日豪EPA

日豪EPAが大筋で合意した。まだ正式に締結したわけではないのでいつ発効するのか知らないが、このEPAは実は筆者に大きく影響するのだ。

オーストラリアでの自動車産業は全て外資でフォードに続きトヨタも３年先に現地生産を終了する。この結果、自動車は全て輸入車になる。現行では５％の輸入関税がかかっている。オーストラリアでの車の販売価格は異常に高くて、カムリクラスの新車で平均的なグレードで３５０００ドルくらいする。大雑把に１豪ドル＝１００円として３５０万円である。

３５０万も出せば日本では高級車買えるでしょう。しかしオーストラリアでは中型車の新車の平均的な価格である。これは実に高い。この中には５％の関税も含まれている。

EPAが発効されればこの５％が撤廃される。平均的な新車で１０００ドル～１５００ドル程度安くなると予想されるのだ。これは実にでかい。

来年あたりにそろそろ車を買い替えようと計画していたが、この関税撤廃まで待つことにした。１０００ドルも安くなるのであれば誰だって待つでしょう。

EPAは筆者のような庶民にも影響してくるのでした。