サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

日本の弱点はフォワードの決定力

2006-06-19 18:15:21 | Weblog
スポナビのコラムにあった名言ですね。でもこんなことは昔から言われてきたことで何も日本に限ったことではないし、じゃあ決定力のあるFWを作るにはどうすればいいかなんて即答は出ない。

FWに決定力がない以上、久保や巻のように背が高くポストが得意なFW,あるいは鈴木のように突破はできないがPA付近でうだうだとボールをキープしてファールを誘うことが上手いFWが前線で踏ん張り、こぼれ球を2列目がシュートする戦法しかないでしょう。オーストラリアが日本戦に見せたように。

ポストにもなれないし、突破もできなくてシュートをしない哲学を持つ柳沢なんてJリーグならともかく、代表ではとても使えない。今まで柳沢がシュートをしないのはパスを出すことによってよりゴールの確実な方法を選んでいると理解していたが、これは大きな勘違いであった。柳沢はシュートするとはずれるので、バッシングされるのが嫌だからシュートしないのだ。

高原の場合はシュートをはずしてバッシングされてもへこたれない図太さがあるようだ。さすが三島人である(高原が筆者と同じ三島生まれだってご存知ですよね?)。

こう考えていけば代表に必要なFWって、ポストができることが第一条件となってくる。2001年のコンフェデで鈴木が活躍したが、ポストができてボールキープのできるFWが必要というベンゲルさんのアドバイスをトルシェが受け入れたからだ。

ベンゲルさんは決して突破力、決定力があるFWとは言わなかった。日本のFWはポストさえできればいいのだ。大分の高松なんていいかも知れない。

だから急に決定力のあるFWなんて出てくるわけないから、サイドからポストにあててこぼれ球をシュートするという戦法に日本は特化すべきで、平山とか背の高いFWを登用すべきだ。


コメントを投稿