アルゼンチン、ブラジルの選手を中心に所属クラブと五輪代表との綱引きがあり、FIFAの規定があいまいで強制力がないためにもめている。それほどまでにして選手たちが五輪に出たがる理由はどこにあるのだろうか。
五輪サッカーがFIFAの主管であれば問題ないのだろうが、五輪である以上は当然IOCの大会であり、FIFAにはもうけがない。またどの五輪でも観客動員の大半はサッカーでかせぐわけで、サッカーの占める価 . . . 本文を読む
マーク・ボスニッチがAリーグのセントラルコースト・マリナーズのプレシーズンマッチに参加することになった。あのボスニッチである。今年36才。プロサッカーから離れること6年。いくらAリーグのプレシーズンマッチとはいえ、どうしていまさらボスニッチである。
ボスニッチを覚えていらっしゃる方はもう少ないかも知れない。1990年代に活躍し、アストンビラ、チェルシー、マンUの正GK、オーストラリア代表でもあっ . . . 本文を読む
SBSテレビのサイトにJリーグの秋春開催案に対する解説記事が出ていた。Jリーグの変更は単に日本だけでなく、他の国のリーグにも影響を与えるのである。
この解説記事はまずどうしてこのような案が出てきたのかの背景、そしてその問題点を挙げている。つまり選手の海外移籍が不利であること、最近のG大阪のバレーの中東移籍も例にだしている。シーズン途中に急にバレーに出て行かれるとガンバは困ること、またACLの1次 . . . 本文を読む
唐突な感じというか違和感を覚えたが、Jリーグは2010年から秋春開催を検討していると発表された。今年が2008年だからもう2シーズン先ということだから、ずいぶんと急な話だなと思った。もっともこれまでもこの案は出たり消えたりしていたので、ああまたかという感じだ。
国際カレンダーに適応しやすい、選手の移籍が有利に働くなどメリットもあるのだろうが、果たして日本冬にマッチするのかどうかが最大のテーマだろ . . . 本文を読む
ワールドユースデイとは日本ではあまりなじみがないと思うが、カソリックの世界では3年に1度開催される大きなイベントである。別にサッカーのユースの大会ではないのだ。
ローマ教皇が今週シドニーに滞在して毎日いろいろなミサとかイベントが催された。このイベントに参加するために世界中のカソリック信者が若者を中心にしてシドニーに集合した。その大会名がワールドユースデイという。
その数が半端ではなく、マスコミ . . . 本文を読む
スポーツでよく神懸り的に勝つという言い方がある。どうしてそんな勝ち方、そして勝ち続けることができるのか普段の力からは想像できないという表現である。そしてその神様が取れた場合には、普段に戻ってしまうので、ああやっぱりあれは神懸りだったんだと落ち着く。
先場所、琴欧洲は14勝1敗で優勝した。天敵の安美錦には負けたものの、両横綱も倒しての初優勝だった。琴欧洲というと大関になって以降、ひざの怪我のために . . . 本文を読む
バルサであれほど輝いていたロナウジーニョがいとも簡単にバルサから追い出されるような事態を想像できたであろうか?
ロナウジーニョがいくら夜遊びがすぎて練習嫌いだったとしても、これほど落ちぶれることを想像できた人がいたであろうか?
選手にはもちろん寿命がある。どんな選手でもGKを別にすれば32-33才くらいが限界で、35才くらいで引退だろう。それ以上長くプレーできるのはテリー・シュリンガムとかロー . . . 本文を読む
FIFAのブラッター会長が故意だろうと思うが、イギリスのSKYニュースに対して南アWCのバックアッププランとして3つの連盟、協会に代替開催を打診したともらした。このようなニュースをリークするのは、南アに対するプレッシャーと理解するのが妥当だろうが、打診されるほうもけっこう迷惑だろう。
この報道に対してドイツ協会の会長はケルンの新聞に対してドイツは開催するつもりはないとコメントしている。これが本当 . . . 本文を読む
以前から話題になっていたJリーグのアジア枠が来季から導入されるようだ。この枠は1名らしいが、アジア枠という名称からして、韓国、中国、タイあたりの選手を想定しているものと思い込んでいたが、アジア枠というよりもAFC枠なので、オーストラリア人も対象となる。
オーストラリアが対象となるということは意味が大きい。オージーの場合、ヨーロッパでプレーする際にはEU枠ではないので外国人選手の枠に左右されるし、 . . . 本文を読む
リバプールにいたキュエルは契約を更新せずにトルコのガラタサライに移籍した。この移籍に対してイングランドのリーズのサポから非難ごうごうである。
キュエルは2002/2003のシーズンまでリーズにいた。その後にリバプールに移籍したが、故障がちでほとんど期待された活躍はできなかった。その昔、ポール・インスが「イングランドでプレーしているFWの中でハリーが一番のお気に入りだ」とまで言わせしめた。あのイン . . . 本文を読む
アルゼンチンが発表した18選手の五輪代表は実に驚愕するものだ。ヨーロッパで活躍する若手を中心にメッシとリケルメまで含めるという超強力布陣。メッシはU-23だがバルサが拒否していたように思えるが、リケルメまで入れるとは驚きである。
そういえば以前アルゼンチンで開催されたワールドユースでサビオラまで駆り出して見事優勝。五輪に対してもOA枠で大物を入れるとは、本気で金メダルを狙っている。
この組はア . . . 本文を読む
リベルタドーレス杯決勝の第2試合はキトが1-3と負けたものの、2試合合計で5-5となり延長戦になった。最初がキトの4-2、次が1-3だからアウエーゴールでフルミネンゼの勝ちだと思っていたら、アウエーゴール規定は適用されなかった。どうしてなんだろう。南米だけ別なんだろうか。
延長でもゴールがなく、PK合戦となりキトのGKが4発のうち3人を止めるというスーパープレーでキトが優勝した。最後はワシントン . . . 本文を読む
先日FIFAのブラッター会長が初めて2010年南アWCが開催できなくなった場合に備えてBプランが
あることを認めた。ただし自然災害で不測の事態があった場合という限定をつけている。
日本のマスコミ報道ではここまでだが、実際にはブラッターはもう一言述べた。それは「もしこのBプランを実行することになる場合は、2009年のコンフェデ杯以降に決定する」ということだ。日本のマスコミがどうしてこの一文を付けな . . . 本文を読む