夜中に激しい雨に目が覚めて、今日のへんろみち作業はどうなるかな?と、
考えながらうとうと二度寝をしてしまった。起きたら8時前だった。
外を見ると雨は上がり、山下さんに電話をすると予定通り行うとのこと。
パンをかじりながら、自転車をとばし矢田寺へ。
矢田寺へんろみち、久万高原にあたる44番から45番付近紅葉谷は
雨あがりで霞んでいた。今朝は暖かくここまで上がってくるまで汗びっしょり。
今回の作業はいつもの紅葉谷ではなく、その横の高台にある48番西林寺から
49番浄土寺に登っていく100mほどの道ぞいで、斜面を蔽いかぶさる木々
の伐採と、紅葉谷に植えられている楓の肥料やりでした。
地蔵講のみなさんと、矢田寺へんろみち保存会、奈良大師講の仲間総勢30人
ほどの方々が、足場の悪いなか参加してくださっていました。
矢田寺大門坊のご住職さん、へんろみち保存会顧問大和郡山市の上田市長さんも
ご一緒に最後まで作業を手伝って下さった。
紅葉谷に植樹した楓に、光と風を与えて成長さすために、斜面の木々を伐採。
西林寺の十一面観音さんの後の木も伐採するために、一時引越し。
へんろみちが広がり、辺りがだいぶ明るくなりだした。
倒された木々をまた細かく裁断して、皆で手分けして片付ける。
途中休憩の時には、大門坊さんからお菓子と飲み物のお接待を頂きました。
休憩後11時頃に、私たち6人ほどが肥料やりに紅葉谷に下る。
肥料を楓の根元に一握りづつ与えて戻ってくると、十一面観音さんは元の場所に
安置されました。
今回伐採した斜面に、三橋さんが楓の苗木を50本ほど持って来て下さったので
皆で手分けして、植樹をしました。
2枚目の画像と見比べて頂ければ、周辺がすっきり、さっぱり綺麗になった。
途中ぱらっと雨が降ったが、その後天気も回復し予定通り12時前に作業終了。
作業初めの3枚目の写真と見比べば、本日の作業成果のほどが良く分かります。
無事今年の冬の作業を終えて下山します。左手奥の斜面は紅葉谷です。
今年も秋まで何度か楓の下草刈り作業など、手入れをしていきます。
あと5年後の紅葉谷の紅葉を楽しみに、へんろみち作業をつづけます。
昨年の「紅葉真っ盛り矢田寺へんろみち」もご覧ください。
昨年は、作業途中で雪が降り出し、翌日は積雪でした。
今年は早くも春一番が吹き、シャツ1枚でも汗ばむほどの陽気だった。
今回は奈良大師講のメンバーが8人ほど参加してくださった。先日行わ
れた新年会は、丸亀マラソンのために参加できなかったので、久し振りに
再会できて、楽しくお話などしながら作業ができてよかったです。
みなさんお疲れさまでした。ご協力ありがとうございました。