雨の矢田丘陵を歩いて・・②茶処「大久ら」

昨日の「雨の矢田丘陵を歩いて・・①」の続きです。



矢田寺の門前茶処「大久ら」に着いたのはちょうど１２時だった。

食事を終えたあと植樹に出かける予定で、昨日桜の苗木を４本持ち込んで
預かってもらっていた。その時に昼食の予約もすませていた。

　　　　　
　　　　　　生け花用の小さな桜が店内を明るくしていた。　　　　　　

大久らの店内は奥さんの細やかな心つかいが随所にあり、
とても落ち着いた雰囲気のお店です。
テーブル席以外に、囲炉裏のある席、裏には奈良盆地を見渡せる
オープンデッキがあり、そこには床机や丸テーブルなどもある。



大久らのお昼の定食は、奥さんの心意気が伝わってきます。
野菜中心の田舎料理ですが、ほんとうにお袋の味を思い出させてくれます。
この御膳で、お値段がたったの６３０円にはなります。ご馳走さま。

夜光虫さんの感想「タケノコご飯も土筆の煮付も揚げのヌタも肉じゃがも、
デザートの干し柿も（２個も！）、素朴で手の込んだ体の温まるものでした。」
（そうそう、囲炉裏の鍋にある、食べ放題のくるみ味噌のこんにゃくも。）

自家製の干し柿なのに、とってもジューシーで甘いこと。
昨日は、苗木を持ってきた時は、ぜんざいを食べました。
甘党の私には、お代わりと叫びたくなる美味しさでした。

まだ外は雨が降り続いていたので、食後はゆっくり談笑。
へんろ地図を広げて春へんろ、ＧＷへんろについての計画や、３月に四国を
歩いてこられた良さんのお話などで、盛り上がったひとときを過しました。



ＢＧＭの流れる静かな店、お昼のお客は我々４人だけでした。
店の奥に機織機が置かれ、奥さんは趣味の機織にいそしんでいました。
ショールを織っていました。いつも出来た作品は人にあげるので、自分の手元には
残ってないと笑顔で話されていた。
静かな店内に、カッシャ、カッシャと機織の音を聞くのもいいもんですね。
故郷で祖母が養蚕から糸紡ぎまでし、冬の間機を織っていたのを思い出します。



りっさ「そこの赤、黄、青の信号機トリオの皆さん出発ですよ」
さあ！　雨も上がり、お腹も満腹になったので、桜を植えに出発しましょう。
大久らのおくさん、ご馳走さまでした。


結局今日のブログでも、桜の植樹場面にはいけませんでした。
明日こそブログアップしますね。

皆さんも矢田寺にお越しの際は、是非茶処「大久ら」でご休憩してくださいね。