料理の脇役みりん
おばさんの料理教室「料理に関する基本事項」より抜粋
美味しい料理を作るのには、欠かせないものとして、みりんがある。みりんは500年前に誕生したとか、当時は甘味のある酒として飲用されていた。現在市販されているものは、本みりん・みりんタイプ・みりん風味の3つのタイプがある。
原料や製造方法により、味・香・風味・甘味に差があるのに、どれも【みりん】と呼ばれており、本みりんと呼ばれているものでも、味・風味・甘味・香に差があるようです。
*本みりん
蒸したもち米と米麹・焼酎を原料に熟成させて作る醸造品、麹の酵素が米の澱粉を糖化して風味が自然に作られるが、コストや生産量の関係から風味を出すために、もち米を少なくして醸造用糖類を加えてものや、焼酎の代わりに
醸造アルコールを使用しているものが、市販品として圧倒的に多いようである。アルコール濃度は14%位。
*みりんタイプ
蒸したもち米と米麹に醸造用アルコールと水飴を加えて発酵さる。アルコー濃度は5~15%で、食用として飲めないように2%の程の塩を加えてあり、風味がやや劣る、料理のとき塩加減に注意。
*みりん風味
穀類を酵素でブドウ糖にして、化学調味料・香料等の添加物を加えてもの。アルコール濃度(1%未満)が少ないと保存がきかないので、甘さを20%前後に調整してあり、冷蔵保存が必要で、みりん本来の特徴である、魚の臭みなど消す効果は期待できない。
みりんの役割と上手な選び方
みりんの役割と選び方は料理の味を決めるので大切。
① 甘味を付ける・・さっぱりしながらも、奥深い甘味を付ける
② ツヤやテリを出す・・見た目を美しく仕上げる
③ 旨味を付ける・・コクのある味が出る
④ 煮崩れを防ぐ・・素材を引き締める作用がある
⑤ 生臭みを取る・・特有の香り成分が、臭みをとる
上記のように隠し味の存在でもあり、料理にあった物を
選ぶには、品名・原料のチェック・味が重要なポイント。
本みりんとみりんタイプは、開封後でも常温では、1年
程度は保存出来るが、みりん風は冷蔵庫で2~3ヶ月が目安。
おばさんの料理教室「料理に関する基本事項」より抜粋
美味しい料理を作るのには、欠かせないものとして、みりんがある。みりんは500年前に誕生したとか、当時は甘味のある酒として飲用されていた。現在市販されているものは、本みりん・みりんタイプ・みりん風味の3つのタイプがある。
原料や製造方法により、味・香・風味・甘味に差があるのに、どれも【みりん】と呼ばれており、本みりんと呼ばれているものでも、味・風味・甘味・香に差があるようです。
*本みりん
蒸したもち米と米麹・焼酎を原料に熟成させて作る醸造品、麹の酵素が米の澱粉を糖化して風味が自然に作られるが、コストや生産量の関係から風味を出すために、もち米を少なくして醸造用糖類を加えてものや、焼酎の代わりに
醸造アルコールを使用しているものが、市販品として圧倒的に多いようである。アルコール濃度は14%位。
*みりんタイプ
蒸したもち米と米麹に醸造用アルコールと水飴を加えて発酵さる。アルコー濃度は5~15%で、食用として飲めないように2%の程の塩を加えてあり、風味がやや劣る、料理のとき塩加減に注意。
*みりん風味
穀類を酵素でブドウ糖にして、化学調味料・香料等の添加物を加えてもの。アルコール濃度(1%未満)が少ないと保存がきかないので、甘さを20%前後に調整してあり、冷蔵保存が必要で、みりん本来の特徴である、魚の臭みなど消す効果は期待できない。
みりんの役割と上手な選び方
みりんの役割と選び方は料理の味を決めるので大切。
① 甘味を付ける・・さっぱりしながらも、奥深い甘味を付ける
② ツヤやテリを出す・・見た目を美しく仕上げる
③ 旨味を付ける・・コクのある味が出る
④ 煮崩れを防ぐ・・素材を引き締める作用がある
⑤ 生臭みを取る・・特有の香り成分が、臭みをとる
上記のように隠し味の存在でもあり、料理にあった物を
選ぶには、品名・原料のチェック・味が重要なポイント。
本みりんとみりんタイプは、開封後でも常温では、1年
程度は保存出来るが、みりん風は冷蔵庫で2~3ヶ月が目安。