サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

チュニジアサポのため息

2006-06-20 14:20:55 | Weblog
スペインvsチュニジアはなかなか味わいというかスリルのあるワールドカップらしい試合だった。もちろん実力差があるミスマッチではある。

チュニジアは開始早々にカウンターからビューテイフルなゴールを決めた。ほほう、この前のサウジとの引き分けは三味線だったのかいなと思える立派なゴールだ。このくらいの攻撃ができるのであれば何でサウジに勝てなかったのか。

前半はまあまあ互角に戦えたが、後半になってからチュニジアは急に足が止まりだし、パスミスも多くなり、日本と同じような動きになってきた。しかしこのまま持ちこたえればスペインに勝てると選手が必死になっているのがよくわかった。

しかし後半25分、残り20分となってから同点ゴールをラウルに決められて、その後勝ち越し点、ロスタイムにはおまけのPKまで献上して1-3で負けてしまった。

この負け方、日本vsオーストラリアとほぼ同じである。実に惨めな負け方である。サポの泣きそうな表情に思わずもらい泣きしそうになってしまう。

チュニジアは今回で4回目の出場で78年、98年、02年そして06年である。78年に1勝したがその後、勝ちはなし。つまりすべて1次リーグ敗退である。スコットランドと同じである。

このように1次リーグ突破を悲願としている国は多いのである。日本はまだまだ苦労が足りない。まあ苦労なしで出世できることはないけど。

サウジの0-4は実にみっともなかった。

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