台湾人友人の一人のK子さん、彼女の住まいは風呂場の改築工事中だ。
夫婦で働いているため、平日日中に来る職人たちのために私がいることになった。
この浴槽はかれこれ1週間以上も庭に置かれている・・・
職人たちはすべてルーマニア人で、なかにはドイツ語が全くできない人もいた。
世界中で急速に人種、国籍が違うものが一緒に暮すようになってきているのを感じる。
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K子さんが私に作った炒飯。
炒飯はどんなにへたくそに作っても、おいしく仕上がる料理の一つだと思う。
日本では「ご飯がパラパラに仕上がるのがよろしい」などと言われていたけれど、実際そういう仕上がりにしている人たちはどれだけいるだろうか、とK子さんの料理を見て思った。
特に、日本のように粘りのある米を好む地域でパラパラに仕上げるなんて、至難のワザではないか。
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K子さんは中国出張のときに、そこで売られている食品を買ってくるようだ。
中国食品だけでなく、日本食もあるようでふりかけを大量に持っている。
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いやぁ、高い品だな。日本から中国へ輸出され、そこからドイツに渡ってきたこのふりかけ。
「何袋も買ったので、ひとつ差し上げますよ」
と、K子さんに言われて、遠慮した。
こんな高くつく品、もらってしまってはいけないと・・・
いや、もらっちゃった。
外国人に日本食をもらってしまうなんて・・・立場が逆なような気がするが、まあ、甘えてしまおう。
いま、気づいたが、このふりかけの賞味期限は今年4月までと記載されている。
賞味期限などあまり気にしない日本人以外の人々。大らかさはいろいろな面で感じる。
日本人どおしだったら、期限切れの品を贈るのはためらってしまう人が多いのではなかろうか。