大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

タキさんの押しつけ映画評・20『今更踊る4/I am No.4』

2016-08-30 06:00:00 | 映画評
タキさんの押しつけ映画評
『今更踊る4/I am No.4』


この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ


これは悪友の映画評論家、滝川浩一クンが個人的に流している映画評ですが、おもしろいので、本人の了解を得て転載したものです。


☆踊る大捜査線4

 昨日、今更ながら見て来ました。本作を見て 「良かった」 「感動した」……当然いらっしゃるでしょう。全くOKです、理解できます…そういう方々、以下を読むと気分が悪くなります。ここで このメールを消去しちゃって下さい。

 さぁて、何なんやろねぇこんな映画を平気で公開出来る神経が解らん。CX系の仕事に触れる時、その昔「夢工場」ってぇイベントに行って感じた怒りがふつふつと蘇る…中途半端、ごまかし、騙し、引っ掛け……お台場のビル 爆破したろかい〓〓
 大体「踊る~シリーズ」は テレビ番組は まだ面白く見れたが劇場版はイマイチ(違う?) 3作目なんざ単なる同窓会だし、こんなもんテレビ特番で十分、それをCMで騙して強引に商売にしちまう根性が気に入らない〓
 今作も青島が倒れるシーンに銃声を重ねて予告を流した。ひでぇ騙しで 全く関係ない〓
 画面に本筋とは全く関係ない小ネタ、小芝居が入るのはいつもの事ながら、本作は過剰、しつこすぎてイラつく、早い話が邪魔。芝居だけならまだしも小道具にも仕込み多数…煩わしいにもほどがある。
 この流れの行き着く先がFinalと銘打ちながら 後1本位は作れる含みに成っている。 警察庁の長官・次官の首が飛んでシリーズの締めに成るのだが、この辺のテリングは弘兼健治の「課長 島耕作」のパクリじゃないか、脚本の君塚もCX御一統さん、さもありなん。警察庁No.1と2の首を飛ばすなら製作・亀山と監督・本広の首も飛ばせば良い…ちゅうかCXが飛べよ!
 最大譲歩して、亀山・本広は1年かそこら一切の仕事から手を引いて休めよ。脚本・君塚も含めて この三人にまともな作品は一つも無い、織田裕二はさっさとこのトリオから離れた方が良い、今後のキャリアを考えたら そうする事は絶対必要。CXも「騙してでも客を集めれば勝ち」ってぇ体質を改めなければ またいつぞやみたいに落ち込んでしまうぞ〓〓〓

☆I AM No.4
 
 wowowでやっていたので事はついでと見てしまった。
 善玉宇宙人が地球に居て、悪玉宇宙人に追い掛けられているという…まぁよう有りがちな話、例に拠ってアメリカの田舎町が舞台、なぁんも新しい仕込み無し、それでいてラストはシリーズ化したいスケベ心むきむき。まぁアメリカで大ズッコケしているし 日本でも殆ど無視されたので、よもや続編は無いとおもいますがね。プロデューサーは「トランス・フォーマー」のマイケル・ベイ、この人こんなんしかよう作らん。さすがに阿呆のガキヤンキーもそこまでは踊らんかったようでありますなぁ。ええとこテレフィーチャーならどないかなったかもしれんが、新人使ってこのストーリーでヒットさせようなんざ…なんぼ「トランス・フォーマー」を当てたからって 舐めすぎとりまんなぁ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高校ライトノベル・タキさん... | トップ | タキさんの押しつけ読書感想... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画評」カテゴリの最新記事