オーストラリアvsイタリアを見る前に以前と同じ気持ちを思い出した。「どうしてこのピッチに日本がいないんだろう?」
それは2000年のシドニー五輪のセミファイナル、スペインvsアメリカ。筆者はセミファイナルとファイナルを見に行った。ご存知のように日本はベスト8でアデレードでアメリカにPK合戦で負けた。あの試合で勝っていればセミファイナルは日本vsスペインだったはずだ。
オーストラリアはこんな負け方は絶対にしたくないという負け方をしてしまった。結局は経験の差か。イタリアは10人になっても完璧に守った。ラッキーなPKだったが、10人でも守れたからこその勝ち方である。これが日本だったら確実に失点していたでしょう。
シドニーには有名なイタリア人街があり、夕べはそこに2万人くらい集まった。さすがイタリア人。
イタリアと日本の守備の差を考えてみた。タレントの違いといってしまえばそれまでだが、カンナバーロだって176cmだから必ずしも体格差だけではない。大きな違いは両サイドバックの守備がすぐれていることだ。4バックのサイドがしっかりしていて、CBが強いから守備も安定している。
オーストラリアはこれからアジアカップ、W杯カップ予選と登場して日本の前にたちはだかる。仮にW杯のアジア枠が4になったとして、最終予選が日本、韓国、オーストラリアだったら日本はかなりしんどい。というか予選敗退の可能性が高くなる。
オーストラリアの問題はAFCのスケジュールどうりにベストメンバーを揃えられるかどうかでしょう。国際マッチデー以外の試合にはヨーロッパのトップリーグにいる選手は呼べないだろうし、Aリーグの選手を中心にするとかなり選手層が薄くなる。
実際AFCのカレンダーは国際マッチデーからはずれることが多い。マーク・ビツーカはすでに代表からの引退を示唆している。理由はアジアカップなどのためにヨーロッパとアジアを行ったり来たりするのはいやだからというものだ。
このあたりの事情は日本も似たり寄ったりだが、いわゆる海外組に頼らなくてもアジア予選を難なく勝ち抜けるくらいの選手層が欲しい。
SBSのサイトにアジアのサッカーの将来というレポートがあった。韓国、日本、イラン、サウジを例にとり国内リーグの空洞化とヨーロッパへの優秀な選手の流出を問題点と指摘している。日本の場合はJリーグは拡大し将来性はあるが、選手のレベルはリーグの活況と比例していないとしている。
例として柳沢はイタリアで数年プレーしてゴールゼロだったが、鹿島に復帰してすぐにハットトリックを達成。この差は何なのかという指摘だ。どこにいっても柳沢はバッシングされていますね。
それは2000年のシドニー五輪のセミファイナル、スペインvsアメリカ。筆者はセミファイナルとファイナルを見に行った。ご存知のように日本はベスト8でアデレードでアメリカにPK合戦で負けた。あの試合で勝っていればセミファイナルは日本vsスペインだったはずだ。
オーストラリアはこんな負け方は絶対にしたくないという負け方をしてしまった。結局は経験の差か。イタリアは10人になっても完璧に守った。ラッキーなPKだったが、10人でも守れたからこその勝ち方である。これが日本だったら確実に失点していたでしょう。
シドニーには有名なイタリア人街があり、夕べはそこに2万人くらい集まった。さすがイタリア人。
イタリアと日本の守備の差を考えてみた。タレントの違いといってしまえばそれまでだが、カンナバーロだって176cmだから必ずしも体格差だけではない。大きな違いは両サイドバックの守備がすぐれていることだ。4バックのサイドがしっかりしていて、CBが強いから守備も安定している。
オーストラリアはこれからアジアカップ、W杯カップ予選と登場して日本の前にたちはだかる。仮にW杯のアジア枠が4になったとして、最終予選が日本、韓国、オーストラリアだったら日本はかなりしんどい。というか予選敗退の可能性が高くなる。
オーストラリアの問題はAFCのスケジュールどうりにベストメンバーを揃えられるかどうかでしょう。国際マッチデー以外の試合にはヨーロッパのトップリーグにいる選手は呼べないだろうし、Aリーグの選手を中心にするとかなり選手層が薄くなる。
実際AFCのカレンダーは国際マッチデーからはずれることが多い。マーク・ビツーカはすでに代表からの引退を示唆している。理由はアジアカップなどのためにヨーロッパとアジアを行ったり来たりするのはいやだからというものだ。
このあたりの事情は日本も似たり寄ったりだが、いわゆる海外組に頼らなくてもアジア予選を難なく勝ち抜けるくらいの選手層が欲しい。
SBSのサイトにアジアのサッカーの将来というレポートがあった。韓国、日本、イラン、サウジを例にとり国内リーグの空洞化とヨーロッパへの優秀な選手の流出を問題点と指摘している。日本の場合はJリーグは拡大し将来性はあるが、選手のレベルはリーグの活況と比例していないとしている。
例として柳沢はイタリアで数年プレーしてゴールゼロだったが、鹿島に復帰してすぐにハットトリックを達成。この差は何なのかという指摘だ。どこにいっても柳沢はバッシングされていますね。
近所のオーバルに行ったら早速サッカーボールを蹴っている子供達がいました。どこでも簡単に芝のグラウンドが見つけられるという面ではオーストラリアの方が将来が明るいですかね。ただ、テニス全豪オープンの後毎年テニスを始める子の数がぐっと増えるのだそうです。で、その後長続きしない子も多いと聞いたことがあります。今回のサッカー熱はどうなるでしょうか。
どっかのバカ監督は体格がないから勝てなかったと
捨てゼリフ吐いてましたけどね。
オーストラリアが強豪になるかどうかはこの後の監督が誰になるかというのが非常に重要なると思います。
今の良い雰囲気のまま強くしていければきっと「ワラビーズ」の人気に匹敵する「サッカールー」になれるのではないでしょうか。
これからはH&Aで日豪の定期戦があればいいですね。JFAはオーストラリア対策を真剣に考える必要があるでしょう。