目立ちたがり屋の私ですが、それには労力、時間、そして経費を必要としました。先日の入院に際しては入院先の病院から新型コロナに関して、毎日の体温と県外の方との接触があったかどうかを指定の表(用紙の大きさはA4判)に記載して提出することが求められました。体温を記載する欄は、ただそれだけを書き込むだけですので極々小さく、県外の方との接触有無のそれはもっと小さく、□にチェックを入れるものでした。1日あたりの記載事項はそれだけですからどう考えても、誰が考えても手書きするのが最も簡単、手軽で時間もかからず経費も発生しません。そういう中で私はわざわざ、面倒な方法を採りました。正に、目立ちたがり屋の真骨頂発揮でした。PC使用で活字による記載方法を選びました。これまでも年に1度くらいはそのアプリを利用したことはありますが、その利用の仕方をもっと上達させたい気持ちもありました。与えられた指定の用紙を先ずはスキャンし、それに記載事項を入力していきました。実際の入力欄は小さくてもPC画面を拡大して入力出来、文字も大きさも変えることが可能なことから作業は特に困難をもたらすものではありませんでした。入力後、結果を印刷して起きる不都合は、入力した文字が欄からはみ出すことでしたが、それも簡単に修正することが出来ました。全ての期間について記載が終わって、病院へそれを提出しましたが、受け取られた関係者の方々は、活字による記載に驚かれました。わざわざ余計な時間をかけ、労力を注ぎ、しかもPCインクや電気使用の経費までを持ち込むことになったという無駄そのものなのですが私の、目立ちたがり屋としての面目躍如の場面でした。