クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

未知との遭遇

2017年06月13日 | 日記
朝8時半までには来院するように、との案内により早朝から準備して出掛けました。行き先は車で約10分ほどの医院です。普通なら都会やその周辺に医療機関を探すのでしょうが、私のかかりつけ医師の方からの紹介でその反対の方向の医院となりました。検査か所は大腸です。検査本番時の、2Lの下剤服用は事前に聞いていましたが私が最も関心、疑問があったのは検査時にどんな身体の格好をとるのか、ということでした。産院でのお産の時のような姿、あるいはその反対のうつ伏せ、と想像を巡らせていました。しかし、現実はただ、仰向けに横たわり両膝を曲げて立てるだけ、時に横向きに態勢をかえるだけのものでした。検査前日は食パン1枚、牛乳を水で薄めたものカップ1杯、ヨーグルト1個、ソーメン1杯、おかゆ、豆腐半丁、具なしの味噌汁で、当日朝は食事なしでした。薬は午後4時に水様下剤をコップ1杯の水で薄めたものを服用し、更に寝る前は錠剤1個の下剤服用が決められていました。昨日、医院についてやがて、個室に通され今度は2Lの下剤服用に突入しました。案内ではコップ1杯を約15分かけて飲み干す方法でした。当初はその方法に迷いましたがやがて、コップ内の水の量を目測で3等分し、側に置いてあった時計の目盛りを見てそれを守ることに決めました。説明書では約1Lを飲んだら大凡の場合はトイレ行きとなるとの記事がありましたが、私は何の変化もその時点ではありませんでした。しかし、その直ぐ後に効果が訪れました。結局、全量を服用してしまうまで3回のトイレ通いとなりました。手元には同医院から戴いた、排泄物の色の変化を自分で確認する為の写真入りの説明パンフをおいていましたのでその都度、「まだまだ」「もう少しがんばりましょう」「完了 これで前処理は完了です」を確かめて行きました。その後、いよいよ検査です。身につける物は上着は着ていたそのもので良かったのですが、下半身は下着を脱ぎ専用の検査着に変わりました。そしてそれは前面でなく後面に窓を作ってありました。その医院を紹介して戴いた医師の言ではご自分の経験から少しの痛みが検査では発生する旨がありましたが、私の場合は全くそれはありませんでした。敢えて云うなら、検査時に併行して行われる点滴用の針を刺される時だけでした。検査は30分ほどだったでしょうか。無事に終了し結果も異常ありませんでした。ただ1か所、日本人にはよくみられるそうですが、不具合が確認されたか所がありました。しかしその事実を頭に置いておけば良い、という程度のものでした。今年は白内障手術、胃カメラそして大腸カメラと変遷を重ね医療機関と仲良しになっています。