オシムのこれまでの言動からすればJFAのリークに対して激怒してあっさりと代表監督のオファーを断るのかと予想していた。すぐに断らなくとも否定的な態度を示すかと思った。
するとオーストリアの自宅(どこかのスポーツ紙のサイトで豪での自宅と出ていた。大笑い)にてマスコミのインタビューを受けたり、来日してからのコメントを聞いているとオシム自身がかなり代表監督就任に向けて意欲的なことが分かる。
これはかな . . . 本文を読む
2002年大会ではベスト8の中で優勝経験国はブラジル、イングランド、ドイツだけ。あとはスペイン、セネガル、トルコ、アメリカ、そしてテーハーミングー。
今大会は優勝経験国7カ国のうち出ていないウルグアイ(だいたいウルグアイが優勝したことがあるというのが不思議で仕方がない)を除く6カ国はすべてベスト8入りした。ポルトガルはともかくウクライナは予想外だったがまあ付録のようなもんでしょう。
2002年 . . . 本文を読む
オーストラリアvsイタリアを見る前に以前と同じ気持ちを思い出した。「どうしてこのピッチに日本がいないんだろう?」
それは2000年のシドニー五輪のセミファイナル、スペインvsアメリカ。筆者はセミファイナルとファイナルを見に行った。ご存知のように日本はベスト8でアデレードでアメリカにPK合戦で負けた。あの試合で勝っていればセミファイナルは日本vsスペインだったはずだ。
オーストラリアはこんな負け . . . 本文を読む
イングランドvsエクアドルは気温のせいもあるのかスピードがない低調な試合だった。筆者のエクアドル人の友人もさぞかし落胆していることでしょう。南米の中でもエクアドル、ペルー、ボリビアの3カ国はインカ帝国の末裔というプライドを持ち、ブラジル、アルゼンチンといった移民が中心の国と一緒にされては困るらしい。
特にアルゼンチンはイタリア系が中心の国だから他の南米諸国とは国民性が極端に違うという。実際、アル . . . 本文を読む
決勝Tの第1日目。ドイツvsスウエーデンはミスマッチではないかと思われるほど、ドイツが圧倒的な強さを示した。ドイツは後半はかなり流していたように見えたので、3,4点差ついてもおかしくなかった。スウエーデンはユーロ2004のころと比べると、かなりレベルが下がったように見えた。
ドイツのクローゼ、ポドルスキーの2トップとスウエーデンのラーション、イブラヒモビッチの2トップを比べれると、タレントという . . . 本文を読む
7月中には発表されるとされていた代表後任監督。共同と日刊はジャッケ。報知はオジェック。サンケイはデシャンとそれぞれ勝手な憶測記事を出していたが、今日の共同、朝日、デイリー、スポニチは川渕キャプテンがオシムと交渉を進めていると認めたと報道した。
スポニチが一番詳しくて6月29日にオシムが来日するので6月下旬には発表されるとしていて、ご丁寧に今シーズン中はジェフと代表を兼務するとしている。
筆者も . . . 本文を読む
韓国の敗退でアジア勢は全滅した。オーストラリアは勝ち抜いたわけだから、AFCの中でのオーストラリアの存在感、発言力は強まるのではないだろうか。
さて韓国はスイスにあっけなく負けてしまった。一言で言えば韓国はDFがもろく、攻撃に工夫がない。スピードがあり、1対1にもそれなりに強く、怒涛のように攻めているように見えるが、ロングボール、アーリークロスをFWにあてるだけだし、ポスト役もいないので、こぼれ . . . 本文を読む
ブラジル戦は2点差で負ければ善戦だと思っていたし、多分3点差で負けると想像していたらそのとうりになってしまった。前半はよかったが後半はプロと高校生くらいの差だ。
まあブラジルに負けることは仕方がない。F組の中でブラジルから得点できたのは日本だけだ。だからブラジルには負けても日本がオーストラリアとクロアチアに極端に劣っていたとは思えない。
オーストラリア戦さえ勝っていれば1次リーグは突破できた。 . . . 本文を読む
アルゼンチンvsオランダは両方ともメンバーを落としてきたのでなんとも気の抜けた試合だったが、テベスは一人で神技を披露していた。
どうやったらそんな狭いスペースでできるのかというくらいのスペースのないところで、ワン・ツーパスを通す。今大会であれほどの神技パスを見せたのはテベスだけだ。ただし得点にはつながらない。
テベスはアルゼンチンの中では独りよがりのプレースタイルが多い。最後の最後まで相手のD . . . 本文を読む
イングランドvsスウエーデンは両方の特徴が出た面白い試合だった。イングランドの試合を見るとプレミアリーグの上位クラブの試合そのままである。つまりスピードとパス回し。これにつきる。選手の動きそのものも早いし、パススピードも早い。スピードという点では一番だろう。
しかしドイツとの違いは、力強さだろう。フィジカルもそうだが、1対1の勝負では極端には強くない。その分をスピードでカバーするというイメージで . . . 本文を読む
スペインvsチュニジアはなかなか味わいというかスリルのあるワールドカップらしい試合だった。もちろん実力差があるミスマッチではある。
チュニジアは開始早々にカウンターからビューテイフルなゴールを決めた。ほほう、この前のサウジとの引き分けは三味線だったのかいなと思える立派なゴールだ。このくらいの攻撃ができるのであれば何でサウジに勝てなかったのか。
前半はまあまあ互角に戦えたが、後半になってからチュ . . . 本文を読む
スポナビのコラムにあった名言ですね。でもこんなことは昔から言われてきたことで何も日本に限ったことではないし、じゃあ決定力のあるFWを作るにはどうすればいいかなんて即答は出ない。
FWに決定力がない以上、久保や巻のように背が高くポストが得意なFW,あるいは鈴木のように突破はできないがPA付近でうだうだとボールをキープしてファールを誘うことが上手いFWが前線で踏ん張り、こぼれ球を2列目がシュートする . . . 本文を読む
あれだけクロアチアがシュートをはずしてくれておまけにPKまではずしてくれたのに勝てなかったショックは大きい。勝てなければ1次リーグ突破の可能性は20%が1%になるので引き分けでも負けと同じ。しかし勝てなかったというよりも、よく負けなかった。
システムがどうのこうの、1対1に弱い、DFが不安定とかいうことよりも、FWが点取れないから勝てないのだ。昨日の選手交代はまあまともだと思ったし、福西から稲本 . . . 本文を読む
クロアチアの選手が日本の選手に誰がいるかと聞かれて「イチロー」と茶化したことについて。WBCと比較するのは好きじゃないけど。
今夜のクロアチア戦を前にWBCのイチローの決勝前のコメントを読みましょう。
「僕はこれに出ると決めたときから、あさって(決勝)のことをイメージし、やってきましたし、このオフにやってきたすべての準備は、その日のためですから、ここまで来たら、もう1試合、自分のすべてを表現し . . . 本文を読む
イタリアvsUSAは赤紙3枚が飛ぶ大荒れな試合だった。やっぱりレフェリングの問題なんだろうね。カードを連発すればいいってもんじゃないでしょう。
USAは勝てる試合を落としたように思う。イタリアがOG,退場者と自滅してくれたのに、それに輪をかけて赤紙2枚を食らうとは。あそこで冷静に試合を進めていれば追加点が取れたような思える。まあ負けなかったらよしとするべきか。
退場者が2人もでるとピッチは8人 . . . 本文を読む