クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

「渡りに舟」

2021年06月01日 | ブログ

タッチッペンなる物ついてこの2、3日対策を考えていました。そのペン先をもっと細い物に替えたかったのです。これまで使用したものはプレゼントされたもので数年間は使ってきましたが、ペン先がやや太めの為、文字等を入力するとき、隣に配置してある文字を選んでしまったりして不便さも感じていました。その欠点をなんとか解決したいと思って来ました。最初はこれは、と思う数種類について試してみましたが不可でした。画面の表示が変わりませんでした。ネットで調べてタッチペンは人が持つ電気がそれを伝わっていき、機械に作用することが分かりました。更に、自分でタッチッペンを簡単に作ることが出来る旨も書いてありました。ボールペン、歯ブラシなどを利用した物でしたが、調理で使うアルミホイール使用がそれに添えられていました。早速、実験。確かに画面を動かすことが出来ました。そのことから、残る問題点はペンとして何を応用するか、それに不具合がないようどのようにアルミホイールを巻くか、ウェストバッグに収まること、操作時に扱い易いこと等を考えました。最終的には歯ブラシを使う事にしてその長さを決めました。木工用鋸で切断して残った部分にアルミを巻いてみましたが、アルミは破れやすくて相当に使い勝手が良くありませんでした。PC用用紙を収納してあった袋に銀紙を保存していることを思い出し、それを取り出して実験しました。大成功でした。その銀紙なら強度があります。それで一応、自作のタッチッペン作りはピリオドを打ちました。私にはいつも利用する電器製品販売店からダイレクトメールが頻繁に送られてきます。最も近い時期に届いたそれにタッチッペン機能も備えた小道具を来店記念として贈呈する旨が記載されていました。その事は知ってはいたのですが私にはどうしても自分で作りたい気持ちが存在していたので、店へ足を向けずにいました。しかし、PCプリンター用インクも残量僅かとなったこともありその店を訪れました。新兵器を戴きました。帰宅してタッチッペンを使用することになる翻訳機でテストしますと望む文字が間違い無く入力され、立派に機能しました。新兵器は大きさもほどよく且つ、取扱いはシンプル、確実で問題無いように入力出来るよう作られています。自作の物をバッグから取り出し、代わりに新兵器を収めました。これで1件落着となりました。正に「渡りに舟」、そのものでした。