大きな大会ではイタリアには勝てないというドイツの歴史は繰り返されてしまった。そういえば2006年WCはSFでドイツはイタリアに負けている。面白い歴史である。
さて前半、失点するまではドイツはかなり押し込んで決定的チャンスも2回あった。ではどうしてドイツは先制できなかったのか。一言で言えばこの日のドイツは持っていなかったのである。運がなかったともいえるが、持っていないというほうが雰囲気をうまく表現 . . . 本文を読む
スペインはサプライズのネグレド先発。しかしこの奇策は機能しなかった。やっぱりトーレス先発が一番機能するんじゃないかなあ。スペインはパスを回して相手のPA内への突破を図るというスタイルだが、その時点でPAで張っているFWがいない。特にこの試合のようにパスがつながらない場合はよりトーレスのようなタイプが必要となると思うのだが。
さてスペインはいつものようにパスを回してじわじわと詰めていく。ポルトガル . . . 本文を読む
なかなか見ごたえのある面白い試合だった。前半と後半途中まではお互いがオープンに攻め合うイーブンな展開。どちらかが引くようなこともなく、攻めるならば攻めてみろという気合の入ったいい試合だ。それでもイタリアのほうが段々と決定的なチャンスを増やしていく。
後半途中と延長戦はイングランドの足が完全に止まり、イタリアが圧倒的に攻めた。バロデッリのシュートが1本でも決まっていたら、イタリアは楽勝だったと思う . . . 本文を読む
スペイン対フランスという好カードでスペクタクルな試合を期待したが、かなり退屈な試合だった。2-0でスペインが快勝したが何もできなかったし、消極的なフランスと省エネのスペインという感じだね。もちろんフランスにもけっこうチャンスがあったし、リベリーの強さは光ったが、ベンゼマの試合後のコメントのようにフランスにはゴールが足りなかったし、工夫もなかった。
前半15分くらいまではフランスは守ってカウンター . . . 本文を読む
ドイツは前線の3人を入れ替えて主力を温存してきた。結果的には4-2で快勝、入れ替えたクローゼとロイスが得点したのだから文句はつけられないが、日本にとっても今後の参考になる試合だった。
前半の5分までにドイツは決定的チャンスを2回作った。DFラインの間をパスが面白いように通り、フィニッシュまでいった。この調子では前半だけで3点差はつくなと思ったが、それからギリシャは前線にサマラシュを残してべたっと . . . 本文を読む
ポルトガルとの試合はどうしてもロナウド対相手のDFということになる。前半のチェコはうまかった。ロナウドへボールを出させないようにしてボランチを封じ、ポルトガルのDFラインからのロングフィードも正確性に欠いた。ポルトガルは両サイドバックが常に上がり気味なので、その裏を狙いサイドからよく攻めた。しかしチェコは決定力がなかった。前半にチェコが先制できていたらチェコが勝っていたかも知れない。
後半になっ . . . 本文を読む
テレビの表試合はイングランドvsウクライナ。イングランドはルーニーが先発復帰。ウクライナはシェフチェンコが故障のためベンチ。これはかなりの戦力差が出るなと予想したが、案外そうでもなかった。
ウクライナは最初から飛ばしてきた。惜しい場面もかなりあった。しかしフィニッシュまで行けない。ああ、そこでシェフチェンコと思ってもベンチにいる。もう一工夫欲しいところが、アイデアが乏しい。
イングランドもさほ . . . 本文を読む
Setantaの表試合はイタリアvsアイルランド。イタリアはMust win。アイルランドは消化試合である。しかしアイルランドはよく守ったし、サポーターはいつものように熱かった。アイルランド人は一緒に働いたことがあるけれど、勤勉にモチベーションが高い人が多い。アイルランドのサポーター気質は国民性なんだね。
しかしサポーターは熱くてもプレーの質は高くなかった。アイルランドは3試合で1ゴールのみ。こ . . . 本文を読む
2試合の同時進行はやっぱり見るほうにはつらい。裏試合でゴールが決まると小窓にしてそのゴールシーンがわざわざ画面に出てくる。結果を知らずに裏試合の録画を見るつもりなんだから、それを考慮して欲しい。
さて最初は表試合のオランダvsポルトガル。オランダはファン・ボンメルをはずし、ファン・ペルシーとハントラーとロッベンを3トップに並べてきた。最初からガンガンと飛ばし気合十分。とにかく2点差以上で勝たなけ . . . 本文を読む
第3節は2試合が同時にキックオフだからどうしても1試合は録画になり、ライブの試合のほうのコメンテーターが裏試合の結果を言ってしまう。そうすると2試合目の録画を見るときに結果を知ってから見るのではつまらないので、Muteにしたり工夫するのだが1試合目が終わった時点で選手の表情などでどうしても裏試合の結果がわかってしまう。まあ仕方がないか。
さてまずはギリシャvsロシア。まさかギリシャが勝つとは思わ . . . 本文を読む
第1試合はフランスvsウクライナ。フランスのパス回しはすごかった。PAからぎりぎりのバイタルエリアをナスリ、ベンゼマ、リベリーなどでパスを回す。それも単に回しているだけでなく、相手に取られそうになったらフィジカルでキープしてしまう。ウクライナはまったくボールが取れない。2-0のゴールはそうした動きからではなかったが、フランスのパス回しはスペインのそれとも違う。まったく異次元のパスである。パスが20 . . . 本文を読む
第1試合はイタリアvsクロアチア。ピルロとモドリッジの対決と言われたが、ピルロはFKを決め、スーパーなパスを何本も通すなど存在感があった。しかしモドリッジのこの日のできは期待どうりではなかったと思う。なんというかボールをさばいて、散らしているだけ。それにポジションが低すぎるように見えた。ボールをもらうために下がるのだろうが、あと5メートル前にいてほしい。
イタリアが前半終わりにピルロのFKで先制 . . . 本文を読む
第1試合はデンマークvsポルトガル。気持ちの入った見ごたえのあるゲームだった。ポルトガルはドイツに負けたのでこれはMUST WINのゲーム。デンマークはオランダに勝ち、最低でも引き分けが欲しい。
ポルトガルが前半に2点リード。これでポルトガルの楽勝かと思いきや、デンマークはベントナーのヘッドで1点返して2-1でハーフタイム。後半にロナウドがGKと1対1になる決定的チャンスをミス。TVのコメンテー . . . 本文を読む
今日はまだ見ていなかった4試合をまとめてみた。一挙に4試合はちょっとしんどい。
さてまずD組第1節のフランスvsイングランド。イングランドは以前と比べて選手が小粒になってしまった。ワールドクラスと呼べる選手がジェラードくらいしかいない。そのジェラードだってもうベテランである。ルーニーは出場停止。ランパードもいないので、どうも見劣りする。
一方のフランスはナスリ、ベンゼマ、リベリーとスーパーなタ . . . 本文を読む
行って来ましたブリスベン。ブリスベンはあまりにも遠かった。往路はサッカー観戦仲間と車で移動。これが休憩を含めて13時間もかかった。たどりついたころには選手ではなくこちらのほうがヘトヘトである。
スタジアムはキャパが5万人のサッカー・ラグビー専用、先日FC東京がACLでブリスベンロアーズと対戦した。最終的に4万人入り、平日の夜にしてはまずまず。日本からもけっこう多くのサポが来ていたように見えた。
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