ETUDE

~美味しいお酒、香り高い珈琲、そして何よりも素敵な音楽。
これが、私(romani)の三種の神器です。~

バッハ:カンタータ第202番 「しりぞけ、悲しみの影よ」 byマティスほか

2010-03-14 | CDの試聴記
昨日は、とっても素敵なお食事会に招いていただいた。
ブログがきっかけで親しくさせていただいているリベラさんが、このたびめでたく結婚されることになったので、お二人を仲間内で囲んでお祝いをしようという企画だ。
京都の重鎮ことMickeyさんの並々ならぬご尽力で実現したこの食事会、西梅田のXEX WESTというレストランで行われたのだけれど、お料理もワインもそしてサービスもまさに最高。
忘れられない夜になった。

ブログをとおして、そして堂島にあった音楽バーのアインザッツで偶然出会った音楽好きの仲間が、恋に落ちて結ばれる・・・。
なんと素晴らしいことだろう。
私にとっても、仲間の一人としてこれほど嬉しいことはない。
若干緊張しながらも、終始幸せそうな笑顔をみせてくれたお二人をみながら、「ほんと、良かったねぇ。お似合いですよ。」と何度も頷いてしまった。
画像は、お二人の指輪交換のシーン。

指輪を交換した瞬間に感じた熱い気持ちを、これからも大切にしてください。
末永くお幸せに。

さて、昨夜のお二人の表情を思い出しながら、いまバッハを聴いている。
曲ですか?
そらもう、月並みだとは思いつつ結婚カンタータ(202番の方)ですよ。
とくに第7曲のソプラノの歌うアリアが、あまりにお二人にフィットしているように感じるから。
演奏は、エディット・マティスが歌いペーター・シュライヤーが指揮をしている廉価ボックス。
ここでもマティスが水際立って上手い。
この瑞々しさ、この健気な喜びの表現はどうだろう。
何度も何度も聴いてきたディスクなのに、どんな場合でも常に新鮮な感動を与えてくれる。
この曲の最高の演奏の一つだろう。

<曲目>
バッハ作曲
■カンタータ『しりぞけ、悲しみの影よ』 BWV.202
(結婚カンタータ)
<演奏>
■エディト・マティス(S)
■ベルリナー・ゾリステン(合唱)
■ディートリヒ・クノーテ(合唱指揮)
■ベルリン室内管弦楽団
■ペーター・シュライアー(指揮)
<録音>1981/1984年 ベルリン、キリスト教会

コメント (8)
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