本文とはなんの関係もありませんが、金華山麓岐阜公園の三重の塔下にある芭蕉の句碑です。
城跡や古井の清水先とはむ
とあって、事実このすぐ右手には、岩肌からしみ出るような湧水を見ることが出来ます。赤いのは満天星(ドウダンツツジ)だと思います。
久々に農協へ野菜売り場へ行きました。
昨夜来のけっこう激しい雨で、出荷が少ないのではと思ったのですが、まあまあのものが揃っていました。
だんだん冬野菜が増えてきています。
逆に、どこのスーパーでも売っている、胡瓜や茄子、トマト、玉葱、それにピーマンや獅子唐のたぐいは見あたりません。
以下のものを買いました。
*赤カブ 葉付きで二玉を束ねたものを三束 計六玉 *大根 さほど太くはないが結構長く、先まで均等な太さのもの 一本 *蓮根 やや細い二節のもの二本 *里芋 中ぐらいの大きさ一〇個ほど 一袋 *小松菜 一束 *ほうれん草 一束 *ねぎ さほど太くはないが七、八本が束ねてあるもの(葉先まで付き) 一束 *柚子 大玉二個
さて、全部でいくらでしょう。答えは一番下に載せますが、私自身、レジで間違いではないかと思った価格でした。もちろんレシートと照合した結果、間違いはありませんでしたが。
これだけ買うとかなりのボリュームで、帰りの車でシートベルト着用のサインがしきりに点滅するので、何度も確認したのですが消えません。気づいたら、助手席に乗せたこれら野菜のせいでした。
帰宅して昼食を済ませて、さて午後の予定にと取りかかったとたん、頭がぼんやりして(もともとだろうって?まあ、それもありますが)、体もけだるく集中できません。
風邪ではありません。それはもう済ませました。ここのところまたぶり返した途中覚醒による睡眠不足のせいです。
これでは何ともなりません。予定といっても私的なもので人様に迷惑をかけるたぐいのものではないので、えいっとばかりに決心して(それほどのことでもないか)、午睡を決め込むこととしました。
死に行く女性から頼まれて、その瞳に灰かさらさらした砂をかけてやると彼女は感謝の涙を流し、やがてその瞳は埋まり、私ももらい泣きをするという奇妙な夢で眼が醒めました。
この女性は、『銀河鉄道999』に出てくるメーテルに似ていました。もっとも、彼女のように奥目ではなく、はれぼったい目のひとに灰や砂をかけても埋まらないでさらさら流れてしまうでしょうね。
およそ一時間半ほどの午睡でしたが、少し回復したと思います。午睡の場合は催眠薬も要らず、短時間ではあっても深い眠りにつけるのにと、悶々としている夜半のことが恨めしく思われるのです。やはり日頃の不規則な生活をそろそろ改善しなければと思っています。
というわけで(どんなわけ?)、上記の野菜の価格はしめて九五〇円でした。
お昼寝は絶対良いですよ。
美味しそうな食材、安いです。
こういう良いものを、自分で調理して食べていれば
身体も喜ぶはずです。
赤蕪六個のうち、二個は玉の部分のみ酢漬けにしました。
残りの四個と葉の部分全部で切り漬けを作りました。
いずれも全体に赤くなったら食べ頃です。
酢漬けはもう明日には食べることが出来ると思います。
正論は知らず赤蕪ごんごろん