魔人の鉞

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ついに結婚へ、しかし眞子のお気持ちは読めば読むほどダメだ

2021-10-01 15:04:52 | 眞子内親王

配信眞子さまが「複雑性PTSD」状態によると、眞子・小室は今月26日に結婚されると発表した。記者会見で宮内庁は眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)の状態になっていることも明らかにした。

とのことです。秋篠宮が、多くの人が祝福する状態に無いと判断したため儀式は一切なし、一時金も支払わない、記者会見を26日に一般施設で2人で行う、とのことです。

ついにここまで来てしまいました。しかし、眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)の状態になっている、ということをなぜ発表したのでしょうか。重大な個人情報で、むやみに公表すべきことではありません。わざわざ発表したのは、批判を止めてほしい、同情してほしいということでしょうか。しかし反対論は誹謗中傷ではなく、原因は眞子と小室側にあり、至極まっとうな意見がほとんどです。宮内庁がこのような発表をするのは不可解です。

そして最近は、もう仕方がないからお幸せを祈るしかない、というようなテレビコメンテーターが増えていますが、まったく無責任なことではないでしょうか。これは皇室の存在意義に関わることです。この結婚を認める秋篠宮家ご一家は皇室離脱せよ、というような過激な意見も出てきています。

私はあらためて眞子内親王が発表された、昨年11月の 「お気持ち」 という文書を読み直しました。眞子さまの考え方を知る上でたいへん重要なこの文書を拝見して、感じたことがあります。

眞子さまはこの文書で、2つのことしか言っていません。

一つは、「この結婚が自分たちの心を大切に守りながら生きていくためにどうしても必要な選択」 であること。

もう一つは、「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていること」 ということです。

私が違和感があるのは、そこには国民の気持ちに対して全く何の配慮もないということです。この結婚に否定的な意見は、自分の 「生きていくためにどうしても必要な選択」 の前には切り捨てられ、顧みられないのです。そして、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が見守っているという、あたかも天皇、上皇ご夫妻を応援団にしたような表現に違和感があります。天皇、上皇ご夫妻がみな賛成なのに一部の国民がなぜ反対するのか、と取られかねない、たいへん不遜で挑戦的な文章です。

眞子内親王はいやしくも皇族であるならば、自分の願望を述べるだけではなく国民に思いをはせるお心遣いがなくてはなりません。このお気持ちの発表時に内親王はすでに29才です。17-18 の子どもではなく立派な成人皇族なのに、いかにも未熟という印象です。

おそらくこの 「お気持ち」 文書は、報告はしたと言いながら、いい大人である内親王の独断で作った内容なのでしょう。だから内親王の本音がそのまま表れているように感じます。

天皇陛下はこのご結婚について、2021年2月23日の誕生日に「多くの人が納得し、喜んでくれる状況になることを願う」と仰っていらっしゃいます。内親王はあたかも天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下がこの結婚に賛成しているかのような表現をされていますが、真実とは異なるのではないですか? 実態はご両親さえ、結婚できなければ生きていけないとまでいわれて、仕方なく追認するような状態ではないのですか?  もし本当に天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下がこの結婚に賛成だというなら、皇室全体に対する敬愛の念は吹っ飛んでしまいますよ。

こんなふうだから批判されるのです。まったく自分の願望ばかり主張される。憲法上の国民の合意に基づく天皇の地位、それによる天皇家のあり方、さらにはお相手の方のいろいろな問題、そういうことを一切無視して、ただ好きな相手と結婚したいという個人の自由ばかり主張するのでは、国民多数が祝福する気にならないのは当然です。天皇・皇族というのは国民ではなく、姓も戸籍もない、特別な立場です。そこに不自由があるのは当然です。

小室氏は母の金銭疑惑の交渉に関わり、録音までしていたほどで、知らなかったといえる立場ではなくなっている。小室母の遺族年金や労災受給についても疑惑があるらしい。小室氏の留学の費用はもちろん、就労ビザにも便宜を図ってもらっていると言われている。一時金を辞退するといっても、眞子の渡米後には就労や警護などで周囲がきっといろいろな便宜を図るであろう、と公然とささやかれている。皇族でなくなったとしても、眞子は皇嗣殿下の長女であり、次の次の天皇の姉なのですから、周りが放っておかないのです。しかも小室一家はこれまでの経歴からして、皇族としてのソンタクや特権利用を期待しているらしいことがありありと見える。このような結婚を認めるという秋篠宮家は一家して皇族から出ていけ、というほど、過激な意見が出ています。

このままでは不逞の輩による不祥事が発生しかねない。今からでも遅くないから、秋篠宮家はせめて眞子と小室を出入り禁止、昔で言う勘当に処すべきです結婚は勝手にすればよい、しかし結婚の挨拶すら拒否すべきです。そうでなければ、皇室制度自体に対する反感を助長することになりかねません。

まして天皇陛下に小室が朝見など、まったくあり得ない。天皇陛下が小室と会わないというのは当然至極です。

<参考>  東京新聞 2020年11月13日 21時46分 眞子さま、小室圭さんとの結婚についてのお気持ち 【全文】

宮内庁は13日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と大学時代の同級生小室圭さん(29)との結婚関連行事が延期になっていることについて、お二人のお気持ちを文書で公表した。全文は次の通り。

一昨年の2月7日に、私と小室圭さんの結婚とそれに関わる諸行事を、皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了した後の本年に延期することをお知らせいたしました。
 新型コロナウイルスの影響が続くなかではありますが、11月8日に立皇嗣の礼が終わった今、両親の理解を得たうえで、改めて私たちの気持ちをお伝えいたしたく思います。
 前回は、行事や結婚後の生活について充分な準備を行う時間的余裕がないことが延期の理由である旨をお伝えいたしました。それから今日までの間、私たちは、自分たちの結婚およびその後の生活がどうあるべきかを今一度考えるとともに、様々なことを話し合いながら過ごしてまいりました。私たちの気持ちを思いやりあたたかく見守ってくださっている方々がいらっしゃいますことを、心よりありがたく思っております。
 一方で、私たち2人がこの結婚に関してどのように考えているのかが伝わらない状況が長く続き、心配されている方々もいらっしゃると思います。また、様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております。しかし、私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です。
 今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況ですが、結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております。
 この度、私がこの文章を公表するに当たり、天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下にご報告を申し上げました。天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております。
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