飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

努力こそすべて

2006年10月10日 23時50分29秒 | 授業論
教育の世界では、一貫して子どもたちに教えなければならないことがある。
それは、才能や天性のものよりも努力が大切だということだ。
努力することにより、人間の能力は向上し、可能性は広がっていく。
もし、生まれつきの才能がすべてだとしたらだれが努力をするだろう。
無駄な努力はこの世にはないと教えなければならない。

NBAの選手は天才と言われている。
NBAでプレーできる選手はほんとに少ない。
ましてやスタープレイヤーと言われる人物は数億人に一人の割合でしか存在しない。
まさに数字で考えれば奇蹟なのだ。

その天才達が、バスケットのプレーの中で奇蹟を起こす。
しかし、天才と言われると選手達は異口同音に自分たちは天才ではないという。
NBAの代表的センタープレイヤー、シャキール・オニールの言葉。
「神がボクに与えたのは、48%の才能だ。
 あとの52%は練習で得たものだ。
 ぼくは天賦の才能を信じない。
 信じるのは努力だけだ。」

練習の重要性をマジック・ジョンソンは次のように言っている。
「どんなプレイヤーでも、ベストを尽くして練習しなくては、最高のプレーをすることはできない。
 適当に練習している選手は、ゲームでもそれが表れてしまう。」
ふだんのどこチームでもしているような、ドリブルシュート、パス、1対1をどのような目的意識をもって行っているか。
ゲームと同じ緊張感をもって、練習に取り組んでいるか。
緊張や目的意識の中で練習することによりゲームで通用するテクニックが身につく。

ピート・マラビッチの言葉。
「練習に全力で取り組まない人はゲームでも全力をつくすことはできない。」
チャールズ・バークレーの言葉。
「おれは、誰よりも一生懸命やっている。
 おれと同じくらいの奴はいても、おれ以上にやっているやつはいない。」
ダン・マーリー
「ぼくは人より才能が劣るから人の数倍努力する。」
マーク・プライスの言葉。
「強くなるためには、ただ練習あるのみ。」

練習も努力もありふれた言葉である。
教師なら誰でも毎日のように口にしている。
しかし、練習と努力の本当の意味と大切さをを理解している教師はどれだけいるだろう。
常に華やかさの裏には、人知れぬ努力と練習があるのである。

ピート・マラビッチの言葉。
「バスケットをしていないとき、いつも頭の片隅で思っていた。
 ロスやニューヨークの片隅で、今誰かがバスケットをしているんだ。
 早く練習にいかなくちゃって」
「成功に近道はない。
 努力と積み重ねなんだ。」

(saitani)
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