今日は久々にゆったりした休日を過ごしています。
午前中テレビをつけたら世界水泳をやっていて、思わず最後まで観てしまいました。日本選手の皆さん、本当に頑張ってますねぇ。体格で劣る日本人選手が技術を磨き必死に泳いでいる姿、かつベストを尽くしてしっかり結果を出していることに大変感動しました。
その後は、年金関係の本(実はこれが私の本職なんです)を読みながら、久々にシゲティの無伴奏や大好きなシンディングのシンフォニーを聴きました。
そんな折、いつもお世話になっているmozart1889さんのブログで紹介されているダンディの記事を読んで、私も無性に聴きたくなりました。
そこで、私が今日聴いたのはミュンシュ盤です。
<曲目>
①フランク:交響曲ニ短調
②ダンディ:「フランス山人の歌による交響曲」
③ベルリオーズ:「ベアトリーチェとベネディクト」序曲
<演奏>
①モントゥー指揮 シカゴ交響楽団
②ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団、シュヴァイツァー(ピアノ)
③ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団
このCDのカップリングは、一体何なんだろう。
曲のことではなく、なんでフランクだけがモントゥーなんだ。
ミュンシュにも素晴らしい演奏があるのに・・・。
しかし、そんな些細なこととは関係なく、このモントゥーのフランクは圧倒的な名演です。
色彩感、充実した響き、構成の確かさ等見事としか言いようのない演奏で、聴いた後に深い感動を与えてくれます。きっとベストチョイスにあげる人も多いことでしょう。正直なところ、この曲に関しては、さすがにモントゥー盤のほうが一枚上手だと思います。
さて、聴きたかったお目当てのダンディ。
学生時代にこの曲のタイトルに惹かれて買ったLPが、このミュンシュ盤でした。
「フランス山人の歌による・・・」、何て素晴らしいネーミング。
もちろん、タイトルだけがいいのではなく、冒頭を聴いただけですっかりこの曲の魅力にはまってしまいます。
イングリッシュホルンで奏でられるメロディ(この部分がフランスのセヴェンヌの山に伝わる牧歌=山人の歌だそうです)の、なんと人なつっこくて美しいこと!また、その後ピアノを伴って湧き上がってくるような表情の素晴らしさ。しかも、フランクと同じように循環形式を採用していることから、素敵な「山人の歌」が何度も聴けます。また、第二楽章後半に登場するチェロの美しいメロディも泣かせてくれます。
こんなに瑞々しく、人を幸福にしてくれる曲も珍しいでしょう。
演奏しているミュンシュの豪快にして瑞々しい表現も、この素敵な曲にまさにぴったりです。
すっかり、この曲を初めて聴いた学生時代にタイムスリップした気持ちになりました。
yurikamomeさまも、mozart1889さまと同じデュトア盤をエントリーされています。
午前中テレビをつけたら世界水泳をやっていて、思わず最後まで観てしまいました。日本選手の皆さん、本当に頑張ってますねぇ。体格で劣る日本人選手が技術を磨き必死に泳いでいる姿、かつベストを尽くしてしっかり結果を出していることに大変感動しました。
その後は、年金関係の本(実はこれが私の本職なんです)を読みながら、久々にシゲティの無伴奏や大好きなシンディングのシンフォニーを聴きました。
そんな折、いつもお世話になっているmozart1889さんのブログで紹介されているダンディの記事を読んで、私も無性に聴きたくなりました。
そこで、私が今日聴いたのはミュンシュ盤です。
<曲目>
①フランク:交響曲ニ短調
②ダンディ:「フランス山人の歌による交響曲」
③ベルリオーズ:「ベアトリーチェとベネディクト」序曲
<演奏>
①モントゥー指揮 シカゴ交響楽団
②ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団、シュヴァイツァー(ピアノ)
③ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団
このCDのカップリングは、一体何なんだろう。
曲のことではなく、なんでフランクだけがモントゥーなんだ。
ミュンシュにも素晴らしい演奏があるのに・・・。
しかし、そんな些細なこととは関係なく、このモントゥーのフランクは圧倒的な名演です。
色彩感、充実した響き、構成の確かさ等見事としか言いようのない演奏で、聴いた後に深い感動を与えてくれます。きっとベストチョイスにあげる人も多いことでしょう。正直なところ、この曲に関しては、さすがにモントゥー盤のほうが一枚上手だと思います。
さて、聴きたかったお目当てのダンディ。
学生時代にこの曲のタイトルに惹かれて買ったLPが、このミュンシュ盤でした。
「フランス山人の歌による・・・」、何て素晴らしいネーミング。
もちろん、タイトルだけがいいのではなく、冒頭を聴いただけですっかりこの曲の魅力にはまってしまいます。
イングリッシュホルンで奏でられるメロディ(この部分がフランスのセヴェンヌの山に伝わる牧歌=山人の歌だそうです)の、なんと人なつっこくて美しいこと!また、その後ピアノを伴って湧き上がってくるような表情の素晴らしさ。しかも、フランクと同じように循環形式を採用していることから、素敵な「山人の歌」が何度も聴けます。また、第二楽章後半に登場するチェロの美しいメロディも泣かせてくれます。
こんなに瑞々しく、人を幸福にしてくれる曲も珍しいでしょう。
演奏しているミュンシュの豪快にして瑞々しい表現も、この素敵な曲にまさにぴったりです。
すっかり、この曲を初めて聴いた学生時代にタイムスリップした気持ちになりました。
yurikamomeさまも、mozart1889さまと同じデュトア盤をエントリーされています。