U17 女子WC

今朝の決勝をSBSがライブで中継してくれた。いくらFIFA主管の大会とはいえ高校生年代の大会をライブで中継するとはうれしいかぎりだ。

さて日本が２－０でスペインを下して優勝したが、６試合で失点１の堅守が光った。この年代だから技術を云々しても意味ないが、日本の中盤とDFは実に固い。攻撃はさほどスーパーとは思えないがDFは一品だった。

スペインは中盤までのボール回しはきれいだが、そこからFWに任せるだけになってしまい、ボールを回さなくなってしまう。FWがフィジカルが強くて足が速いが、日本のDFラインを崩しているわけではないので、FWの個人技だけでは苦しい。あれで前線でもっとボールを回すようにすれば破壊力抜群だが、この年代ではそれは無理か。

日本の攻撃は大雑把にいえばDFの裏を取る傾向があるが、弱点として攻撃陣の足が遅い。まあこれで俊足FWでもいれば女子サッカーはフル代表まで無敵になるでしょう。

優勝監督インタビューは日本の聞き手が質問して、日本の監督さんが日本語で答えていた。それに対して同時通訳も字幕もなし。これはSBSの不手際か英語に訳されなくても気にしないのか。

もうひとつ上の年代にいくとドイツとアメリカが強いので、日本が追いつくのは大変だが、ここまで堅守の日本チームはどの年代でもないでしょう。