飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

夕日がせなかをおしてくる

2017年03月26日 16時01分04秒 | 国語科
阪田寛夫の詩に「夕日がせなかをおしてくる」という詩がある。
その詩の実践である。

「黒板に届くくらいの大きさで、声に出して3回読みましょう。」
声の目安と回数を具体的に指示する。

「2つの連の同じところはどこですか。教科書に線を引きます」
ここで2つの連の繰り返し部分に着目させる。
1 さよなら さよなら さよなら
2 ばんごはんがまってるぞ
3 夕日がせなかをおしてくる

「『まっかなうで』は誰の『うで』ですか。ノートに書きます。」
・夕日のうで
・夕日
擬人法が使われていることに気づく。
・太陽の光
擬人法は人間ではないものを人間にたとえるレトレックである。
見立てるという点で「隠喩」の一種でもある。
あまり知られていないが、反対にあるのが「擬物法」。
一座の看板、石頭、大国柱、生き字引など。
人間を人間以外のものに例えるレトレック。

では、なぜこのようなレトリック、擬人帽を使うのだろう。
それは、理解を助けたり、親近感をわかせる効果があるからである。

「夕日にうでがありますか」
・ありません。

「夕日がせなかをおしてくる」と「夕日がせなかにさしている」を比べるとどんな違いを感じますか。
・太陽の光が強くさしている感じがする。
・夕日が身近に感じる。

「ばんごはんがまってるぞ あしたのあさねすごすな」が2回でてきますか、一連は誰が誰に言っているのですか。
二連は誰が誰に言っているのでしょうか。
考えをノートに書きます。
・一連 夕日→きみたち
・二連 ぼくら→太陽

「どなるんだ」とありますが、ぼくらはおこっているのでしょうか。
ぼくらの気持ちがわかるところを探して、ノートに書きましょう。
この発問の意図は、夕日とばくらを比べることによって、読み手の読み取りや感想を表現させるためである。
【おこっていない】
・きみたちと丁寧な言い方をしているから。
・さよならと3回もいっていて、別れを惜しんでいるから。
・暗くなると危ないからはやく帰ったほうがいいと心配しているから。そんなにおすなあわてるな。
・「あしたの朝ねすごすな」と心配しているから。
・「ぐるりふりむき」の表現がなんとなく楽しそうだから。

【おこっている】
・「ばんごはんがまってるぞ」と同じ言葉を言い返しているから。

最後に、詩を読んだ感想をまとめて授業を終える。

saitani





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三浦半島1周 2

2017年03月25日 12時22分38秒 | 趣味
平成29年3月22日水曜日、休日を利用して三浦半島を一周してみた。
ミラウイチは昨年以来、2回めになる。
コース的には前回とほぼ同じだが、逗子から横須賀に出るルートがよくわからず、前回と違った道なので、随分時間がかかった印象がある。
三浦半島は、見どころやおしゃれなカフェなどもあり、ローディーも多い。
また、比較的平坦なルートが多いので、初心者にとっても無理せず走れる。
ただし、逗子から茅ヶ崎あたりは、慢性的な渋滞エリアなので、自動車の横をすり抜けることになる。
非常に神経を使い、疲れるライドとなる。

今回は、先輩ライダーと一緒させていただいたので、気持ちの上でも余裕があり、気になったお店にも立ち寄ることができた。
城ヶ島のマグロ丼は美味だった。
立ち寄りたい店が定休日だったのは残念だったが、また、近いうちに訪れたいコースだった。

これまでのバイクレコード。

合計巡航距離 1365km
3月 177km
2月 331km
1月 334km

最近は、順調に月平均300km以上を走っているが、今月は休日に用事があり、思うように走れなかった。
季節もよくなるので、また、時間の作って記録を伸ばしたい。

saitani


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人が変わる方法

2017年03月25日 12時07分03秒 | 人生論
人が変わる方法は三つしかない。
ひとつは時間配分を変える。
2番めは、住む場所を変える。
3番目は、付き合う人を変える。
子の三つの要素でしか、人間は変わらない。
もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

この中でまずすることは、最も無意味だと言われれている決意をあらたにすることだろう。
これも自分の考えでは大事だが、一歩にはなるが、変わるという事実からは程遠い。
決意を実行に移すことによって、変わるのだが、実行や行動に移せる人はほとんどいないといっていいだろう。

では、すぐにできることは何か。
それは、時間配分を変えることだそうだ。
では、さらに詳細に考えると特に朝の時間帯を変えることが一番効果がある。

早寝、早起きは、人を健康にし、金持ちにし、そして賢くする
という言葉がある。
ベンジャミン・フランクリン

多くの企業の社長もこの早朝に仕事をするという習慣をもっている。
朝の1時間は、昼間や夜の10時間に匹敵する。
一日のスタートを気持ちよく、効率よく切ることは、その後のリズムやテンポに影響し、新しい創造的な活動に結びついていく。

来週からは、平成29年度のスタート。
新たな気持ちで、朝活動を充実させて行くことにする。

saitani

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