冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

09香川丸亀国際ハーフ汗寒記

2009年02月04日 13時49分07秒 | マラソン汗走記


 遅くなりましたが、09香川丸亀国際ハーフ汗寒記をUPしました。

 競技場内でひといきいれてから、受付付近に行くと香川県の接骨医の先生方が、
 出張されてランナーの足や身体のケアをしてくれていた。
 さっそく並んで申し込むと20分ほど待ちでした。昨年の二の舞をふせぐため
 にも寒さのなか辛抱強く待ちました。痛めていた左のふくらはぎをテーピング
 をしてもらう。右足も少し気になっていたが、スタート時間も迫っていたので
 あきらめる。この判断が18km以降地獄をみることになった。

 スタートゲートで Qちゃんの声援に送られて出発。

 ブログでも書きましたが、トップランナーが出場するのでデジカメを持って
 走る。7km手前ではやくもモグス、ダニエルの大学生勢がトップでくる。
 カメラを構えてシャッターを押すが、あっというまに走りさったので、撮れた
 のは、上の写真のみでした
 1分以上あいて佐藤選手などの2位グループが10人ほどがきた。

     

    女子選手のトップはマーラ・ヤマウチ、きれいな走りです。
    2位で加納選手、肝心の土佐選手はシャッターチャンスを逃す。
    折り返しまで、仲間の走る姿など写しながら5km毎のスプリットは
    5km29分、10km27分 15km27分とまずますの走りができて
    いたが、13km辺りで橋を下るとき右足ふくらはぎに、ピリピリと嫌な
    痛みが走りだした。だましだましスピードを落として注意深く走る。

    あと2kmぐらいから、身体が前に前に突っ込みだして、足運びが追いつ
    かず、つんのめりそうに何度もなりだし、脳は歩け歩けの注意報を
    あと1kmこのまま走りきったら、2時間が切れるタイムだったので、
    ふらふらしながら気力だけで何とか競技場のトラックにやっと入る。
    トラック1周半でゴールなのですが、足が硬直してなんども頭から突っ
    込みそうになる。ブレーキをと!頭では分かっているのですが、止まれ
    ない。身体が浮いて、夢遊病者みたいな感覚に、恐怖感と冷や汗が
    なんどか危険を感じ、立ち止まり歩くのですが、相変わらず身体だけが
    足を置いて、頭からつんのめっていき、ゴール10m手前で転倒する
    そのあと起き上がってゴールをしたのも、あまり覚えていず。
    こけた拍子に右手で顔をささえたのか、手袋はアンツーカー色に染まり、
    手袋も破れてしまい、人差し指と薬指を突き指する。

    24年のマラソン人生で、このような出来事は初めての体験でした。
    レベルが違いすぎるが、昨年の大阪女子マラソンの福士さん状態だった。
    ゴール後は意識もはっきりしていたので、やれやれ一安心でした。
    テーピングしてもらった左足は大丈夫だっただけに、あの時もう時間に
    余裕があれば右足もテーピングしてもらっていたら、このような悲劇に
    会わなかったのに・・と、後悔先に立たずでした。
    チーム青空屋の皆さんも、高記録で続出で満足そうでした。

    グロスタイム 2時間01分38秒(ネットタイム 2:00:40)
    15km~20km 29:35 残り1.1km 7:12

  翌日病院で治療してもらうと、酷い肉離れとのこと、テーピング治療をする。
  今週は1日おきの治療をすることに、2月に2レースエントリーしていたが
  欠場することになった。しばらく治療専念して、3月中旬の高知のマラソン
  まで、走れるように直したいものです。
  春の本番「四万十桜フルマラソン」に完全復活をかけたいと思います。
コメント (10)
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