クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

人の能力

2018年06月30日 | ブログ
世の中には凄い能力を持った人達があらゆる分野に存在しておられます。今更それを口にすること自体、首を傾げざるを得ないと指摘されそうです。それを承知の上で経験したことを書きます。一昨日は通夜、昨日は葬儀に参列しました。双方の儀式で読経された方々はもしかすると親子だったかも知れませんが、そのことは兎に角、葬儀では後期高齢の私よりもなお齢を重ねておられると思われる住職ご夫妻(?)が読経を担われました。儀式進行役の方の案内放送があって入場してこられた時はそのお姿に驚きを感じました。これまで私が経験した中ではそんな高齢の方を見たことがなかったからです。どんなお経になるのだろうか、との思いになりましたが、いざ、読経が始まりますと声量は極めて大きくマイクなしでも部屋全体に完全に響き渡り、更に驚愕したのは所要30分以上はあったかも知れない読経を全てそらんじておられた事でした。もともと、手には扇子のみしか持っておられませんでした。若い頃から続けて来られた住職だと想像しますが永年の継続・訓練は、とてつもない能力を創り上げることを改めて痛感しました。