アッシー君なのです。
和紙の町・美濃市へ紙を買いに行くから付き合ってくれとのことです。
ここんとこず~っとパソ相手に長い文章を書いていて、いささか飽きていたので引き受けました。
などというとおおげさですが、高速に乗ると三〇分で行けるのです。
昨年は夜、行灯祭りの折に出かけました。
今回は昼間です。
依頼主を和紙屋さんの前で降ろして、私は町の散策です。
何度も来ているところですが風情がある町です。
ウィークディの昼下がりとあって、道行く人も少なく勝手気ままに歩けます。
あ、そうそう、せっかく来たのだからと写真を撮りました。
街全体の雰囲気を撮りたかったのですがどうしても走っている車や駐車している車が入ってしまうので諦めました。
でも、仕方がありません。こっちは観光気分でも向こうはお仕事ですものね。
うだつは火事の延焼を防ぐためだといわれますが、いつも見て思うのは、これくらいのものでほんとうにその効果があるのだろうかということです。
しかし、昔の人の知恵、ないがしろにはできません。
このうだつのみではなく、それとセットになった袖壁(建物の外面にまで張り出した壁)との相乗効果もあってその機能を果たすのでしょう。
もうひとつ、その有無や出来栄えで家同士の権勢を競い合ったということがあり、それが「うだつが上がる」とか「上がらない」とかいう方の語源になったようですね。
え?お前んちはどうかですか?
私んちは一軒家ですから必要がないのです。
必要があっても上げられないだろうって?
しつっこいなぁ、もう。そういう詮索ってあまり好かれませんよ。
程よい頃を見計らって先ほどの和紙屋さんに戻りました。
ご用命の依頼主は、なんでも和紙を使い和綴じの小冊子を何冊も作るのだとかで、さまざまな種類の和紙をいっぱい抱え込んでいます。
私にも意見を求められたのですが、そうしたものにはとんと無粋なので、何も気の利いたことはいえません。
この店は実に多くの品揃えをしています。
本格的な和紙から今様のデザインを施したもの、さらにはそれを使って作った工芸品や身の回りのものなど、実に多彩です。
なかにはキッチュなものも結構あるのですが、和紙の肌触りやそのソフトな感覚からして、見ている段には結構楽しいものがあります。
観光客らしい女性陣が「ねえ、これこれ」などとお互いに袖を引き合って見て回っていました。
これのみ、昨秋の行灯祭りの折のものです
その後、アッシー代金に少し美味しいコーヒーをごちそうして貰って帰りました。
ちょっと異次元へ出かけた感があったのですが、家を出てから帰るまで、わずか三時間ほどの小旅行でした。
和紙の町・美濃市へ紙を買いに行くから付き合ってくれとのことです。
ここんとこず~っとパソ相手に長い文章を書いていて、いささか飽きていたので引き受けました。
などというとおおげさですが、高速に乗ると三〇分で行けるのです。
昨年は夜、行灯祭りの折に出かけました。
今回は昼間です。
依頼主を和紙屋さんの前で降ろして、私は町の散策です。
何度も来ているところですが風情がある町です。
ウィークディの昼下がりとあって、道行く人も少なく勝手気ままに歩けます。
あ、そうそう、せっかく来たのだからと写真を撮りました。
街全体の雰囲気を撮りたかったのですがどうしても走っている車や駐車している車が入ってしまうので諦めました。
でも、仕方がありません。こっちは観光気分でも向こうはお仕事ですものね。
うだつは火事の延焼を防ぐためだといわれますが、いつも見て思うのは、これくらいのものでほんとうにその効果があるのだろうかということです。
しかし、昔の人の知恵、ないがしろにはできません。
このうだつのみではなく、それとセットになった袖壁(建物の外面にまで張り出した壁)との相乗効果もあってその機能を果たすのでしょう。
もうひとつ、その有無や出来栄えで家同士の権勢を競い合ったということがあり、それが「うだつが上がる」とか「上がらない」とかいう方の語源になったようですね。
え?お前んちはどうかですか?
私んちは一軒家ですから必要がないのです。
必要があっても上げられないだろうって?
しつっこいなぁ、もう。そういう詮索ってあまり好かれませんよ。
程よい頃を見計らって先ほどの和紙屋さんに戻りました。
ご用命の依頼主は、なんでも和紙を使い和綴じの小冊子を何冊も作るのだとかで、さまざまな種類の和紙をいっぱい抱え込んでいます。
私にも意見を求められたのですが、そうしたものにはとんと無粋なので、何も気の利いたことはいえません。
この店は実に多くの品揃えをしています。
本格的な和紙から今様のデザインを施したもの、さらにはそれを使って作った工芸品や身の回りのものなど、実に多彩です。
なかにはキッチュなものも結構あるのですが、和紙の肌触りやそのソフトな感覚からして、見ている段には結構楽しいものがあります。
観光客らしい女性陣が「ねえ、これこれ」などとお互いに袖を引き合って見て回っていました。
これのみ、昨秋の行灯祭りの折のものです
その後、アッシー代金に少し美味しいコーヒーをごちそうして貰って帰りました。
ちょっと異次元へ出かけた感があったのですが、家を出てから帰るまで、わずか三時間ほどの小旅行でした。