怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

肥満猫

2015年05月16日 | 動物
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知人宅の肥満猫。

デブで毛がつやつやしていて愛想がいい。かわいい。
 
のっしのっしと訪問者それぞれに愛想を振りまきに行く。
 

訪問した先の仲間とは一緒に食事に行ったんだ。私には珍しい(そしてあまり好きでない)外食さ。
 
みんな、肉食好きなのね。
 
白アスパラガスの季節。ソースを舐めさせてもらったおいしかった。レストランでいつも何を注文したらいいものか困ってしまう。料理がこってりしすぎているものばかりだから、難しい。比較的食べ慣れている白ソーセージを頼んで、一本は隣の人に分けた。

遅れてきた一人は「あまり食欲ないの」といいながら、じゃがいも団子にソースを添えただけのものを注文した。
献立表にはない品のようだが給仕人は快く引き受けていた。次回、私もこうしてみよう!
この茶色いソースも舐めさせてもらった。義母がときどき作るものと同じ味だった。肉を焼いたときに出る汁にたっぷりの塩を加えたもの・・・





警察からの招待

2015年05月15日 | ひとびと
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ベルギー在住のたまさんからのメールはとても面白い内容で、楽しませてもらっている。
メールをもらうたびに「これ、ブログ記事にしていいですか?」と返事をしているので、いったい、どのメール内容のことを尋ねて許可をもらったのか少々混乱中。

世界中どこの国でも学歴社会で、一般的には学歴が高いほど暮らしぶりや性格が良かったりするものだ。
ところが、一歩外国に出ると学歴で人格が決まっちゃうんではないか、思うくらい差が激しいことを発見してしまう。日本は義務教育終了段階でほとんどの人々が、かなり高度な知識や技術を身に付けられるようなのだ。


ウチの街中心で行われたイベントを警備する警察官たち。

以下、太字部分はたまさんの記述を少々加工して掲載。下線は私が入れたもの。




警察から、ヒアリングで「ご招待」受けているので、今から行ってきます。
なんだろう…楽しみだー。

男前でとても親切なおまわりさんなんですよ!
担当男前おまわりさん、きっとお尻もかっこいいに違いない!
なんちゃーことないチェックです。「招待」って書くなよなー。
本来なら、おまわりさんが戸別訪問するべきことですけど、そこはベルギー。


ベルギー、おまわりさんのレベル超低く、無礼で頭も態度も悪いのがほとんどですが、
この担当者はいたってまともです。字もかけるし、メールの文章もきっちりしてる。

郵便局員も…
いや、郵便配達人に限って言えば、アルファベット読めない人を、わざわざやとっているのではないか…
と思います。

日本では、学歴社会なんて言葉を、意識したこともないし、
学歴よりその人の性格・人格だと思ってたけど、
ベルギーでは、思いっきり感じます…人格も性格も教育の結果だと。

ドイツのおまわりさん、郵便配達人は、まっとうでしょうかー?
…そしてバスの運転手さんは…いかがなもんでしょう?
おっと時間だ、いってきまああす





残念ながら警察関係者とかかわったことがないので、ドイツの警官たち一般がきちんと字を書けるかどうかを確認できない・・・郵便配達人については、大都市に住んでいる在独日本人仲間に「アルファベットを読めない配達人がいる」と聞いたことがあるので、ドイツにもいるのだろう。
そうだ、「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」という本に、ドイツと比較した日本人一般の教養の高さが書かれてあったと記憶している。

日本が整いすぎているだけで、日本以外の国はたまさんのメールの内容のような状況が普通だ、ということははっきりしていると思う。これは我々日本人移住者に求められるレベルもそんなに高くなくていい、ってことだろうから、要するに、日本以外はお気楽に生きることができていいよぉー、って外国生活をお勧めしたい。











家の造り方16

2015年05月14日 | 家屋
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五月14日木曜日午前七時半外気温14.5度。キリスト昇天の祝日で、明日の新聞配達はお休み。新聞は日曜休刊、祝日当日や翌日なども休む。日本や他のアジア地域と比較すると、休みだらけの印象。それでも国が成り立っていて、しかも景気いいのだから、日本の労働時間や社会保障制度は何か違うのではないか、と疑いを持つこの頃。

前回とほぼ変化無し。
いつものように歩きながら何気なく撮影。
 






この小さい集落で続々と新築工事。

酪農農家の倉庫も新築されたようだ。
私たち夫婦だけいまだにパラサイト生活~





ツンバとは

2015年05月14日 | 文化
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ウチの集落に「オープンエアー ツンバ パーティ」のたて看板がある。
(クリックで拡大)
Zunba」をドイツ語読みにすると「ツンバ」になってしまうのだ。ツンバって、いったい何?こちらに来てから疑問に思っていたが、ダンスの一種という認識のみで、それ以上知ろうと思わなかった。
ところが、ウチのムラでさえそのダンスパーティをやるって言うんだから、いきなり気になりだした。
「ツンバ」とカタカナでグーグル検索したら、上位に在独ブログ仲間のはいでぃさんのブログが出ていた。
これだ。「初 ツンバ」 要するに何でもアリのダンスらしい。英語読みの「ズンバ」で検索すると日本語のサイトもたくさんあるのを発見。
日本の生活でも知らない物事だらけで、それは全然構わないと思っていたのだけれど、ここで何かを知らないとなんだかひどく遅れているような自己評価になってしまう。自分を低く評価しないように気をつけなくては!

さて、宣伝。今度の日曜日は「国際博物館の日」だ。
日本在住時も、この日には無料開放される博物館・美術館に勇んで出かけていた。

ウチの街は、すべても博物館類が無料になる。他の街は有料のままのところが多いんだ。
数少ない田舎街暮らしのいいところの一つ?
お住まいの国や地域でこうしたイベントがあったらぜひ出かけて欲しい。国際博物館の日を盛り上げちゃおう





壁の巣

2015年05月13日 | 動物
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三階建ての集合住宅に鳥が住んでいる。

親鳥を待っているかなり大きくなった幼鳥。いったい、どうして壁に巣ができたのだろう?

数分おきに親鳥はえさを持ってくる。この集合住宅もレンガでできていて、その隙間に巣穴を作ったのだろうか?

えさを探すのは数分、食べるのは一瞬。ニンゲンは料理に時間かかって食べるのは五分だったリするとがっかりしたりするけれど、鳥はそんなことを考えることもないだろうから幸せだ。子育てに奔走する時期も一瞬だし。

不思議だ。この鳥は壁に穴をあける習性があるのだろうか?

一番考えられるのはテキトーな造りの建築物なので、鳥が入ることができるスペースができてしまったのだろう。
いや、どうしてそうなる??
いつもコメントくださるマイエンフェルトさんに答えをお願いしたい気分。



追記
いただいたコメントを参考に動画を検索したら、あったぞ。


悪いキツツキさん








道路で食べる楽しさ

2015年05月12日 | 交友関係
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気候が良くなると、屋外で飲食する機会が多くなる。
赴任した南米、よく遊びに行ったマレーシアでも外にテーブルがある食堂がたくさんあったところを思い出すと、欧州人だけの習性ではなく、天気がいいと外で食べたくなるのがヒトの自然な欲求なのかもしれない。

めったに外食をしない私だが、街中で知人・友人と歓談するときは食べることもある。
これはパン屋だ。午後1時半で、全く食欲がなかったけれど「ごちそうするから」と彼女が熱心に勧めるので胃に負担が少なそうなこのパンを選んだ。もちろん、バターやジャムなどは無し。シンプルな味が一番。
友人はケーキ。
何人かドイツ人とドイツで生まれ育ったドイツ語を自由に操ることができる在住外国人と交際がある。どういうわけか、こうした母語レベルの人たちが話すドイツ語に、非常にわかりやすいのとわかりにくいのがあるんだ。
また、メールなどの文章の文法がめちゃくちゃだったり、夫に読ませても意味が正確にわからないことがある。
話がわかりにくい人とは次第に疎遠になってしまっている。何度も聞き返すのが辛いんだ。義母に相談しちゃったりすると「もっとゆっくり話すように頼みなさい」と言うんだけれど、大抵の人たちは頼んでもゆっくり話してくれたりしないのさっ!
幸運なことに、パンとコーヒーをごちそうになった彼女はとてもわかりやすいドイツ語を話してくれる。
一杯のコーヒーで二時間近く過ごしたかな。パン屋は午後になると客も少なくなり、営業妨害にもならなかった様子で、めでたしめでたし。








まずかったケーキ

2015年05月11日 | お菓子
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昼食。じゃがいものサラダとトマトスープ、白菜ときゅうり、ルッコラのサラダ。魚棒。
 
トマトスープは午後にやってくる姪と甥の好物ということをみんな意識していて、誰も手を付けようとしなかった。
撮影した後、すぐに下げられた。
左端のじゃがいもサラダを入れた洗面器のような容器に慣れてきたが、最初の頃は非常に抵抗があったものだ。
先週、アフリカ人たちと話していたら「母国では大きな鍋に料理を入れて、その鍋を囲んでみんなで指で食べるんだ」と言っていた。日本でその様子をテレビで観たことがある。日本で生活するアフリカ人たちの様子を取材した番組だった。
記憶ははっきりしていないけれど、確か、洗面器のような器だった印象だ。
この洗面器型の容器は世界各国で食器として使われているのだ、と深く認識した先週の出来事だった。

私の皿。
米飯は赤米を混ぜたもの。じゃがいもサラダは私にとっては付け合せだが、他の三人はたっぷりと主食として食べていた。ルッコラは去年友人からもらって、義母の大事な庭の片隅に植えさせてもらっているもの。(ミョウガは許可が出なかったがルッコラはOKになったんだ)市販のものと違ってごまのような味がとてもおいしい。

午後には親族三人を交えて母の日のお祝い。
ケーキは双方とも義母の作。
どういうわけか、今日のこれらのケーキはひどくまずかった。スポンジに水がしみこんでいるような印象だった。
皆、誰もそれを言わずにいつものとおり一人二切れノルマを果たしていた。

後で、夫に尋ねてみたが、彼も不味いのに頑張って食べていたらしい。
少々心配になってきた。老化で料理能力が衰えてきたのか・・・いっそのこと、全面的にケーキ作りを止めてもらえるといいな、とか不謹慎に考えてしまった。いや、私が替わって焼くようになったら楽しいかな。




日本の布

2015年05月10日 | ドイツ生活の外国
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いつもの集まりに来客有り。ときどきこうした訪問者があるんだ。皆、縫い物に興味があって私たちの活動内容を覗いていく。大抵はそれっきりで再び来ることはない。
このときのドイツ人の彼女もその類だろうと思ってたいした興味も抱かず、自分の作業に熱中していた私。
途中で道具を取りに立ち上がって彼女の脇を通り過ぎるときに気付いた。

嫌に和風だな。

いや、そのものではないか!?
指導者と彼女が熱心に語り合っているところに遠慮なく割り込んで尋ねた。
「この布はどこで手に入れましたか?日本の柄ではないですか!私は日本人です!」

ミュンヘンで手に入れた和柄の布だそうだ。パッチワークで作ったこの自作のかばん。素晴らしい。
まるで日本人が作ったような印象だ。
でも、われわれが目指しているのは抽象柄。彼女もやはりそうした作品制作には興味を抱かないだろう。
日本の布でこうしたかばんを作ってしまうドイツ人がいるということを知っただけでも嬉しいかな。

家の造り方15

2015年05月09日 | 家屋
五月九日土曜日。前回とあまり変化がない様子。
 
あれ?取り去られたと思われた網状の柵が再び付けられた?
 
置かれているレンガの量は変化無し?
 

変化がないのを載せてもつまらないので周囲を散策。

牛舎の牛。そういえば先日知り合ったドイツ人女性の名前がウシさんだった。「ウ」にアクセントがあるのでとりあえず「牛」回避できる。日本語での意味を伝えるのは控えておいたぞ、うほっ。

解体工事作業現場も発見。
 
このレンガは廃棄処分なのだろうか。まさか、再生とか再利用とか?「エコの国」で有名なドイツだものねぇ~
右端に見える機材は韓国メーカーのもの。Hから始まるアレね。ちゃんとその文字を撮影しようと思わなかった私。



リス切手

2015年05月09日 | 物品
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郵便局で何か記念切手を買おうと窓口で尋ねたら出てきたのがこれ。

数ヶ月前に発売されていてその存在を知っていたが、買おうと思わなかった。

1シートに20枚もあるせいだ。いまどきこんなに手紙を出す人がいるのかい、ドイツ郵便局、商売の仕方知らないな、とか思ってみる。

でもまあ、目の前に出されて子リスや子猫が並んでいると、めろめろになってしまった私。

「1シート12ユーロ40セントです」
と愛想を使うのをもったいながっているおばさん職員が言った。
ちょいと高いな、うーん、どうしよう、半分に切ってもらうことはできないか・・・と0.5秒考えて言った。
「はい、ください」

一時間ほど前、10ユーロのTシャツを買うか買うまいか散々悩んで止めたのに、リス切手購入決定には数秒もかからなかったっ。



機嫌が悪くなる献立

2015年05月08日 | 頑張って食べる
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何度か紹介したこのチーズサンドパンケーキ(日本のパンケーキはふくらし粉入りだな。日本的に表現するならクレープみたいなものか)が昼食になると一気に私の機嫌は悪くなる。

家族四人分の昼食にこの山盛り皿が二つの量。スープもサラダも無しでひたすらこれだけを食らう。

私は3切れだけ食べた。だけ、と表現したが平均日本成人女性はふた切れかな、うっほほほ~

私もだいぶこちらの食卓に慣れて胃も拡大してきていると自覚。

さらに嫌いなこのチーズケーキ。一切れ食べてみたら、もう、油まみれ。

以前のブログ記事で義母が「チーズケーキは温かいうちに食べるものだ」と言ったことがショックだったことを書いた。2012年3月27日「泣く子も黙る」
最近知り合った製パン・菓子を学んだ女性によると、チーズケーキは温かいのも食べるらしい。義母説は義母の思い込みや彼女の創造ではなかったのだ、と驚愕。
夫は三分の二を食べて、残りは一切手を付けなかった。彼にとっても油まみれで苦しかったのだろう・・・

かなり質素な献立

2015年05月07日 | ドイツ生活の外国
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ここ数日「突撃!隣の晩御飯」みたいなことをやっている私。下は再びアフガン料理。
豆の煮物とご飯。トマトときゅうりを切っただけのサラダが添えられた。質素。

また別の日はこれ。人参とじゃがいもの煮物とご飯。ご飯は塩と油が入っている。彼女はご飯ではなく、ライ麦パンで煮物を食べていた。ライ麦パンはこちらに来てから初めて口にしたパンだそうだ。私と同様、初めは酸っぱいだけで全然おいしく感じなかったが、今では大好きで毎日食べているとか。もう一皿はソマリア人の米料理。
 
ソマリアでも米が食べられているんだ、と知った。昔、日本のアフリカ食糧援助に米を送ったことを「現地の食糧事情を知らない馬鹿な行為」と新聞か雑誌で読んだ記憶があったからだ。それはたまたま米を食べないアフリカの地域に送ってしまったことを書いたのかもね。いや、もしかして、日本の粘ついた米がアフリカで嫌われたのかもしれない。日本と韓国以外のほとんどの国や地域ではインディカ米が好まれる様子だ。

普段の食卓の様子を経験させてくれて嬉しい私。来客時には豪勢に、とついつい張り切ってしまいがちな日本の習慣もいいとは思うけれど。予告もなしに突然現れる私に快く食事を分け与える彼女らのおおらかさに感謝。





実家大好き欧州

2015年05月06日 | ひとびと
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夫と日本で知り合った頃、彼が毎週末実家に電話しているところを見て仰天した覚えがある。私の父親や弟が実家に用もないのに定期的に電話するなどなかったものだ。
こちらでいろいろな人を観察していると、日本の家庭より親との結びつきが強いような印象がある。
フランス在住日本人からもそういう報告があるので、もしかした欧州人はそうなのか、と思案しているところに今ではかなり仲良しベルギー在住のたまさんから写真入の報告をもらったので紹介。

                




添付の写真は、典型的なルーベン市の金曜の午後の風景です。

写真には3人しか写っていませんが、果てしなくぞろぞろゴロゴロと駅に向かいます。
1週間の学業を終え、実家に戻るベルギー人の学生たちです。
スーツケースやキャリーバッグの中身は、シーツなどの洗濯が必要な衣類と、空の容器と、たまに教科書。


逆向きのぞろぞろゴロゴロは、日曜の夜、日が暮れる頃に大量発生します。
駅から、レンタルしているワンルームに向かって。
荷物には、洗濯済みのシーツと服、数日分の食料を母親に詰めてもらって。

ルーベンに住み始めた当時、「わールーベンってたくさんの旅行者が行き来するのねー」と勘違いしておりました。
金曜日、授業が終わると、ゴロゴロと里帰りするので、
木曜の夜が、学生猿の飲んだくれ日で、学生カフェ周辺はカルナバル状態。
これが毎週毎週毎週繰り返されます。

ちょっと感心します。
私だったら、毎週末里帰りなんてしない。めんどくさすぎる。毎週荷造りなんて。
郊外のど田舎村に戻るのに、電車+バスか車の迎え…片道1時間ではすまないし。
洗濯はランドリーでできるし、ルーベンに残ってた方が、自由で楽しいだろうにー、と思うのですが…

そして、ベルギー人って、こども甘やかしすぎ。
6~9月は、新学生の部屋探しシーズンですが、もちろん親が契約し、親が支払い。
引越し時の大掃除も、もちろん親です。

ベルギー人同僚、40才で一人暮らしですが…つい最近一軒家を買うまでのアパート生活では、
毎週末、洗濯(必要)ものと「ごみ」を持って、実家に戻ってました…ありえねー
と思ってたけど、私の以前の階下住民も、やっぱり40になろうかというのに、
同じことしてました…日曜の夜、洗濯アイロンの済んだ服を持って、部屋に戻ってくるのです。
こいつら見てたら、ベルギー男がこざっぱりしているのは、ママのおかげだけど、本人たちの実用能力は!?




                

日本にいたときは「欧米の家庭は子供を早く独立させる」という内容の書籍や報道があった記憶がある。正確な記憶ではないが、何らかの方法で「欧米のように子供は早く独立するほうがえらい、実家を頼るのは悪いこと」というイメージを植えつけられていた印象だ。
ウチのように完全な同居は数少ないが、二世帯住宅や親の住まいのごく近くに住む人々がいるのを普通に観察できる。
平日日中に孫と思われる子供を連れて歩いている高齢者も多いので、そうやって息子娘の生活に協力している人も多いのだろう。

たまさんが書いているとおり、週末ごとの帰省なんて、私もちょっと面倒くさいと思う。
こちらの学生は週末に仲間と過ごしたりアルバイト(なんだかドイツ語からの言葉で使いにくいが、要するに正規雇用でない就業形態の仕事)したり、一人で黙々と勉強したりテレビを観たり、あるいはデートしたりしないのかしら?

ここ周辺では結婚した夫婦(結婚していなくても)が揃って旦那さんの実家に週末ごとに帰っている例も聞いている。これは日本ではかなり珍しいのではなかろうか。

思っていたより親との絆が強い欧州、いいんじゃあないかぁ~、とちょっと威張ってみる。
いや、以前の日本のように「親から早く独立するほうがえらい」という考えの方がえらいのかな、うほほっ。













家の造り方14

2015年05月05日 | 家屋
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五月三日日曜日。何気に散歩をするフリをしながら撮影。
 
おおっ、クレーンでの仕事は終了したのか、無くなっている。すっきりしたな。屋根瓦も終了。本当は仕事中を撮影してみたかったけれど!
 
車庫部分。車庫の下も地下室になっている家も多い。
 
まだブロックが積まれている。どこに使うのだろう。

屋内の壁のブロックは薄い。鉄筋などが入っていないから、思い切り蹴ったりすると崩れるのだろうか。
 
いろいろな部分が日本の一般家屋と違うのだろうが、素人目で一番違うのは、こちらのどの家も例外なく地下室があることだな。

今日、庭の池に金魚を食べに来た鷺。二階のりす部屋から盗撮。手入れの悪い窓ガラスの様子を大公開するようで恥ずかしい。なんだ、この白い点々はぁ~?

義両親たちは食べやすいように金魚をプラスチック製の桶に入れて、鷺のお気に入りの場所に置いてやったんだ。
ところがこの鷺、視力が悪いのか黒い桶にいる黒い金魚が見えないらしく、往生していた。
義母「明日、黄色の桶に入れ替えるわ」
そこまでして、鷺の面倒を見てやる義母の気持ちがちょいとわからない。







ミイラみたい

2015年05月04日 | いろいろ
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先日、テレビ放送のこの映画を夫と一緒に観ていた。


彼は、ミイラが動いているシーンでぼそっと言った。
「りすみたい・・・」
えええっ?私みたいって、肌色が黒いところ?いや、やせさらばえているところ?
夫は最近何かと「もっと食え、もっと太れ」とうるさいんだ。日本にいたときは全然そんなことを言わなかったし、こちらに来てからもつい2,3年前までは、特に気にならなかった様子。
彼は長く日本へ行っていないものだから、日本人女性の体格がどんなだったか忘れてきているのだろう。事務所のでっかい欧州女ばかり目にしているせいだろう。
私が日本女子同年代標準体型かと尋ねられればそうとも言えるしそうじゃあないとも言える。帰省すると「全然変わりませんね」と言われる場合と「大きくなりましたね」と言われる場合があるんだ。ちなみにBMIは18くらいで、これは成人してからほとんど変化がない。ユニクロのMサイズのTシャツが小さく感じることもあるのでもしかして標準より大きいんじゃあないかって喜んだりすることさえあるんだ。
まあ、そういうことはどうでも、ミイラにたとえられるのはかなり行き過ぎだぞ、ウサギ君!(夫の愛称、ハーゼより)
でもね、作品中のミイラたち、愛嬌があって好感度抜群なんだ。ミイラでもいいかも、私。
この予告編ではなんだかまじめな作品に感じるけれど、ハチャメチャコメディーだ。監督は「グラン・ブルー」のリュック・ベッソン、フランスらしい明るさに満ちていてとてもいい。
ミイラりすと呼ばれても構わないと思わせる映画の宣伝になっちゃった、あはは~。
いや、そんなに痩せていないので、大丈夫。さっきも義母のギトギトパンケーキ昼食でおなかをいっぱいにしたし。
ああ、この油まみれの食卓が私の胃にあわなくて太らないのかなぁ。または同居というだけで神経遣って脳がカロリー使うからか。いずれにしてもミイラりすでいいと思っているのだから、平気さー。