報道によると、福岡市東区馬出の私立博多女子中学校で、福岡県古賀市の古賀竟成館高校を志望する3人の生徒の願書を出し遅れ、3人が受験できなかったという事件が発覚し ました。
九州朝日放送 2024年2/29(木) 20:15配信 によると、『この公立高校の入学試験は2月22日に実施されるため、願書の閉め切りは2月16日正午に設定されていました。 しかし、担当する学校職員が当該高校を県立高校 (玄海高校= rocky注) と誤認し、願書の閉め切りは2月20日と思い込んだということです。 学校側は、2月16日午後2時半ごろ願書を直接、公立高校に持ち込んだ際にミスに気づいたものの、「2時間前に打ち切った」と受理を断られ、結局3人は受験できませんでした。』とのことです。
人間のすることですから、ミスは避けられません。しかしこの場合は生徒本人には何のミスもありません。もっぱら女子中学側のミスですが、その被害は生徒が受けることになり、納得し難いものがあります。
KBC九州朝日放送2/29 (木) 19:47 掲載によると、願書を拒否した公立高校を管轄する教育委員会は「公平公正性を必要とする願書の受付となるので、締め切り時間などは学校の入試要項にしっかり書いている。皆さんそれを守っているので、特別な対応はできない」としているそうです。
実にバカげた見解です。出願時の交通事故や郵送ミスもあるでしょう。生徒本人に責任がない場合には、まさしく教育的配慮で願書を受け取り、ミスをした中学校に始末書を出させるなどして処理するのがよいと思います。
聞けば兵庫県は、生徒本人に責任がないときは遅れても願書を受理するそうです。福岡県は頭が固く、生徒の権利や人生をどう考えているのでしょうか。
古賀竟成館高校の窓口の事務職員も、事情を勘案して配慮することが出来なかったのか? 校長らと相談しなかったのでしょうか? 独断で却下したのでしょうか?
ルールとはいえ、バカの一つ覚えのように時間厳守、2時間遅れだからと突き返し、協議にも応じないとは、なんとも情けないことです。
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