サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

負けと同じ引き分け

2006-06-19 11:08:16 | Weblog
あれだけクロアチアがシュートをはずしてくれておまけにPKまではずしてくれたのに勝てなかったショックは大きい。勝てなければ1次リーグ突破の可能性は20%が1%になるので引き分けでも負けと同じ。しかし勝てなかったというよりも、よく負けなかった。

システムがどうのこうの、1対1に弱い、DFが不安定とかいうことよりも、FWが点取れないから勝てないのだ。昨日の選手交代はまあまともだと思ったし、福西から稲本に交代してから中盤は安定したように思える。

サッカーに詳しくない家人が見ても、日本の弱点は監督の采配、選手選考だろう。オーストラリア戦で精彩がなかった高原、柳沢をはずすべきだった。これにつきる。

なによりも過去の実績、貢献度を重視して旬な選手を選ばなかったことが最大の敗因である。巻、佐藤にこだわる必要はないが、故障、発熱で練習も休んでいた高原、柳沢、中村を先発に使うなんて信じられない。

ブラジルvsオーストラリアでのオーストラリアの安定したDF(2-0だったが)、韓国のフランスとの引き分けを見ていると、日本だって同じくらいできるのにどうしてとうんざりしてくる。

全部が全部とも監督の責任ではないが、2005年のコンフェデで3連敗のぶざまな負け方をしたオーストラリアが監督を変えた途端に予選を突破して、日本を圧倒するんだからやっぱり監督の差で負けたと考えたくなる。

パクジソンの執念のゴールに思わず拍手喝采して喜んでしまった。

4 コメント

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Unknown (snake)
2006-06-19 12:24:33
テレビや新聞も、決勝T進出にわずかな望み云々と言うより、はっきりと進出が厳しくなりました、と言うべきです。

次戦はブラジル。国民的英雄の顔に泥を塗らないために、一体どんな「ヤラセ」を仕掛けてくるのでしょうか?
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Unknown (ムラ)
2006-06-19 16:12:01
いくら母国の英雄とはいえ決勝リーグの進出を決めてるとはいえ

2点差で負けることをヨシとするかですね。

それに控えの選手たちもちょっとはいいところをみせて使ってもらいたいという思いもあるでしょうし。

日本の論調も引き分けなら「あのブラジル相手に最後は善戦でガンバッタネ」なら落ち着くんじゃないでしょうか。
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豪が残る気がします。 (K)
2006-06-19 16:40:32
SBSのオーストラリア人の実況もそんなに悪くはないですが、やっぱりマーティンさんの実況が一番いいですね(解説者無しのスタイルはすっきりしていて好きです)。柳沢選手が絶好機を逃した時のあきれた調子と中澤選手をいいバックスだとほめておられたのが印象に残りました。



スポーツナビだったかにブラジル戦の後は精力を使い果たしてしまうのかいい結果が出ないという統計残っているという記事が確かあった気がするのですが、今回のクロアチアがまさにそうだったと思います。



今度はオーストラリアの番ですが、クロアチアのチーム状態をみると五分五分ではないかと思います。私は0対0で豪の決勝トーナメント進出決定と予想します。
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クロアチアが意地を見せるでしょう (ルー)
2006-06-19 17:19:00
クロアチアが1-0で勝つような気がします。オーストラリアが健闘しているといっても日本に勝っただけで、ブラジルには0-2で負けたわけです。2点も差がついたら善戦でもなんでもありません。日本流でいえば完敗でしょう。



クロアチアは要は日本に負けさえしなければよかったのです。オーストラリアに照準を合わせているのだと思います。



もっともオーストラリアもクロアチアに照準合わせているでしょうが。
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