飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

不適応行動の強化

2015年10月17日 12時52分54秒 | 教育論
教室で子供を叱ると次のような行動をとる子がいる。
立ち歩きがあったときに、「席につきなさい」と強く注意すると逃げる。
そして、そしてそれを追いかけるとうれしそうに逃げる。
これにはどんな原理が働いているのかを知る必要がある。

認知行動療法には次のような考えがあるという。
「刺激を入れられた行動は強化され、刺激が入れられなかった行動は、弱化していく」
何か教師が注意しようとするとその部分が強化され、より、悪化していく。

ほめて伸ばすことが大切だと言われる。
ほめることによって、善い行いを強化する。
「姿勢がいいね」「素早く行動できたね」「準備がしっかりできているね」
とかく教師はこの逆で、悪い子に目がいってしまい、そちらを注意してしまう。
これでは不適応行動は良くならない。

良い子をほめて、注意すべき子を指導する考え方が大事だ。
できて当たり前という考えを教師は転換して、当たり前にできている子こそほめていくことによって不適応行動や問題行動は好転していく。

saitani

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頑張っているが立派でないこと

2015年10月17日 11時39分19秒 | 教育論
人は目標をもち、その達成のために努力をする。
自分の技術の向上のため、収益のために頑張る。
それはできる。

子供たちも同じである。
学級の中には、頑張ってはいるが立派ではない子がいる。
大人社会でいえば、営業マンが契約をとり、成績をアップすれば頑張っているが立派とは言われない。
その営業マンが上がった給料を募金する。
すると立派だねと言われる。

最近の新聞記事で見たが、私もよく走る自転車道を走りながら空き缶拾いをしているグループがある。
このライダーたちは、頑張っていると同時に、立派である。

この違いはなんだろうか。
それは、公共心、公的精神がそこにあるかどうかだ。
この公の心こそ、子供たちも不足している気持ちである。
自分のための努力は当たり前。
大切なことはその努力をいかに世のため、人のために使えるのかを考えることこそ価値がある。

saitani

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愛嬌

2015年10月17日 11時23分29秒 | 教育論
「青春とは心の若さである。
 信念と希望にあふれ、勇気にみてい日に新たな活動を続けるかぎり、青春は永遠にその人のものである」

これはサミュエル・ウルマンの詩である。
私がこの詩を知ったのは松下幸之助の書籍を通じてである。

なぜ、この詩を松下幸之助が見つけたのか。
それは、こんなエピソードがある。
松下幸之助と共に苦労し、仕事を進めてきた同僚も年をとってきた。
何か励ますものはないかと探していたときに目にとまったのがこの詩である。

松下幸之助はマイナスのことをプラスに変えて、常に心の若さを保ってきた人物である。

また。指導者の条件として4つのことをあげている。
1 理想をかかげ明確なビジョンを示すこと。
2 熱心さ
3 指導精神

そして、もう一つが面白い。
「上司の一番の仕事は部下にええ仕事をさせることやな。
 ところがうちも組織が大きくなって何か偉そうにしたり、ケチをつけたりすることが上司の責任と錯覚しておるものが多くなったように思えてならんのや。
 君、皆に言うといてくれ。
 あなたは部下に対して愛嬌がありますか、なければ失格やと。
 これは松下幸之助の遺言やと」。

確かに教師も同じだ。
愛嬌のない教師には子供たちもついてこない。
最近、改めて感じる。

saitani

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打つ手は無限

2015年10月17日 10時00分18秒 | 人生論
すばらしい名画よりも
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを
私はもっている
どんな時でも
どんな苦しい場合でも
愚痴を言わない
参ったと泣き言を言わない
何か方法はないだろうか
何か方法はるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ずなんとかなるものである
なぜなら
打つ手は常に無限にあるからだ

幕末の志士の高杉晋作は生涯口にしなかった言葉があるという。
それは「困った」という言葉だ。
どんな窮地に立たされても絶対に口にしない。
それは、「困った」と口した瞬間に思考は止まり、窮地が死地になり、その先の活路が見いだせなくなることを知っていたからだろう。

自分のそんな姿勢でいつもいたい。

satin

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ROAD BIKE RECORD

2015年10月12日 22時05分20秒 | 趣味
平成27年10月10日(土)現在の記録。

走行距離 5816km
セッション 166
高度 80164m

月別走行距離
9月 373km
8月 413km
7月 170km
6月 263km
5月 308km
4月 153km
3月 228km
2月 376km
1月 388km

週末しか走る機会がないので月に頑張っても300km位だろう。
次の目標は10000km.
単純に考えると来年の年末くらいだろうか。
無理をせず、気長に努力したいと思う。

saitani

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ビワイチ チャレンジ

2015年10月12日 21時38分42秒 | 趣味
10月10日(土)びわいちに挑戦した。
約二ヶ月前に、初めてチャレンジしたが、その時には60kmほど走ったところでマシントラブルが発生し、残念ながらリタイヤすることになった。
次に日になんとか修理をして、途中参加したがあわせて100kmほどの距離を走っただけだった。

今年中には再チャレンジをしようと考え、リベンジをすることとなった。
金曜日の仕事を終えたたあと、地元を出発して琵琶湖を目指した。
前回と違い、宿も予約せず、いきあたりばったりの決行となった。

午後11時ころに多賀サービスエリア内にあるレストハウスで入浴、仮眠をとったあと再び名神高速道路で琵琶湖を目指す。
琵琶湖大橋近くにある道の駅に車を停め、午前6時30分、いよいよビワイチチャレンジの開始である。

前回は土砂降りの中を走ったが、今回は曇り空でライドには絶好の気候だった。
琵琶湖大橋を渡り、反時計回りに一周する。
このあたりは前回、走っているので距離感もつかむことができ、まだまだ余裕があった。

近江八幡、彦根、米原、長浜と順調に巡航。
途中、クラブハリエでパンを捕食。
木之本では、名物のサラダパンを食べた。
B級グルメではあるがとてもシンプルで美味だった。

いよいよこのあとビワイチ最大の難所湖北の通過である。
前回は、よく地理的な状況を理解していないこともあって、危険なトンネルをいくつも通過することになったが、今回は、ルート変更することにより、安全に走行できた。

旧道にまわり、旧賤ヶ岳トンネルを通り抜けると、湖北の絶景が待っていた。
やや霧がかかっているものの幻想的な風景だった。
このあと奥琵琶湖トンネルは、琵琶湖パークウエイ方面に迂回し、そのあとは崩落情報で通行止めだと思っていた海津大崎を通るとほとんどのトンネルを迂回することができた。
しかも湖畔の道を走るので気分も爽快である。

やがてマキノの湖周道路合流する。
ここからは一路南下ルートをたどる。

白鬚神社で交通安全祈願をしたあと午後3時半には琵琶湖大橋にもどった。
ここまでで160km.

真ビワイチを目指し、時間的には厳しかったが南湖を目指した。
ビワイチの本来の起点である瀬田唐橋を見たかったからだ。

ただ、大津市内は街なかの一般道を走るため、危険が伴い、信号も多く閉口した。
やがて瀬田唐橋に到着。
今度は琵琶湖大橋を目指してひたすら北上する。
あたりは日が落ちて、薄暗くなってきた。
ライトをつけて一路湖岸を走る。

午後5時30分、琵琶湖大橋にもどり、真ビワイチを達成した。
11時間、198kmの走行だった。

なんとも言えない達成感を感じた。
琵琶湖は本当に景色もよく、清々しい気持ちにさせてくれるとてもよいコースである。
また、近いうちに訪れてみたいと思った。

saitani

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