2010年WCのアジア予選のフォーマットが発表された。しかし不思議なことに日本のマスコミでは大きく報道されたが、AFCのサイト、オーストラリア、韓国でも報道されていない。2011年のアジアカップがカタールで決まったということよりも重要なことだと思うが。
さて報道内容が正しければ前回よりもかなり変わる。これまでは1次予選は32カ国が8組に分かれてそのトップだけが勝ち抜き、最終予選を4カ国x2組で行 . . . 本文を読む
攻撃のタレントではサウジのほうが圧倒しているのだが、イラクはサウジに勝てたし、サウジの攻撃をほぼ封じていた。サウジの決定的なチャンスは1度くらいだったように思える。サウジとイラクの差、あるいは日本とイラクの差を考えてみよう。
①サウジにとって最大の山場は日本との準決勝だった。日本を下して決勝はイラクだったから油断したのだ。片やイラクは気迫がと勝利への執念があった。イラクはNothing to l . . . 本文を読む
日韓とも疲労蓄積の見せ比べのような低調なレベルの試合だった。特に日本は移動の不手際で疲れているのがよーく分かる。気迫も感じられない。選手は一生懸命だろうが、体がついていかない。
フレッシュな選手を使うんじゃなかったのか。巻が山岸に代わっただけじゃん。水野、太田、橋本あたりをスタメンで使うべきだよ。次回のアジアカップの予選免除なんて監督も選手も関係ないんだから、3位でも4位でも同じなんだから、新し . . . 本文を読む
負け惜しみかどうか知らないが、オシムはサウジ戦後に日本のほうが美しいサッカーをしていたと威張った。オシムがいつから美しいサッカーをテーマにし出したのか疑問だが、いくら美しくても勝たなければだめだという人が多い中、負けオシム(面白いでしょう)からこの言葉が出るとは意外だった。
これまでオシムは日本はブラジルスタイルではなく、日本のサッカーをしなければいけないとしつこく発言
していたし、身体能力が低 . . . 本文を読む
いろいろ理由はあるんだろうけれど、前半を見ていてこれはかなりやばいと感じた。日本は圧倒的にボールを支配しているように見えたし、パスをまわしていたが、フィニッシュまでいけなかった。要はボールを持たされているだけだった。サウジはしっかり守ってカウンター。サウジがここまで徹底してカウンター狙いに来るとは思わなかったし、それ以上にサウジの高速ドリブルによるカウンターは強烈。
運がなかったし、審判は日本に . . . 本文を読む
ホスト国の1つであるインドネシアの組織委員会(または協会関係者)はジャカルタでの決勝が日韓戦になることを望んでいる。その理由はアジアの中で日本と韓国は熱狂的なサッカーサポが多く、その二つが決勝となれば、インドネシアにある日系と韓国系の工場がその従業員を動因して、観客を増やしてくれるからだそうだ。
企業が観客動員するかどうか知らないが、今大会は観客の入りが極端に悪い。もちろんマレーシアを除けばホス . . . 本文を読む
LAギャラクシーvsチェルシーをオーストラリアでもFOXTELとSBSがライブ中継した。たかだかチェルシーの営業目的親善試合をライブで放送するとは恐れ入った。これもベッカム様のおかげである。
チェルシーはベストメンバーだった。レアルでもバルサでもこの類の試合は必ずベストメンバーで来る。サポサービスだから当たり前なのだが、見るほうとしてはありがたい。
ところがベッカムがスタメンにいない。試合前に . . . 本文を読む
昨日のイランvs韓国は見ていて実に退屈な試合だった。イランは個人技はさすがだが、組織プレーがないのでフィニッシュまでいけない。片や韓国は相変わらずの単調な攻撃。ボールをつながずに安易に放り込むだけだから、イランのDFに跳ね返されてしまう。
韓国はFWを毎試合替えているが、誰が出てきても状況は同じ。この4試合で2点以上取れたことがなく、この試合も0-0でPK合戦までもつれた。それでもベスト4までた . . . 本文を読む
粉砕と言えるほどのすっきりした勝ち方ではないが、PKだろうとなんだろうとサドンデスの決勝Tなんだから、それを勝ち抜いたことに意味がある。
この1年間オーストラリア在住の日本人がどれほど悔しい気持ちでいたのか理解できないでしょうが、これでやっとそのトラウマから抜け出ることができた。本当にうれしい勝利です。
こちらに住む日本人、特に筆者の子供たちの年代(中高生くらい)では日本で生まれてからオースト . . . 本文を読む
英語でRivalryというと長年のライバル関係にある相手という意味になる。サッカーにおいてはこれまでの日韓のような関係である。
オーストラリアのサッカー関係者の中ではこのアジアカップを契機に日本とオーストラリアをRivalryの関係にしていきたいという願望がある。身近で実力が接近しているライバルがいるからこそ、お互いに熱狂できるからだ。
アジアカップはともかくワールドカップと五輪予選は組み分け . . . 本文を読む
韓国はやっとのことでインドネシアを1-0で下しベスト8に残った。それでもたまたまシュートが入ったというかんじのゴールだったので、韓国の決定力不足は致命的である。もちろんインドネシア相手だから圧倒的にボールを支配して攻めるのだが、いまいち崩しきれていない。韓国はこのあと調子が上向くのか、あっさりと次で負けるのか。
イランもいまいちである。カリミ一人が頑張っているが選手個々のテクニック、スキルはピカ . . . 本文を読む
オーストラリアvsタイ戦には、出場停止となったDFのキープレーヤーであるルーカス・二ールの代わりにシドニーFCのマーク・ミリガンが抜擢され、かなりいいプレーをした。ミリガンはオーストラリア五輪代表のキャプテンもしたことがあり、U-22世代のホープである。
ボランチにはやはりシドニーFCのデビッド・カーニーが抜擢され、オマーン、イラク相手に情けない試合をしたオーストラリアを立て直す原動力となった。 . . . 本文を読む
日本vsベトナム。ゆっくりとボールを回し、相手の一瞬の隙をみつけて攻め込む。日本は第一戦もこのスタイルだった。省エネのためのゲームプランで前半はこのペースにして、後半はスピードをつけるのかと思ったら、90分間同じペースだった。
スローテンポでも何でもミスせずにリスクを冒さずにボールを支配するということが目的なんだと思うが、それでもちょっとほころぶと何でもないところからカウンターをくらう。これが見 . . . 本文を読む
イランvs中国。中国は開始早々から怒涛の攻めを見せ、すぐに先制。そして追加点と前半から2-0とリード。中国が圧倒的にボールを支配して、このまま3-0以上で圧勝かと思われた。
後半になるとイランが2選手を交代したこともあり、イランがペースを握る。結局2-2の引き分け。前半と後半が入れ替わったような試合だった。
イランは実に不思議なチームである。この大会どのチームも暑さのせいか後半は馬力が落ちる。 . . . 本文を読む
日本と同様オーストラリアは明日の晩に第3戦をむかえるが、オーストラリアはタイに勝てないかも知れない。引き分けではオーストリアは勝ち点2どまり。イラクはすでに勝ち点4をあげておりオーストラリアの1次リーグ敗退となる。
報道によればオーストラリアのチーム内にはアーノルド監督を支持するグループと支持しないグループに別れ、反アーノルド派がマスコミに不平をもらしている。それは監督批判だけでなく、他の選手へ . . . 本文を読む