますね。
温暖化が進めば植物育成に影響が出ますし、自然災害も増えるでしょう。
そうなると「食糧問題」と、コロナウイルスのような新しいウイルス、さらには氷河に眠っている細菌、ウイルスの漏出など、こういった「数多ある要素」を説明するのではなく「死滅する」という結果で良いのです。

宗教的な言い方になってしまうようですが、今の地球は、人類が壊し、人類が住みにくい環境になっています。
人類が減少し、文明が衰退すれば、徐々に元に戻るでしょう。
人類も滅びないまでも、劣悪な環境で生活する事になり、外的(肉食獣など)と競争しながら生きていくのです。
と、このような「極端な結末」のほうが伝わりますよね。

それと、排ガスですけど、私、排ガス自体がメイン(これだけが大きな影響)とは思えないのです。
もちろん、ゼロにすれば改善しますけど、それよりもっと大きな要素は「コンクリート」と「金属」だと考えています。
夜、道路を触ってみるとまだまだ温かいです。
土や草と比べると大差があります。
金属の屋根は触れないほど熱いですが、茅葺は、火傷するほど熱くなる事はありません。
金属の窓も触れませんが、木製サッシは温かい程度です。
熱を上げ、蓄え、冷めない環境になっていますが、ここ自体から排気ガスは出ません。
(作る過程では排気ガスを出していますが)

ソーラー発電の為、山林を切り開いています。
ソーラーパネルの表面は、熱くて触れません。
涼しい山林を無くし、熱いパネルを設置しているのです。
こう考えると、発電を火力から再生可能(自然)エネルギーに転換するという仕組みは、かえって温暖化を進めている可能性もあります。
だからこその原子力ですが、ここは賛同されないでしょう。
であれば、電力の総量規制をすれば良い。
猛暑の時は緩和して、それ以外は規制すれば「電力を控えた生活に慣れる」事が可能になります。

温暖化を、ある国に責任を押し付けてしまう議論もありますが、日本も、人口比で言えばかなり「負の貢献」をしています。
労働力を海外に依存する事で、海外まで「機械整備」を行い、環境破壊しているのです。
ここには労働対価が発生するので、プラスの貢献もありますが、正負のどちらが勝るという事ではなく「負の貢献がある」という事実を見るべきです。

ようやく「環境への取り組みが経営価値だけでなく収益も高める」時代になってきました。
企業が「カネ儲けの為に環境問題に取り組む」という事です。
方向性は正しいと思いますが、中身(補助金等等)がズレているのですよね。

便利さを維持したまま環境問題に取り組む。
これがベターですが、不便さを受け入れる生活様式も、発電量そのものを減らす努力、車に乗らない社会。
コロナ渦で可能性が見えた部分もありますから、もっと改善していけばと願います。

そう、「願います」なんです。
個人では限界がありますが、それはしっかりやっていくので、個人以外にも努力してほしい、国、地球規模で取り組んでほしいのです。
子や孫の世代への遺産として、です。
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小銭

2021年08月10日 | 三代目は見た
毎月10日(今月は今日ですね)が、業者様への支払日になっています。
先代の時代は現金払いが多かったのですが、私の代になって振込に切り替えを進めました。
が、現金が良いという業者様もいるので、「わざわざ集金に立ち会う」という事になっています。

これなんですよ。「わざわざ」です。
仕事が無ければ休みにしますが、集金の為だけに出勤しなければなりませんし、待っていなければなりません。
(おおよその到着時間は分かっていますが)
私が現場に行くときは家内に任せていますが、今日は私も休み、というか夏期休業にしていますので「この為だけに(しつこい)」私が出勤します。
振込なら、銀行にすら行く必要が無いのですが・・・・

で、タイトルの小銭です。
最近、キャッシュレスが主流なので、手元に小銭がありません。
銀行で両替するのも手数料が掛かります(これは相手先によると思います)
私の主要銀行は、引き出し時に小銭設定ができるのですが、100円未満(50円以下)はNG。
だから、「支払う小銭を作る為だけに」現金で買い物をして、お釣りを受け取る必要があります。

やっかいです。
こうやって考えると「現金が良い」というのは、とても身勝手なんだなぁと気づきます。
私自身、個人のお客様と取引がありますが、現金と振込(ネット銀行口座)としています。
金額にもよりますが、8割がたネット銀行ですね。
スマホで振り込めますし、その場で入金確認ができるので、工事完了と同時に決済してもらうようにしています。

言い方が悪いですが「現金で」としているのは、メリットを理解できていない、成長していないという事なんですね。
まぁ、70歳近い方ですから仕方ないかもしれませんけどね。
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